月のひびき (徳正寺だより)

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それは仏さまとの日暮らし…

暗中住職

2012年06月06日 21時43分32秒 | 仏々相念(住職日記)

暗いよ~・・・

 

つぶやくために、習う。書き込むために、食べる。

こんな消費行動を「ネタ消費」と呼ぶらしい「愛媛新聞、地軸」

 

こんなブログでも日常になってしまっているコイツは、新聞にしてもテレビにしても「ブログ」って言葉に敏感に反応してしまいます。

今日の地軸にもこんな出だしで書かれてありました。

続いて、

ツイッタ―やブログに発信することを目的に、話の種、ネタになりそうな商品を買い、体験する。

つぶやくにも元手と手間がかかる時代。

 

は~・・・皆さん、凝っておられるのでしょうね。

いろんなモノを紹介されたり体験されたりで面白く書かれておられるのでしょう。

私は、根本興味がないのでこのブログを書くのが精一杯。

他の方が書かれているのを参考にすればいいものをそれすらしないのですから・・・

成長しません。

 

今日、九州の法友から電話がありました。

久しぶりに聞く懐かしい声です。

先日、思い付いて電話していたのですが留守だったために今日、掛けてくれたのでしょう。

ま~、次から次へと出てくる話題に笑う笑う!

どうして私の法友はこうも話が達者なのでしょうか・・・

こんなにしゃべれたらいいよな~っていつも思います。

私も気持ちはベラベラしゃべっているのですが・・・

 

その法友が言うのです、

「F君に言われてブログ読んだよ!暗いよ!暗い!こんな暗いブログ初めて読んだ!」

親友であるが故にホンマを突き付けます。

「パンが大きくなったりとか小さくなったりとか・・・暗いよ!」

「しょうがないやん、ネタがないんやけん!」

 

痛いところを突きます。

書いてる本人が「暗い」のは承知しているのです。

でも性格上、明るいことも書けないし書かないし・・・

嘘のない日常は基本、判で押したような時が流れるのです。

そんな日常のなかで書いていることのしんどさ・・・

身の周りでの「ネタ」探しの辛さ・・・

これ書こう!てなモノがあればスラスラ書けるのですが、ない時のパソコンの前での時の長さ・・・

何回パソコンの音が変わるやら・・・

ため息は一端についています。

じゃ~止めれば!って話になるのですが・・・

 

でも、自分にとってこのひと時はやっぱり大切です。

日常における慚愧はお勤めの時にもさせていただくことですが、コイツは直ぐに忘れてしまって・・・

でも、こんなモノでも残っていると忘れていた大切なことを思い出させていただきますもんね。

その時の嬉しさは結構重いモノになることです。

 

暗いコイツで申し訳ないことです。

どこまでも自分勝手でしょうもないことばかり書いていることです。