月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

夜空之下

2012年06月18日 21時51分04秒 | 仏々相念(住職日記)

あ~・・・

 

昨夜、よくよくの御縁あり寝転がりながら夜空を見上げました。

「うっっ・・・タタタ~」って感じで仰向けになる。

 

腰の痛くない方は寝返りも仰向けも簡単にされます。

でも、腰を傷めるとそれすら大変なんです。

動かす時は息を止め「急」は禁物!

「ジワ~・・・」

形が決まったら「フ~・・・」っと息を吐きつつ力を抜きます。

 

狭い空間で見上げた空はドンヨリと曇り、街の色なのか赤っぽい色が隅の方に混じっていました。

「なんか・・・こうやって夜空見上げるのも久しぶりだな~」って。

しかし・・・狭い空だな~

まるでコイツの心の眼のようです。

 

浅はかな頭で思ったことがすべてのように思っているコイツ。

もっともっと、広くて深い色の空で包まれているのに・・・

 

申し訳ない・・・


薫る街のはなし

2012年06月18日 16時32分01秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
本願寺にお参りをさせていただいています

今朝のおあさじ、お昼座と、常例布教をお聴聞させていただき、いろんなことを考えながら京都駅までの道すがら…

ふと、いい薫りが鼻をかすめました

近づくと、お香やさんの前…

香炉にお香が焚かれてありました

「只今、京のせせらぎ を焚いております」


お香の薫りっていいですね

ふっ…と、そっ…と

薫って、この身に絡み…

「一緒にいるよ…」と励ましてくださる仏さまのよう…

まどかなるお浄土の薫りですもの…


京都の門前町…やっぱりいいですね