月のひびき (徳正寺だより)

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それは仏さまとの日暮らし…

歯垢除去

2013年05月07日 20時08分20秒 | 仏々相念(住職日記)

汚れを・・・

 

歯科検診に行ってきました。

別に痛むところもないし不具合もないし行かんでもいいかな~って思います。

でも毎回ご案内をいただくものですから・・・

グシャグシャになっていた歯を治療していただいたものですから・・・

大事にしなくてはと思いつつ。

 

半年に一回なのですが汚れとるのですね。

日に四回は歯磨きもするのですが・・・

余程磨き方が悪いのでしょう。

 

何時頃からか前歯についていた汚れ。

気付いた時には遅くてなかなか落ちません。

ゴシゴシ磨くも効果なし。

それどころか歯茎を傷めるのが関の山。

そんな汚れを引っさげて歯科医院に向かいます。

 

先生に診ていただくと虫歯等は無かった様子。

「汚れが落ちなかったらシリコンで磨いて・・・」

 

「最初に歯垢が溜まってますから取っておきましょうね」

ゴリゴリゴリこびりついた歯垢を取り除いていただきます。

どんな器具でされているのか分かりません。

想像的にはフック船長の腕のミニチュア版のようなモノなのでしょうか・・・

とにかくしぶといコイツの垢を取り除いて下さることです。

 

「着色を取って磨いていきますね」

傍目から見ると可笑しかろうなっていう変顔状態にされた中できれいにしてくださいます。

 

どれもこれもコイツがつけたものばかり。

歯垢も着色もしつこくて・・・

コイツらしいと言えばそうなのですが・・・

 

当の本人偉そうに、

横になり顎が外れるんじゃないかと思うくらい大きな口広げたまんま・・・

看護師(歯科衛生士?)さんは動く椅子を駆使して右に左、

御苦労かけることです。

 

コイツの腹にたまる垢・・・

これでもか、これでもかと言わんばかりに蓄積される。

それを問題にできるようになったらしめたもの。

必ず救うまかせよと阿弥陀さまが引き受けておって下さっていました。

 

でも、いい先生がいてくださるからって怠ってはいけません。

下手な歯磨きですが願生ります。

大きな顔に獅子舞のような歯をむき出しにして

鏡のコイツと睨めっこしながらゴシゴシと・・・

 

全然、きれいになりませんが・・・

コイツの心のように。