くるくると・・・
一日の中でいろんな想いがくるくると巡ります。
嬉しいことであったり、
悲しいことであったり、
辛いことであったり、
クルクル、クルクル・・・
どこにお参りさせていただいても過疎化の村ですので若い方がおられません。
殆どが人生の先輩ばかりです。
なので、言いたいことも言えずに帰ることも多々あることです。
恩師に出会った頃はコイツも若かったですが恩師も若かった。
未だに若い恩師は、一緒に写真を撮り寺報に載せると
「息子さんかな・・・大きくなられましたな~」って言われる始末。
その恩師が仰っていました、
「40代になると皆聞いてくれるようになるよ・・・」って。
コイツは法話の時にその時のご縁で感じたこと、思ってほしいことを話させていただいています。
穏やかに話させていただくこともあれば、言葉が荒れる時もあります。
その時その時・・・
情けないことです。
でも、こんなコイツの戯言でも人生の先輩が聞いて下さる。
その想いを感じて実践してくださる。
「すいません・・・偉そうに・・・」
そんな想いを背中に聞こえる声を聞きながら持ったりします。
先日、あるモノを探していると思いがけず見つけてしまいました。
この時計、コイツが小学生の頃に着けてた腕時計。
どうしたんでしょうね、
誰にいただいたかは定かではないのですが確かにその頃のモノ。
自動巻きですのでリューズを巻いてみると動きます。
あまり誤差ができることもなく時を刻みます。
「お~、まだ動くんだ・・・ベルト換えるとまだまだ使えるよな~」
てことで、傷消しのクリームで磨き上げすぐさまベルト買ってきて着けてみました。
値打ちもなんもない時計ですが・・・
また新たにくるくる変わるコイツの日常を刻んでくれます。