月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

坊守一喝

2013年05月23日 20時55分41秒 | 仏々相念(住職日記)

子どもが笑うよ・・・

 

恥ずかしいかぎりです、コイツの有様。

そんな恥ずかしい有様を引っさげ生きているコイツを支えてくださる。

いつも、いつも・・・

 

コイツは苦手なモノばかりでして・・・

実は、魚が苦手なのです。

以前、書いたでしょうか、

子どもの頃、魚の骨がのどに引っ掛かって取れなくなりました。

長き時間苦しんだのです。

それがトラウマ・・・

未だに苦手で食べる姿は見ておれないような姿なのでしょう。

今日も一喝坊守からいただいたことです、

「お口を閉じてモグモグしなさい!」

オレはモグモグモグタンかって心の中でつっこみつつ、「モグモグ、モグモグ・・・」

その姿があまりにも滑稽だったんでしょうね、

「子どもが笑いますよ!」

息子の方を見るとニタ~って笑っています。

「いつまでもオコチャマだな~」って感じで・・・

息子は凄いです。

余程の骨じゃないかぎりバリバリガリガリってな感じで男岩木(ドカベン)もビックリするほどです。

遥かに大人でして、息子。

 

情けないことです、コイツ。

 

今日、ご縁をいただいたお姉さんは連発する言葉があります。

「スイマセン・・・」

以前、これにも書いたことがあるお方です。

このお姉さんの姿勢、好きですコイツ。

言葉だけではなく態度もその思いいっぱいの姿。

あなたのお陰で・・・

そう気付く時、姿にも声にもなっていくのでしょう・・・

コイツだからっていうのではなく皆さんにも同じ姿勢。

だから素晴らしいのです。

 

世の中にはいろんな人がいます。

目下と思えば偉そうな態度・・・

それが目上と気付けば手のひら換えたように媚びる態度・・・

そんなん大嫌いです、コイツ。

「情けないヤツだな~・・・」

絶対友だちになれないタイプです。

 

お姉さんの「スイマセン・・・」を胸に置きつつ阿弥陀さまの前に座らせていただくと

やっぱりコイツも「スイマセン・・・」「ありがとうございます・・・」

今日もあったか~いおはたらきに出会いつつ生かさせていただいたことです。

 

魚の命に「スイマセン・・・」言ってたか・・・

「スイマセン・・・」言ってなかったです。

「ありがとうございます・・・」言ってたか・・・

「スイマセン・・・」言ってなかったです。

 

手のひら返す嫌な奴はコイツでありました・・・