よっしゃ、これから・・・
目指す方向が決まります。
「よっしゃ、これしかないんだ」って腹が決まれば進むのみ。
苦しいことも辛いこともあるよ、沢山に。
その都度、崩れても・・・
立ち止まっても・・・
後ずさっても・・・
次から次へといろいろあるよ。
でも、そんな力のない自分を必要としてくれている人がいる。
ウダウダグダグダしているような自分を「大切に生きろ」と願う人がいる。
一緒に涙し微笑んで・・・いつもいつも。
そのおはたらきを思う時、また歩めるのでしょう。
そんな微笑があることを胸に今日を生かさせてもらおう。
そして、自分の胸にあるその優しき微笑を目の前の涙する人に施そう。
そんな優しさを施すことができるあなたです。
あなたが造るはたらきできっと多くの人が微笑むことができるでしょう。
これまでたくさんの微笑をいただいたあなたの優しき味を大切にして下さい。
しかし、暑いですね~・・・
今日も暑い一日でしたね。
元気でお過ごしですか・・・
ま~、何回この挨拶をしたことでしょう。
口下手なコイツはアレンジすることもなくどこに行っても同じフレーズでして・・・
申し訳ない。
「本当に暑いですね、気を付けてお参り下さい」
そうお言葉をいただきながら出してくださる栄養ドリンクの数々。
キンキンに冷やされたドリンクも汗を掻いています。
「ありがとうございま~す」ってすべて飲み干し、
「元気になって帰りま~す」ってバタバタと足早に・・・
どこに参っても「行ってきま~す」って失礼しています。
なんか我が家を出るように皆さん優しくして下さるものですから・・・
「気を付けていってらっしゃい」って・・・
その声を背中に聞きながら「よっしゃ~」って感じで。
有難いことです。
お盆だから帰ろうって故郷を目指し帰られる。
あなたが帰る家はここだよと明かりを灯し待たれる。
そんな帰省ラッシュのスタート。
浄土真宗でのお盆って亡き人を迎える行事ではありません。
さあ、盆だからこの家に帰って下さい・・・
さあ、盆も終わりますからあの世に帰って下さい・・・
そんな単発的なものではありません。
盆だろうが彼岸だろうがなんだろうが関係ないのです。
コイツの為にず~っと還っておってくださる。
ず~っと一緒にいてくださる。
そうですよね、
地獄落ちの種しか造らないコイツですから一緒におらんことには大変なことになる。
それが分かる阿弥陀ほとけはず~っと一緒におって下さる。
その安心に気付くひと時がお盆なのでしょう。
逆さに吊るされるような苦しき今を・・・
辛く悲しき今を・・・
大切に生き抜いてくれよと「南無阿弥陀仏」の呼び声となってくれておはたらき。
その声を聞かせていただきながら、
さあ歩ませていただきましょう、お浄土への道を・・・