息子の部屋の大掃除で見つけました
子どもたちが、まだ幼い頃…
私の父がお土産に持ってきてくれた、おさるのリュック!
姉弟そろって
「わ~、懐かしいね~」
そうです、ふたりおそろいのリュックだったのです
「実はめっちゃ気にいっとったんだ~」
と、息子はそのリュックを背中にしょってみせました
肩紐をいっぱいに伸ばしても、やっぱり窮屈な様子…
「18歳が背負う想定はしてないだろうしね~」
はにかんで笑う顔がなんともかわいくて
「弟を背負っとるみたい~」
と、からかうお姉ちゃんも、あとからしょってみてました
父が健在なら、写真を撮って送っていたでしょうね~
写真を撮らないまでも…
孫ふたりの成長を、仏さまとなって、いつも応援してくれているのでしょうけれど…
やっぱり、父の笑顔に会いたくて…
送る先のない写真を撮りました
忙しさに、忘れていることの方が多いのにね、お父さん
大掃除のついでに思い出しちゃったよ、お父さん
ありがとう、お父さん
爽やかだな~・・・
高知県四万十市では41度だったとか。
暑いでしょう、これは・・・
バタバタとする午後・・・
さあ、ニコニコに乗り込み南の方へハンドルを切ります。
国道に出る交差点、
ニコニコの鼻先を車道に出しながら入れるスペースを待ちます。
左を見るとサイクリングされている方が見えます。
あ~、こりゃ邪魔しとるわ~ってんでバックバック・・・
自転車が通れるスペースを空けます。
前後に大きな荷物を括り付けた自転車がすぐにやってきました。
その高知方面からやって来られたのでしょう。
何気に見たコイツがいました。
自転車の青年もこちらを見たかと思うと、
爽やかに微笑まれ手を挙げ会釈されます。
こちらこそ「邪魔してすいません」とばかりに頭を下げる。
気持ちのいいものです。
あ~、なんと爽やかな青年だろう・・・
そう感じ、思い彼の背中を見送りました。
四国一周なのか、全国なのか・・・
どちらにしてもそのしんどさから人生の御育てをいただくのでしょう。
自分がペダルを漕いで走る。
だれも代わることはありません。
上り坂に差し掛かると歯を食いしばり立ち漕ぎ、
「オッリャ~」って感じで。
上りがあれば下りがある、
食いしばっていた歯も緩み心地いい風を感じつつ足を擦る、
「フ~」って感じで。
今日の目標に向かって只管漕ぐ・・・
でもそんな一日の中にいろんな方と触れ合うのでしょう。
道を譲ってもらうことも譲ることも・・・
道を尋ねることもあることでしょう・・・
美味しい御馳走をいただくことも・・・
自分が歩む道なのにいろんな方と交差してこの一日がある。
これからも一緒にいる方であったり、
ただ一度だけすれ違うような方であったり・・・
誰も代わることのない我が人生の今日のドラマは如何でしたか・・・
大切にさせていただきましょう。
あっそうそう、ドラマといえば今日の「あまちゃん」早く観なければ・・・
主人公の爽やかさが堪らなく好きです。
楽しみです、コイツ。