月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

運転日和

2013年08月20日 20時06分21秒 | 仏々相念(住職日記)

ウトウトと・・・

 

午前中、組内の集まりが大洲市でありました。

あまり外出しないコイツを案じてくださるご住職もいてくださり、

「休みとか何しよるんですか?」

「家にいますね、よっぽどのことがないと出掛けんですね」

「偶には出て来て下さいよ」

「ありがとうございます」

 

人付き合いの悪いコイツ。

いけません・・・

 

会合が終わると失礼して速攻で出ます。

大洲まで来ているので松山まで走ろうと思っていました。

松山といえば献血でして・・・

間に合えば午前の部に入りたかったのですが・・・

大洲を出た時点で間に合わないのが分かりましたから・・・

ゆったりと走ります。

 

青い空・・・

日差しはキツイけどドライブ日和。

ストレス解消できます。

いろんな疲れが取れるようです。

 

今日の担当医師は顔見知りになったオバちゃん先生。

「ま~、お久しぶりです。お元気でおられましたか。お盆は大変でしたでしょう」

「ありがとうございます。何とかボツボツ・・・」

問診票に僧侶と出るので印象深かったのでしょうか、

それとも大きな顔が・・・

いつものことですが問診もそこそこに仏事に関する話になります。

「いつも御香の薫りがしますがどうしておられるのですか」

「時計のベルトや腕輪念珠に浸み込んでいるのでしょうね」

「お墓を移動したいのですが・・・」等々。

 

ポロシャツにジーパン姿の格好を気にもなさらず一応僧侶と見て下さることに恥ずかしさすら感じます。

ロビーで休ませてもらっていると「さっきの続き・・・」って感じで出てこられ・・・

コイツみたいなモノでも話そうとされる方がいるのですから・・・

ありがたいことです。

 

成分献血は一時間ほどかかります。

今日は背もたれの角度を寝かせてもらい寝る気十分。

ウトウトしているうちに終わっていました。

冷房で寒かろうと思ったのでしょうかいつの間にかブランケットまでかかっていました。

 

どこに行っても優しさに触れありがたく思います。

 

献血が終わるとまた宇和島に向けて帰ってきました。

また願生ろうっておもいながら・・・


茶道教室のはなし

2013年08月20日 18時48分27秒 | ふうわりふわり(坊守日記)

明石茶道教室のお床飾りです

 

藤田徹文先生の色紙は「常照我」

花三島の花器には萱と鶏頭と初雪蔓

 

お釜にしゅんとお湯が沸き、順にお点前のおけいこです

和気藹々とした中にも、緊張感があります

 

さーっと、風がお部屋を通り抜けました

萱の葉と髪の先が揺れます

 

穏やかな時も揺れました

風の中に・・・

ひかりの中に・・・