饗応離宮の入っているマンションの、向かいに建つ国立新美術館。
明るく素敵な美術館で、居心地も悪くはないのだが、
何となく空港の待ち合いロビーのようで、わくわく感が無いのは何故だろう・・
夜、久しぶりに友人の金子哲也氏と近況報告会をかねて食事をした際に、そんな話をしたら、
一級建築士の彼は、それが良くも悪くも黒川紀章なんだよ、と言う。
なるほどと思う。
ポールボキューズも入っている。
隣りの「政策研究大学院大学」という、ややこしい名前を持つ大学の庭から、
背後に国立新美術館を臨みつつ、名残の桜を観た。