石川知裕議員はよく分かっている・・・・。
裁判結果は驚天動地の結果だったが、
問題点が浮き彫りになった!
そして、石川議員は明晰になった。
元々そうだろうけれども、修羅場と現在の立場が
歯に衣を着せない『本音』議員に生長した・・・・。
いやあ、何とも面白い会見動画だろう。37分と比較的長いが、あっという間に視聴し終えた。是非、視聴しておいてほしい。
『武山祐三の日記』さんで教えてもらった。こちらは拡散の意味で、動画&全文転載する。一人でも多くの人に視て読んで頂きたいからだ。
世の中は狂ったままである。狂ってはいるが、次第に何が狂っているのか? その原因は何か? 現状はどうなっているのか? これからどうなるのかが、次第に明らかになりつつある。
それに石川議員の驚くべき明晰度に、感銘した。普段は寡黙で、取り分け、マスゴミメディアに登場する議員は、一見ひ弱な感じで、時には控えめすぎる言動を感じさせるが、それもマスゴミの捏造と、そして、本人の用心のためだろうと察知した。
信頼の置けるジャーナリストとの会見では、こうも豹変するとは驚きだ。きっと、芯はかなり強さと渋太いものを持っているのであろう。そう言う予測はしていたが、確認出来た思いである。又、頼もしく、心強く思った。
今の時代は狂っている。だから、権力から追求されるものが、どちらかというと善だ。そう観ると分かりやすい。
そう単純なものでは無いだろうが、様々な観測から、警察に狙われる普通の人間は、善である。検察もそうだ。裁判所で有罪、もしくは、敗訴する方が善である。
勿論、普通の破廉恥犯罪は除くし、権力に無関係の民事関係の事件は除くことは当然である。
その事は、やはり、変革期に位置していることの証左であろう。今必死に権力・利権にしがみついている連中は、手段を選ばない愚行を展開しているのだ。そう考えると、実に世界がすっきりする。多分、間違いない。
【転載開始】2011/10/11 石川知裕議員インタビュー
2011年10月11日に行われた、石川知裕衆議院議員のインタビュー。(スチール写真有り)
サポーター有志による文字起こしを掲載しました。(10/12追記)
石川知裕議員の事務所には、松山千春氏からの、結婚をお祝いする花束が。 伴侶となる女性の父親は、かつて東京地検特捜部によって捜査、告発され、無罪を訴えて戦った経験があるという。修羅馬をくぐった同士のご縁。
判決について、石川議員は、「水谷建設のヤミ献金とされる件についての事実認定と、大久保元秘書との共謀の事実認定については、証拠もないまま、推
認を重ねて事実認定したもので、このままでは、死んでも死にきれない。高裁で必ず逆転勝訴を勝ち取る」と強い口調で言い切った。
。
111011 石川知裕議員インタビュー from iwakamiyasumi_1 on Vimeo.
岩上安身氏「皆さんこんにちわ。ジャーナリストの岩上安身です。本日は石川知裕衆議院議員の特別インタビューをお送りしたいと思います。いま石川さんの議員会館の事務所の方にお邪魔にあがっております。石川さん、ご無沙汰しております」
石川知裕議員「どうも。ご無沙汰しております」
岩上「実は先日、判決の下された法廷。私も実は傍聴しておりまして」
石川「そうですか」
岩上「ですからお会いはしているんですけれども、微動だにせず、まっすぐ前を向かれていたので、たぶん石川さんは私に気付いていないだろうなと思いました」
石川「傍聴席のほうをあまりじろじろ見渡したりしないものですから、休憩時間になって、被告人控室というのがあります。そこに入るときにちょっと誰が来ているのかなと。この間の判決の時は私の兄と長男の洋三というのが、岩上さんにもお世話になっているという」
岩上「お会いしました。ちょうど入る時に、並んでいる時にすぐ前にいて『お久しぶりです』と。たぶん、無罪を確信していただろうという感じでした」
石川「そうですね。兄にも残念な思いを。後援会長で元足寄町長の高橋健一さんという方もおいで頂いていたんですが、かなり残念な思いを皆さんに抱かせてしまった判決でしたけれども、まっすぐ前を向いていたのは驚きと脱力感で周りを見る余裕はなかったですね」
岩上「判決の話、その内容について、これから聞きたいんですけども、その前にちょっとだけ。こちら素晴らしいお花が届いてますよね。『ご結婚を祝す』と松山千春さんからのお花。ご結婚、おめでとうございます。順序が逆になって申し訳ないんですけど(笑)」
石川「こんな時に、という事も頭をよぎりました。2009年3月3日の大久保さんの逮捕からずっとこんな時が続いているんですけど、有罪判決を受け
て、まあ比較的スピード婚なんです。5月半ば以降に知り合ったばっかりでしたので。前から結婚しようかということは言ってましたので、有罪判決を受けて
『入籍するか』と言ったら『いいよ』ということだったので。知り合ったのは、彼女のお父さんも東京地検特捜部に逮捕。2年前に逮捕されたんですかね。それ
で私と同じ時期に東京拘置所に入っていたという奇遇もありまして」
岩上「何の事件ですか?」
石川「ペイントハウスという会社の架空増資事件で、嫁の父親、阪中さんと言うんですが。阪中さんとしては、これは事件に当たらないということで無罪
を主張して戦ってきましたけれど、確定して懲役2年4カ月付き執行猶予4年だったと思うんですが。彼女自身もお父さんのその事件で家にガサ入れが入ってき
て、非常に嫌な思いをしてきて修羅場をくぐってきているという関係から、私もこれから大変厳しい状況にさらされる。今までもさらされてきましたし、これか
らも選挙で勝ちあがれるかということも含めて、もしかしたら無職になって無一文になるかもしれない。でもそういうドン底を経験している子だったらどんなこ
とがあっても大丈夫だろうと思って。大変な時に決断していただいて感謝しております。ちょっと話長くなってすいません」
岩上「いえいえ。素晴らしいご縁なんだなということが今のお話でよくわかりました。話を裁判の判決のほうに戻したいと思いますが。判決そのものをどのようにお受け止められました?」
石川「二つに分けて申し上げたいと思います。収支報告書の記載不記載については、たとえば土地の登記を平成16年に行わずに17年に延期をした。私
としては司法書士に聞いて、仮登記、本登記ということだから。土地の登記自体は隠してないですから。支出も隠しているわけではありません。翌年にずらして
いるだけですから。ただ、それ自体をとって故意ではないですし、合法だと思ってやったことですけど。でも16年に載ってないじゃないかと、結果的に。買っ
たときに載ってないじゃないかということを裁判所がどう認定をするのかというところが問題だと思っていました。それと4億円を載せてないじゃないかと。こ
の2つが大きな問題ですけれども、この記載・不記載に関しては認識の違いなので、ここに関しては、あとは高裁でもう一度自分たちの認識が認められるように
頑張っていきたいと思っています。
ただ許せないのは水谷建設の《推認》ですよね。それと、大久保、池田との、私と大久保さんとの共謀の《推認》この2つについてはもう信じられませんし、水谷については死んでも死にきれないという思いです」
岩上「分けてお話を伺いましょう。前半の記載について、これが有罪という判決。しかしこれは言ってみれば形式犯であるということですよね。少なくとも石川さんの主張ではそういうことになると思います」
石川「私の主張ではそうなります」
岩上「ルール違反をしたと言われればそうかもしれないが、それについては重大な犯罪ではないと。実質犯ではないということですよね。それに対して判決が下されてあの量刑です。これはどういうふうにお考えになりますか?」
石川「禁固2年執行猶予3年ということですけれども、一つは政治家として立候補の権利を奪われるというのはものすごい大きなダメージです。それと傷
害を犯した人間だとか殺人とか傷害致死とまでは言いませんけども、やっぱり大久保さんなんか3年6カ月の求刑って、傷害致死ぐらいの求刑ですよね。禁固と
懲役をどう図るのかという違いもあるんでしょうけど、ただ政治資金規正法の場合は禁固しかないですから、いくらなんでも求刑時点でかなり重い。そういう感
想を持っていましたし、判決が出て、こんな形式犯でこんな罪なのかと。罰金で十分じゃないかという思いはしております」
岩上「後半の話、それも二つに分かれます。水谷建設のヤミ献金といわれる話と共謀の話。まず、水谷建設の話ですけれども、これについて私もあの場に
いたわけですけれども、大変ちょっと驚きました。いくつかの問題点があると思いますが、一つは検察が訴因から外しているわけですね、この問題を」
石川「そうなんです」
岩上「つまり本件とは関係ない話が出てきて、そしてかなり語調厳しく《推認》を重ねて、その前段でもありましたけれども、《天の声》が当たり前に
なっていたとか。もう全体として、東北では小沢事務所の声無くしては公共事業が進まないようになっていたんだという話が作られて、そしてこのヤミ献金に繋
がる。これだったら収賄事件じゃないですか?」
石川「検察が認定していない。贈収賄のほうが当然重いわけですから、それを認定してないものを裁判所が《推認》しているというのは驚きました。裁判
所としても、これがないと隠したいから記載しなかったという理由が成り立たなくなると思ったんだろうと思います。検察の求刑通り、5000万と4億円の記
載。やっぱりリンクさせないといけないという判断に至ったんだろうと思います。しかしそれにしてもまったく証拠がない。物証がないわけですよ。
要は5000万円を水谷建設が出金した。こちらで私が4億円を分散入金したので、7回ぐらい5000万を入金しているんですが、この7回か6回のうちの
一つを認定している。これだと将来的に、例えば公務員の方。職務権限を持っている公務員の方から口座に100万円の入金が何らかあったと。一方こちらに
100万円の出金があったと。時期が多少あとだった場合、これを収賄と認定できちゃうことになりますよね、なんでも。もちろんこの時期や入金の理由にもよ
るとは思いますが、これは私はものすごく恐ろしいことだなと思ってます」
岩上「4億円の問題と水谷建設からお金が入ったといわれる話と時期的にもずれてるんじゃないですか?」
石川「そうなんです。ここで皆さんに注目してほしいのは、今度の小沢さんの裁判で、検察官役といわれる指定弁護士は水谷建設の件は全く外しているんです」
岩上「そうですね」
石川「10月12日ごろに私が小沢さんから預かった。それで私が水谷建設から15日に5000万円もらったと裁判所が今回認定《推認》しているわけ
ですけれども、だったらこっちのお金なくても払えちゃうわけですよ。小沢さんのお金を先にもらっているわけですから。だから検察官のもともとの主張だと、
これも裁判所は矛盾しているんですけど、土地代金を払うために、だから水谷からカネをもらったと彼らは言っているわけですよ。じゃあ、あとの3億5千万は
どう説明するんですか?と言うと、それはどっかから持ってきたんだと。ここは非常に乱暴になるんですよね。とにかくこの5000万円だけ認めればいいんだ
と。そういう明らかにこちらには矛盾があるのに、我々のほうばっかり矛盾がある、矛盾があると言って、裁判所が《推認》だというのは、本当にこれは次の高
裁で。今まではこんなバカなことを裁判所が認定するなんてことは思っていなかったから公判に時間割いてないんですよ。これはやっぱり許せない。徹底的に
戦っていこうと思っています」
岩上「いま、ここへ来るちょっと前にですね、実は山田正彦さんにインタビューしてたんです。山田さんにはTPPの話をもちろん伺っていたんですけど」
石川「まああそこは専門ですからね」
岩上「でも、山田さんは弁護士でもあるので、今回、この件でコメントしていただきました。そうしたら法曹関係者でもうほとんどの人間があの判決はお
かしいというふうに思っていると思いますよと。必ず高裁でひっくり返るだろうとおっしゃって。おそらくは石川さんがお聞きになったら心強いコメントだった
かなと思うんですが」
石川「弁護士さんですからね。山田先生および他の民主党の弁護士の先生も同じようにおっしゃっていただいているので、その方々の意見を頂戴しながら高裁を戦っていきたいと思っております」
岩上「もう一点のほうですね。これが共謀ということ。大久保さんと共謀になっていたという認定の仕方というのも時期的に考えても大変おかしいのではないか。これはなぜ共謀になってしまうのか。ここをちょっとおっしゃりたいことがあると思いますのでこれを」
石川「まず、西松事件と陸山会事件で共謀の質が違うのですが、西松事件については裁判所が認定し、陸山会も認定した。我々は、西松事件についてはあ
る程度これが認められるのかどうかというのは五分五分だと。だけど、陸山会収支報告書については作成過程そのものなので、もうまったく裁判所も共謀を認定
しないだろうと思ったらこれも強引な《推認》で認定しているんです。収支報告書の作業というのは、大久保さんと私の違いというのは、大久保氏は議員会館で
仕事、私は陸山会での仕事、チュリス赤坂で仕事をしていました。で、私のほうが先輩です。だから収支報告書の作成過程において私が大久保さんに相談すると
いうことはあり得ません。
じゃあ、なんで西松事件のときは違う発言をしたのかというと、大久保さんがもう全部自分で(罪を)被ると。西松のときは。実際、収支報告書を作っていた
のは石川や池田だということは百も承知で。検察も百も承知をしているわけです。だって、署名と字が違うんだから。(収支報告書を)作っている字が。
だけれども、検察もそこで事件を丸めようと思って、西松事件のときに大久保さんが全部指示を出してやっていたとなっていたけれども、そのあとに我々も逮
捕されたので、もう本当のことを話そうということで、収支報告書の作成というのはもう全く関わっていないということを言ったにもかかわらず、《推認》《推
認》でやってしまった。これも恐ろしいことですよね。
だからヤクザの事件とちょっと似てますよね。ちょっと例えが悪いですけれども、親分が言ったから、みたいな。カシラが言ったから、みたいな。それと同じ
ように、もうちょっと品良くすると、上場企業の社長さんなり常務さんなりが必ず指示を出したはずだということと同じ構図になっちゃいますよね。あまりにも
実態とかけ離れた判断だと私は思っています。
それは岩上さんも色んな政治家の方を調べて、だいたい会計責任者にはそれぞれの国会議員の事務所の大物秘書を据えて、名前だけ据えておいて、実務はほと
んど、これは大物秘書に次ぐある程度、実力秘書を置くというのはもう政界の常識なんで。だって一部上場企業の経理部長が全部知っているわけないじゃないで
すか。もしくは経理担当の常務みたいなもんですよ、大久保さんは。経理担当の専務でもいいです。実際は経理部長が決裁しているというのをこっち(専務もし
くは常務)も担当だから知っていたはずだというのが今回の《推認》ですよね」
岩上「この現実とあまりに違うと。強引に《推認》して共謀とした。それを僕は聞いたときに、前に石川さんから聞いた話をすごく思い出したんですね。
つまり取り調べの段階からこの事件というのがイチ刑事事件ではない。石川個人を狙った刑事事件ではない。そうではなくて、小沢一郎という人物を捕まえてい
くための階段、踏み台なんだというようなことを言われたというような話。全体としてとにかく小沢一郎さんを政界から、言ってみれば政治的な生命を奪いたい
という意志を持った政治裁判であると感じたと。政治的な捜査であると感じたと。これは今から一年くらい前ですかね」
石川「そうですね。5月か、それぐらいですかね」
岩上「あの事を思い出してまさにちょっと悪寒がしたんですね。寒いと。本当にこれはそういう目的のために裁判所までもが一体となって政治的な目的を遂行しようとしているのではないかというふうに私は感じたんですが、石川さんはどういうふうに思われました?」
石川「そうですね。田中派対検察という戦いの構図の最終戦争だと思ってます。政治的に小沢一郎を抹殺したいというのはその戦争の怨念が残っている。
それに司法も検察との長年の交流から今回乗ってしまったという構図ですけども、そこにいろんな勢力が乗っかっているわけですよね。一つは自民党。または小
沢さんを良しとしない官僚軍団かもしれない。それが複数に重なり合って、誰が絵図を描いているのかというのはないんですよ。もうメディアも一緒になって複
合的に小沢一郎を抹殺しようとしている。そういう勢力というのが、みんなお互いがお互いを認知しているわけではないんですが、これは佐藤優さんが官僚につ
いては『集合的無意識』という表現をされてますけれども、私はウォルフレンさんの(著書)『誰が小沢一郎を殺すのか』の非常に面白い分析の仕方でした。
やっぱり小沢一郎的なるものを抹殺したいというのが、いろんな勢力が自分たちで努力している。
その中で検察はどうしてか。特捜部はどうしてか。やっぱり功名心ですよね。大物政治家を逮捕したい。官僚はどうしてか。怖さですよね。例えば、法務省だと行政ですからその中で検事総長の国会での認証だとか」
岩上「国会同意人事的なことになりますよね」
石川「そういうことを小沢さんならやってくるんじゃないか。マスコミだって小沢さんならクロスメディアを廃止するんじゃないかと。新聞で言うと、なんでしたっけ」
岩上「記者クラブの特権を剥奪するとか、そういうことも出てくるでしょうね」
石川「そうですね。そういうことも含めて可能性がある。だからそれぞれが小沢一郎というものを邪魔なものだと思っているからこういうことが起きているんじゃないかと。
私はただ小沢さんが政治とおカネばっかりクローズアップされますけども、じゃあ実際におカネ集めて何をしようとしているのかということに皆さんもっと議
論してほしいんですよね。じゃあおカネ集めて何をするのか。多くの議員を動かすため。じゃあ、多くの議員を動かすためにどうするのか。政治とカネの手法と
言われます。でも、政治力とは何かというと多くの議員の賛同を得ることですよね。良くいえば賛同を得るため。悪く言えば数を力で動かす。じゃあ今までその
数を握って何をしてきたのか。
例えば国際貢献。このPKO法案を通す。300万ドルの拠出。やっぱり小沢さんの力ですよね。いま更に小沢さんが考えていたものより自民党のほうが右に
行っちゃってるわけですよ。小沢さんはなし崩し的なものはよくないと。ルールをピシッと決めて、戦前のような、邦人救出ということで海外派兵が拡大してい
くようなことはやっちゃいけない。あくまでも9条のままで国連軍派遣できればいいけれども、ただそうじゃなければ9条の第三項を作るべきだと。国際平和を
維持するためにはこれに限らず、と。その交戦権の禁止を。だからそうした国際平和に関する考え方。これもやっぱり強く導入したのは小沢さんの力ですよね。
それと政治家を強くする。官僚が決断できなくなったことを政治が判断しなきゃいけないと思って、小沢さんは一連の活動をしてきているわけですよ。小選挙
区比例代表制の導入。政務三役の導入。クエスチョンタイムの導入。政権交代してからは与党の政府の一元化。すべてもっと政治家が勉強して官僚が決断できな
くなったところを政治家が決断をする時期に来ているんだと。これを一つ一つ実現してきている。そうしたところに焦点を当てて。
さらに私が強く言いたいのは、棺が定まったのちその人の評価が定まると言います。おそらく小沢さんが死んだらみんなは、功罪色々あったけれどもやっぱり
大したもんだったみたいなことを書くに決まってるんですよ、だいたい。どこの新聞も猛将とか言って。それじゃ遅いんですよ。その力を今使わなきゃいけな
い。その為にはこんなことをやっている場合じゃないというのは、小沢さん本人が一番思っていると思うんですね」
岩上「2年前の政権交代。歴史的な政権交代で、かつそのときにマニフェストでさまざまな公約ありましたけど、一言で言えば『国民の生活が第一』つま
りは、小泉内閣に象徴されるような格差が非常に拡大していくような、資本の優越と言いますか、資本の論理が全てに優先して、働く国民や、福祉や雇用という
ものが犠牲になっていくような政治のあり方。これは小泉内閣で非常に肥大したわけですね。それに対して、国民に再分配をと。お金を戻そうと言う流れを作っ
た。ところがその前後から西松事件、陸山会事件、始まりました。一見別の出来事のように思います。しかしもしこれば政治性を帯びた裁判であるならば、明ら
かにそこには重なりがあるということ。
となると、非常に民主党内で敵対してきた例えば前原さんとか、仙谷さん達が今何を成そうとしているかといえば、TPPなんですね。これを見てると、先ほども山田さん(山田前農水相)に会ってきて話をしましたけども(*1)、
こういうグローバル資本のほぼ言いなりになるような、開国というよりも米国の多国籍資本への隷従ですね。こういうことを実行するために小沢一郎とか、周り
を支える人々、石川さんを含めて、じゃまだったんではないかというふうにすら思える。実は今日山田さんはそこまで踏み込んで、仰ってました。ビックリしま
したけれども。もう倒閣という言葉まで口にされてたんですけど、どういうふうにお考えですか」【転載終了】
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