やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

その2 立山三山 写真の顔が良すぎ!みんな素敵すぎる

2017-08-19 08:37:28 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

雄山までは渋滞になるほどの人だって、はっきりいって
景色的にはわたしは「・・・」だったの。じつはね。笑
登れた喜びはあるけどね。

しかし。雄山3003mはゴールではない。標高差も600mくらいしか登ってない・・・

(空は曇ってきたけれども・・子供たちをもっと歩かせなければ・・・ひひひひひ)



子供たちは達成感を味わっていてもうあまり
歩きたくないモード。
この先、大汝(3015m)~富士ノ折立(2999m)のほうへ。
雄山からの稜線、少しの登りとか
少しの下りも、「はぁ」って感じになってる。

それでも、子供たちはがんばる。

「もう休憩しようよー」
(雄山からコースタイム通りの20分後)
と言われたときが、ちょうど、次の大汝山についたときだった。
ザックを下においてピークに登った♪






この、日常とは違う景色を
子供たちは喜んでいるのか?苦痛なのか?笑。
途中、どっちなんだろ~と思われるほどの、大変さも
味わったとは思うの。
こんなんで富士山いけるかな、とも思ったり。

しかもこの時点で全員が「ちょっと頭痛い」って言ってた。

よしよし、きたきた、高山病か?って感じで、
深呼吸や水だよって、教えたらなんと、全員1分で
「なおった~~」って。

はやっ

さらに進む。





で、富士ノ折立の小さい岩登り、ガンガン登って。





ここの景色をとても気に入って満喫していた。

子供たちが
「うわああ綺麗」「ひゃーーー」って
目の奥をキラって光らせるとき、わたしは喜びで満たされる。笑









子供たちのほうから、「こんなふうに撮って~」とリクエスト。笑







スイスのお土産のチョコレート




別山まで行きたかったけど、時間を考えて大走りを下りることに。






人がとっても少なくなり、あたりは真っ白なガスで覆われたり、また空が見えたり・・。
急なガレた下り。岩場の下り。
集中してるみんなは、とってもかっこいい

子供たちは持ってたニット帽などをかぶりたくてしかたなかったの、なぜか。笑
気温が13度より下になったらかぶっていいよ、というわたしの指示を守り、(どんな指示じゃ)笑、13度を確認した瞬間にかぶる。笑



あれ、14度か。




ニット帽や半袖・・・



下りはかなりいいペースで大人の一般登山者より早い勢い。
がんばったのでだいぶ下ったところでソーセージとプチトマトタイム。







はーたんは夏の研究テーマのひとつ、高山植物の写真や標高ごとの気温やいろいろ記録しながら歩いた。
(でも提出用の本番ノートはまだ白紙)






このお花はなに?と聞いてきて、そしてたくさんメモった。

こんなふうに撮ったらかわいいよってみんなにポーズしてもらった写真はこれ↓




これ、もう17時前なんだよ。もうすぐゴールのところ。朝にバスでついてからよく歩いたよね。


足痛い、って言ってる子もいた。なのにがんばって歩いた。


歩かないとゴールできないから・・・って。



(懐かしい)ロッジ立山連峰にいくと、まいたびのSねさんやHなちゃん(添乗員)がツアときてた♪懐かしい再会!

わたしは子供たちとビールとジュースで乾杯!
このとき、ほんと笑い転げるくらい楽しい話をして、とても子供相手とは思えない時間だった。笑

ビールさいこーっ。

夕食食べて、温泉(子供たち大好き)はあまり人がいないときにいこうっていう子供たちの提案に従い
がんばって21時過ぎまで待って、笑。いった。それから
星を観たかったけど、曇っていたのと、虫が大量にいるなどの理由で外に出たり
窓をあけるのをやめた

お決まりの・・・・

盛り上がり。
(もちろん山小屋なので騒ぎすぎないようにしていただきました)


翌朝、6時の朝ごはん。当然いつもより早いの。
小屋の方たちも笑うほどに全員、ボーーーっとしてた。
わかりやすすぎるほどに、ぼーーーーーーーー


この日は天気悪くてどんよりして周囲の山のてっぺんあたりはすべて
白いガスに覆われていて残念。
そうそう、雷鳥にも会えなかったんだよね・・・



でも、

地獄谷には歓声をあげていたし、登りの階段たくさんをまた頑張った。

お湯が流れているところと、水が流れているところを発見






それぞれ写真を撮っている。


すごい!と、くさい!を連発していた地獄谷。







室堂のバスターミナル(2433m)にこの日もゴール。バスは12:30出発なので
それまでにお土産の買い物や早めのランチ。そして
ビジターセンターでみんなで、雷鳥や自然のお勉強もした。
お土産や、立山の湧水を外で汲んだりするのも、みんな「これはママに飲ませてあげるの」
「どれにしようかな」
とやさしさ発揮してた。最後にはちょっとお金が足りないとか
みんなお小遣い管理もしっかりしてた。笑

みんなもまた自信を深めたと思う。
帰ると「行く前と顔つきが変わってる」っていうママの指摘もあったよ


はーたんが撮った写真を現像したもの↓ピンボケもたくさんあったけど



わたし、今回自分ひとりで子供五人を連れて歩いたんだけど、楽だった。

これまでもこの子たちひとりひとりを見てきてるから体力やいろいろ把握してるし、
みんな自分の娘と思ってるし、成長したなあってしみじみ思う。

ほとんど楽しくやさしくしてるつもりだけど、笑
小さい時のように、しりとりとかなぞなぞとか歌で励ましたりもしないし、
ときには素早く物の出し入れをするように伝えたり、そんなに長く休ませなかったりとか
厳しいかも(・・?なときもある。
もちろんマナーとか危険とかも教えているつもり。

でも四年生でみんな素直に聞いてくれるし、自分でできてるし、
なにより
辛い時もあるけど、いい顔してるなあっていうのを見るのがとても幸せ。

子供たちにはたくさん自然を味わって、感じて
たくさん感謝できることを
なんとなく体で覚えてほしいなあって思ってる

この子達が大きくなったとき、山を歩いたこの記憶も宝物のひとつなら
わたし、素敵なギフトをあげれたママとしてとても幸せ!