やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

ラダック レーとチベット仏教

2018-08-31 12:09:10 | ストック・カンリ 6000m越えインド北

東京。
電車内で2週間前を
想う。


わたしの夏休み(一応)も終わり、
昨日から次の海外ツアの準備に入っている。いや。
今日の午後はモンチュラ出勤♡


次はパキスタンなんだけど、わたし、この春から夏は
ヨーロッパとモロッコで
スペインのレコンキスタやモロッコのイスラム教の歴史を
体で感じた。こっちはキリスト教の世界で
あっちは・・・とか、こっちは・・・ていう・・・
このジブラルタル海峡の向こうは・・。と。
そして夏は中央アジアのキルギス、インド北部のラダック・レー
来週はパキスタン…
キルギスのロシア正教やイスラム教の特色から
インドにしてチベット仏教、またパキスタンのイスラム教
と、時差では一時間の中のエリアにありながら、
国が違い宗教と文化が違うものを
垣間見た。
この感覚をなんと表せばいいのだろう。
なんだ?人間の歴史とか。地球の歴史とか。たとえば、
15世紀の世界とか、たとえば、6000万年前のゴンドワナ大陸とか・・・。
(自分の中で壮大すぎて表現が追い付かない。笑)

今月、(てか今月って思えなくすでに過去に感じる)ラダックの(インド北部)
ストックカンリのキャンプ場から夜に見た天の川と、接近して大きく見える火星が
その一か月前にイニルチェク氷河(キルギス)から見たものと
同じように見えて感慨深いものがあった。自分なりに。
天の川と星の位置で、国は違うけど、
同じ天空の方向を眺めているんだという感慨。この方向には
ポベータ(天山山脈の最高峰)があったんだわ、とか。

こんなふうに頭上を覆う天の川が
どれほど無限大の広さ大きさ深さなんだろうかと、吸い込まれそうになりつつ、
地球のどこに立っていても同じように見えるそのわたしたちの
意外な小さな世界。

ヒマラヤ山脈のはしにいて、北側がカラコルム山脈 その向こうは天山山脈
だという
その壮大な、または身近な、位置感覚も
ちょっと学生時代の教科書だけではとてもじゃないけど
感じることはできなくて。


*

インド北部。ラダック地方。インドでありながら、
パキスタン、中国との国境も近く、
チベット仏教が残る。レー。
少しだけご紹介するね。

レーに降り立ったところ。

8月のツアより。
このとき、私の隣の窓側の席には
わたしをご指名くださった方がいて、
このときをご一緒できた幸せをわたしは、かみしめていた。
その方も、みなさんも、
素直な喜びの感嘆を上げていらっしゃって
とてもいい光景だったの。

そうだ!この、デリーからレーへの
国内線飛行機からブロッケン現象も。


このストックカンリ登頂ツアでは、
チベット仏教を感じながら自然の中にいたいなあって思っていた。
お客さんちにも伝わったかなあ。

不思議なことに、チベット仏教文化圏にいると
すーっと、自然と自分がひとつになるのを
感じれる。

ラサを中心に中国の西部からネパールなどに
チベット文化圏が広がってる。

インド発祥の仏教が、
インドから中国や朝鮮半島を経て日本へ伝わってきている
わたしたちが知っている仏教と
インドから直接、元々のヒンズー教や土着の宗教や神秘主義と
融合されて解釈されてきたチベット仏教(密教)。
面白い、今さらだけど。



風の吹くところにたなびくタルチョ。↑うしろはストック山群。
五色の解釈は本によって違うみたいだけど、わたしの教科書には
赤が火、緑は大地、黄色は風、青は水、空は白、とある。
旗が風にはためくと祈りが風にのって広がっていくの。





そして修行者は宇宙と世界の縮図である、マンダラの図を(仏の位置とか)
心に描いて、それが同じように(宇宙そのものが)自分自身であることを
知るという感覚。(と、わたしは解釈している♪)















美しいよね。ラダック地方にもリピーターの方が多いのが
うなずける。
インドとは思えないよね。

チベット仏教のことも勉強し始めると奥が深くて
とても引き込まれる。
お客さんにも詳しい方がいらっしゃって、
シャンティ ストゥーパ(仏塔)の前では
一時間近くもどんなふうに仏教が
アジア各地に伝わっていったかなど、話が熱く盛り上がったの。

でも、ここ、レーでも、イスラム教の人口が
増え続けていて
この光景も変わるかも。町にはモスクもあって
アザーンも聞こえる。
イスラムの人々は子供をたくさん産むけど、
それ以外の宗教の人たちはせいぜい1人、2人。
だから、らしい。
デリーでも、ヒンズー教の人より
イスラムの人々が増え続けているみたい!

…もうすぐ神保町駅に着く…笑。

チベット仏教、もっともっと書きたいけど、笑
また旅先で。








夏休みも終わり

2018-08-29 19:19:55 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記



はーたんは一週間を鹿児島で過ごしていた。
仲良しのいとこたちと毎日楽しそうに
のびのびと、天真爛漫な感じで
笑い転げてばかりの。

そんな夏休みも終わりに近づいた昨日
子供達をプールに連れてった。
はーたんの滞在は明日までと知ると
子供達は、
ええっ、時間が止まればいいのになあ
と。
でも、じゃあ、おもいきっり遊ぼうね!と。


こういう時間の瞬間、瞬間が
大きくなっても宝物なんだよね。




わたしも、高速でウォータースライダー
負けない勢いで今年も滑った。
ちょうど階段を登ったところからは
桜島が見えてて、
入道雲も青空に映えてた。



↑これは、はーたんです。笑


夜は花火をして過ごした。

夏だー。

今朝起きたら
お義母さんが、今朝方は灰が降ったと言ってた。見ると
玄関先の花にも葉にもうっすら
桜島の黒い灰が積もってた。



噂は聞いていたけど
わたしは見たの初めてだった。



子供達と公園に行っても
ブランコにも鉄棒にも
灰がついてて、鉄棒はできないなあ
と。
走る車も灰をかぶってて、特に黒い車は
かなりすごい感じだった。

地元の子たちは慣れてる風で
それはもう日常の一部みたい。




こんな蜘蛛の巣とかも
見たのなん年ぶりだー?

虫は嫌いだけど、
彼の作った繊細な作品というか、建築には
ちょっと感心する。

道端歩いてて
立ち止まるとかほとんどないから、
このときはよほど、のどかに
わたしも夏を感じていたのだと思う。

時間の速さを思う。

今日は、わたしが留守中には
ベビーシッターさんが来てくださってるという話を
お義母さんたちにしていた。
いくつくらいの方?とか聞かれ
おばあちゃんの年の方で、と。近所に住んでて
安心してお任せしてると言う話をすこし。
どうしてもそんな仕事はしなきゃいけないの?
レジ打ちとか時間に帰れるものがいいんじゃないのー?
と。

みんなが鹿児島空港に
見送りに来てくれて
お義母さんが、そのとき、
これはその見てくれてる方に、と
お菓子をもたせてくれた。
渡されて一瞬、言葉が出なかったわ。

ほんと、あったかい家族なんだよね。

もうすぐ夏休みが終わって
日常生活に戻る。
わたしの日常は、
日常と非日常の忙しいものだけど、
原点は、
すごくあったかくて、
ありがたいものだと思うのだった。








完全にオフはグルメ三昧 アル中ハイマー

2018-08-27 16:28:48 | うまろぐ


糸魚川の夜は地元の
サザエやホタルイカ
ホイル焼きや天ぷらなど、日本酒で
居酒屋をハシゴ。
日本酒は澤乃井に男山に謙信。

翌朝4時に起きて山に向かおうとしたけど
ちょうど台風通過中で
タイミング逃した感じ。

車で走りながら
ねえ、昨夜何食ったか覚えてる?
と聞かれて
??。。。。

思い出せないよね
と。笑
アル中ハイマーだわ、と笑った。

近場でロープの練習、と山に向かって走りながら
ふと、
海のそばの漁港へ。
漁船が並んでて、港のそばの古い家々。

漁師の生活をおもった。
贅沢なんだろなあ、新鮮な魚介。
でも、厳しいだろうな、海の生活も。

海鮮丼でも食べるかーって、
立ち寄ったところ。→朝から。
そこで、ズワイガニの試食を
差し出されて、
安くしとくよー♡に
のってしまった。


2人で4杯が3000円だよ!!!!!


朝の10時から
海のそばのベンチ椅子に向かい合って座って
はあ、贅沢だなあと、
チョキチョキパクパク
カニを食べたのー。

カニ味噌食べながら
また日本酒ほしいね、と言いつつ。

そのご、友達の住む長野に車で移動しつつ
寿司も食べ、ジンギスカンも食べた!

ノドグロの刺身
など。


ジンギスカン

あずさで新宿に戻ったら
40年来の親友と会い、
隠れ家的お洒落なダイニング&バーへ。


ちょっと家みたいな雰囲気で
お料理もだけど、美味しいワインのボトルと
懐かしい話が弾んだ。


いつもだけど、写真撮る時
食べ終わってる。笑



その友達とは3時まで一緒に
ハシゴしてワイン飲んだ。

幼稚園だったわたしたちが。
40代も後半になって、こうして
一緒に東京で飲んでるってねーて。

お互いの知らないことは
ない感じ。

翌日の夜は、キリマンジャロに一緒に行った
ステキなメンバーたちと、
4人でお洒落な海老料理へ。
日比谷公園の横にある。


ちょっと赤羽じゃないとこでも
飲んで見たかったのよ。笑







なんか気の合うお客さんたちが
気の合う友人って、ステキだよね。
年が近いわたし達3人と、息子になれる若い男の子。笑

なんか笑い続けてて楽しかった。
そして、新橋の二次会へ。うん?有楽町かな?
最高!

ご縁っていいよね。

こうして夜は友達と飲み会、昼は家事とホットヨガ。

昨日の夜は、
(まだあるんかっ)だよね、

25年来の友達と上野で飲み会。
またまた、アメリカ時代の思い出話など。

なんか、
若々しくて思考が自由な彼女。
ほんと安心するし
楽しかった。

そんなこんなの、魅力的な友達と
自由に過ごしてたんだー。

独身になった途端
こんな感じ。笑


さて。いま。
独身生活も終わり鹿児島に着いた。
嫁業してくる。

先月屋久島に来た時
子供達が、飛行機から鹿児島着陸の景色で

わー!!
田舎だー!!

と叫んでいたのを思い出した。笑


明日は子供達をプールにつれていくー
短い夏を満喫しよう♡










日本海でビール

2018-08-23 14:40:37 | 山旅(国内)


わたしは、さっそく自由を満喫するべく
糸魚川にきた

そして、山から降りてくる友達を待ちながら
日本海のそばでビール飲んでる


暑いわ


ぬるい風に吹き付けられてる



結構あてもない旅

さっき、新幹線で東京からきた




ぼーっとする

この時間、ほんと、、いいね

暑いけど。

反対側は山
黒姫山とか♡のどかー。


船が来た!




ストック・カンリ登頂ドラマ 

2018-08-22 12:51:42 | ストック・カンリ 6000m越えインド北


今日から夫と娘は鹿児島へ帰省。
台風でどうなるかわからないけど、無事に飛行機が飛べば…

わたしはしばらく家で独身生活♪
(来週にはわたしも行くけどね)

家事は適当にして仕事をがんばり、そして
つかの間の自由も満喫したいなあ。

とりあえず自分のことだけにかまけていられるっていいよね。笑

*


ストック村3650mから歩き始める


途中の圧巻の景色




自然のアート力すごい


天気よいとポカポカしているけど
日中や天気悪いときは寒い。

まずは4480mに2連泊。
テントのそばを、荷物を運ぶ馬などが
歩いていく・・・♪


5000m近くまで高所順応にいってまた
戻ってきたり。








渡渉


ストックカンリが見えている♡あの上に行くのね~
遠い~って感じ。




ここでは省略するけど、高山病で
しんどい方もみんな、とりあえず5000m付近には立った。
その姿に、わたし、涙が。
ほんと真剣なの。

ベースキャンプは4900m。都合により
ここに4泊したことになる。

アンザイレンの練習と確認。


さあ、いよいよ。
1日延期でのぞんだ、山頂アタック。
精神的にもタフになる条件だ。

明るく楽しいメンバーも、静かに
無口になりがちな時間もたくさんあった。
みんな不安だったと思う。

出発からしばらくしたら、雨やみぞれ・・そして雪に
降られた。


夜中歩きつづける苦しさを
みんなで共有。がんばれ。




葛藤したのは、血中酸素が下がっていて
苦しそうな方の下山していただくタイミング。
本人はゆっくり歩きたいし挑戦したいの。
ガイドもわたしも下りたほうがいいと思っていても
はっきりした態度で「行きたいです」って
言われた時の、揺れる思い

「行きたいんです」

その方の底力の強さを思う
再び涙ぐみたい感情に覆われる。

寒さで震えるその方の手を握る。

一緒に行きたい、あたりまえじゃんか。

でも。

でも。



苦しさに立ち止まる回数の増える方もいる。

夜が明ける。出発して7時間近くたっているかな。


キリマンジャロなら最高地点のウフルピーク近く。

ここで、下山チームと
登頂チーム(4名)に分けさせてもらった。

まだ先は長い。長いなんてものじゃなく、半端なく長い。
(この時点から山頂まで約3時間半、下りは6時間くらいなので)

最後の南稜にとりついてからも、
山頂は見上げてはるかかなた・・・・


でもね、
アンザイレンでこの標高を歩ける喜びもあるの。



前の日記に書いたように、
ここは天に近く、この日は雲がすごい速さで
動いていて、神秘を感じるの。

自分の体力的には、普段以上の
何か体の奥から別の力がわきあがってくるの。
そしてただただ、
喜びと息苦しさのおかしなミックスフィーリング。
でも先がみたいっていう高揚感みたいな、楽しさ。











6150m ストックカンリ山頂


みんなで願いを書いてきたタルチョをかけた。




写真で、みなさんの笑顔もすてきだったよ。


で、本当に下山は力を振り絞るような感じ。






後ろに登ってきたストックカンリ。

夕方にベースキャンプに戻る。

つづく。




※会社の公式日記ではありません。









インド 6153mストック・カンリ より帰国♪

2018-08-19 11:57:02 | ストック・カンリ 6000m越えインド北


ただいまあー!
成田空港から帰る途中。

はあ、
果てしなく、
過酷で長く
美しく、切なく、そして。。葛藤も。
はあ、遠かったー、
な、旅だった。

毎回思うけど、この電車からの車窓の眺めが
あまりに、違いすぎて、ぽーっとする。




山頂ではひゃっほーって、
叫んだ。今回登頂は、4名。

本当に長くて、
いろんな条件の悪い中
みなさんも、極限まで力を出されていて。

そして、登頂より大切な
この旅の最後に、笑顔で拍手で自分とお互いを
称えてあげれること、
これ、みなさん、そんなふうだった。
そんな雰囲気で、
和やかでいいメンバーだった。

みなさんに、本当に感謝です。

また、写真アップするね!
インドといっても、
チベット文化。インドにあることを、昨日デリにいくまで
忘れそうだった。



わたし自身は5900メートル付近から6150まで、
アンザイレンで岩のがれ場を登って行くとこが
この旅で一番ときめいた。

曇りなんだけど、雲は早い流れで
青空が時折見えてて、わたしたちは、雲の上というより
天に近いという感じで。
空気が薄くて苦しいけど、
体の底の方から普段使ってないエネルギーが
湧き上がってくるような、
そんな感じだった。
苦しいけど、ああ、楽しい
て、感じ、わかる?
山頂にしばらくいると、空気の薄さで
力がなくなっていくの。

なのに、下りも半端なく長くて
きつい!



成田空港で、ネットが通じたら
娘二人とのグループラインが、
ご飯食べにいこう
と、盛り上がってた。
長女が、ママの財布がボロすぎるから
なんかデパートで買ってあげたいのって。笑
妹のはーたんは、3人で食べに行けることに、
わーいわーい、と大喜び。

なので今夜は女三人、寿司を食べに!♪
廻る寿司ね。もちろん。笑笑










催行決定

2018-08-04 16:07:48 | ツアー予定

下の廊下は8名の方がいまのところ
ご参加くださることになり、催行決定しています。
ありがとうございます。
みなさんとっても大切な、親しくしていただいている方々です。
そして楽しいメンバーです。
いい旅になるだろうことはもうわかるの。


0さんにいただいた写真。過去に行ったときのですって。
素晴らしいですね♡(ブログ掲載承諾いただいています)


昨日の夜遅くに、コンビニにワインを買いにいったの~。
最近白ワインを冷やしてついつい、飲みすぎてしまう。

そのときレジでくじがあって、ビールが当たったの
それも500mlの。

かわいい女の子の定員さんもわたしの
感激ぶりを笑っていた。

めーーーっちゃうれしかった。笑

ちなみにこの前はノンアルコールビールが当たったんだけど、
それはまだずーっと冷蔵庫に残ってる。だれも飲まない・・・


なぜか
その買ってきた白ワインは飲まずに
昨夜はカナディアンクラブをロックで飲んだ。

今夜は花火大会。お酒もっていこう~。夏を感じるから
花火大好き。





目標は人を強くする

2018-08-03 19:53:45 | ツアー予定


着々と、やるべきことをこなしていきつつ、
今日はホットヨガにもいってこれて
超リフレッシュ。
わたしの日常は寝てる時以外は常に
走り続けているようなものなので
この静かなホットヨガタイムが、かなり、すっきりするの。
部屋の掃除だけは全然できてない。
明日かな。

今朝はこの前の健康診断の結果聞きに行ってきた。
先生は、何もいうことないって。
理想の健康体、はい、どうぞ
と、診断の用紙をくださったの。

こんなに不規則で、こんなに暴飲暴食なのに

この生活を続けてればいいんだ

何も改めなくていいんだ!!

よく海外のガイドさんが、
わたしたちをみて、なんで日本人は
そんなに若いんだ?って聞くよね。
何食べてるの? と。

わたしは秘密は色々知ってるけど

それは味噌汁ととうふよ

と適当にこたえてる。笑

今の自分は完全に前ツアーから気持ち切り替え、
チベッド仏教の世界と、ストックカンリ6153m登頂
にむけて、前を向いている。
キリッとした感じ。

体だけじゃなくて、今の自分の心も
とても強いと思うの。
たぶん体より心のほうが強い。でも
心と体はつながっている。

目標は心を強くしてくれて
恋は女性を綺麗にしてくれる
てマジ!いつも、思うわ。
いろんな場面で。
毎回。
毎回。
そのときそのとき。ぷぷ。

強いってどういう意味って、
たぶん、切り替えが早くて、忘れるのも早いんだと思う。

*

わたしがどれほど、すべての時間を
無駄なく使ってるかって
たとえば、今日は
赤沼千史ちゃんとの、下の廊下の計画を立て終えたんだけど。
てか、これにかかることがずーっとできなかったんだけど
やっと
しっかり、病院の待ち時間にたてた✌️
しかも、今、彼自身もツアー中の千史ちゃんの返信に対して
忙しいんだからもっと簡潔に答えて」とか
言うわたし。彼も山小屋とかなのに。笑
そんなわたしを、彼も、(あの彼が)
突き放すことなく付き合ってくれるのだった。
ありがたいね。笑


でも、ずーっと走ってるわけじゃない。
ホットヨガもだし、
料理とビールとワインと音楽かけながら、の、毎晩の平凡。
意外にふつうに気を抜いて
楽しんでいるの。


*


下の廊下個人ツアwith 赤沼千史さんと上山仁美
2018年10月27日(土)~29日(月)


昔いったときのわたし

この計画は、モロッコに行くために成田空港に向かう途中だったかな
お客さんのボブさんとラインで話してて
ちょっと出た話を現実化したもの・・・ボブさんありがとう

ご興味ある方には詳細をお伝えいたしますので
ご連絡くださいね。
お待ちしています。

このほか、今、来年のノルウェー
『フィヨルド、ヨット、オーロラ、スノーシュー』西遊旅行
3月14日~10日間ほどの予定
で、計画中

5月か6月にシチリア島(西遊旅行)を考えているところ。
またお知らせしまーす。







本当に楽しい旅だった 屋久島 縄文杉

2018-08-01 09:13:01 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

この計画は数か月前からだった。

この夏の子供たちの目標のひとつだった。
練習もできなかったのに
うちの子以外は自主練とかしてくれていて。

うちは岩手山に登った時点で
大丈夫だと確信していた。笑

わたしの過密スケジュールは
今回の台風ヒットより深刻だったのだけど
無事に終わりっていうより、
わたしは完全にオフの楽しさを味わった。ありがとう
子供たち、そして大人の親友♡二人。
手配なども手伝ってくれてありがとう♡

*

縄文杉。縄文杉へのトレッキング道。
自分の期待と、
現実の景色の
魅力度は、
拮抗していた。
もっと求めたい気持ちあったし、
さすがに素敵なところもあった。

わたし帰国後中2日で、
心がまだイニルチェクすぎた。
緑深い景色の中に、白い氷河を想い
上の空で歩いていた時間もあった。
それはそれで、正直な
喜びだった。
ずっと心が、別のところから伸びている
あったかくて大きな手で
触れられているような。
屋久島の景色が美しいのに
別の感覚でぼんやりしているような。

でも。さすが世界遺産の
美しい屋久島。そういうわたしを
魅せてくれたわ。笑
緑濃ゆい空気濃ゆいこの世界は
わたしの氷河の白い世界を
もうすぐに塗り替えようという
勢いだった。



*
はじまりは赤だったかも。
高速船トッピーで島に近づいたときから
景色が赤かった。



rainbow



これ、画像処理していないのよ。





宿泊したもりちゃんハウスのもりちゃんは
迎えにきてくれて、バス停までついてきてくれて
何からなにまでお世話になった。

島はいいなあと思った。なんか気長でのんびりしてる。
ビールを買ったところの、近所の腰の曲がったおばあちゃんも
あめくれたり、ゆーっくりしてて、
とてもあったかかった。

その夜は
トビウオのから揚げとか

さばの刺身とか

さつま揚げとか

限りない焼酎と・・・



なんか超寝不足で飲みすぎたあと、朝3:50に起きて
バス停に向かった。
わたしたち、たぶん歩き始めて2時間くらいまでは
半分寝てた。笑










トロッコ道、いやになるほど長いな
長いわって思う頃やっと終わる。笑







ウィルソン株の中。てか、幹の中よっ。


見上げる空に、定番のハート


こっちはiPhoneで撮影


木の幹の中にいるって不思議で美しい

山道になって
楽しいって子供たちが叫びながら登った。


急な階段や、石の道。




出発して5時間。

縄文杉は立派なデッキの先にあった。
これっ?て、感じだった。
意外にちっさくみえる。




あは。


もっともっと感じるものだと思っていた。

もちろん、いっーぱい記念写真をみんなで撮った!




縄文杉へのトレッキング道で、
たくさんの、観光登山者の一人なんだと思った。
絵になっても
それはみんながお決まりで絵にするような。
なのでもっと、感動するべきだと、ちょっと
考える感じ。












帰りは子供たちには長かった。そういう意味で
来てよかった。





わたしはバスの時間を考えて速足で歩いたけど
子供たちはついてきてなかった。

昔みたいに
クイズしたり、ゲームしたり歌ったりしなくても
子供たちは歩いてくる。

わたし、ひとりで離れて先をあるきながら
仕事とは違う自分の歩きを
楽しんでいたの。
なんか無になる感じ。
考えているようで考えていなくて
思っているようで思っていなくて
でもいい空気を感じている感じ。
なんのことも気にしなくてよくて
自由な感じ。解放されてる感じ。

ありがとう。友達に。

長い歩きの中で
辛さに、最後は
涙を流した子もいたみたい。
それに
気づかないふりをした
別の友達がいたみたい。

五年生。素敵だ、みんな。


涙を流すほどのつらさって
この美しさと、きっと忘れられなく刻まれると思うから
いい経験だと思う。足痛かったよね。
ゴール待ち遠しかったよね。
てか、富士山よりつらかったらしい!
体に刻まれる感覚は
全て貴重な体験。下りは4時間半だったかな。
休憩も入れて10時間の行程。


自分にとってはこの空気の濃ゆい森は、
癒しの森だった。

なんか…酸素あふれてる(標高4000mとちがって。笑)

景色が美しかったというより
その場所にいる子供たちとの景色が美しかった。
この景色にいる子供たちがかわいかった。

一人で没頭して歩ける時間も貴重だったし、
友達との時間が楽しかった。
大人女子二人が魅力的すぎて、
はあ、好き、ありがとうっておもった。

歩き終わったあと
肉が食べたいという意見でほぼ一致。焼肉を食べに行った。


鳥のタタキもね。




もりちゃんハウスに戻ると
もりちゃんが
ジンガサ
イソモン
ハンダマ
とかいう貝と美人になる野菜を用意してくれていたので
さらに飲んだ。めっちゃ、美味しかった。









翌朝
台風の中、(まさに屋久島付近停滞だったのに)
トッピーはちゃんと出航した。
子供達は、いつものように
帰りたくないコール!笑
船は出るよ、と伝えると、えええええーと、がっかりしていた。笑

もりちゃんハウスも、また帰ってきたい
居心地の良いところだった。ありがとうございました。


鹿児島の天文館で、
我流風らーめん

やーーーっ
おいしすぎて・・・大好きすぎる豚骨ラーメン
と昼ビール

カウンターにみんなで並んで


鹿児島空港で行きも帰りも








この景色はもっと
深く、
赤紫に染まっていったの。