やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

キリマンジャロ テンチカラ

2019-01-22 18:58:47 | キリマンジャロ

アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ5895m。
キリマンジャロ テンチカラっていう言葉があって
日本語にすると「天の力」とでも書けそうだけど、
テンチカラはスワヒリ語でコロコロ変わるっていう意味らしいの。

キリマンジャロの天気は
コロコロ変わりやすい。
お正月のときのツアは山頂で
マイナス20度くらいだったらしいけど、わたしたちのときは
山頂でもマイナス3度くらいで
あったかかった。
一日のうちでもコロコロ変わる。
天の力…


5700m越えたところ。東の空から
日が昇ってきて美しい。
空気が薄くてめっちゃきついから
ゆっくりゆっくり(ポレポレ)一歩ずつ(モジャモジャ)進む。(かっこはスワヒリ語)

スワヒリ語って日本人にも発音しやすいし
ほんとかわいいし、馴染めるわ。

懐かしいわたしの兄弟(カカ)たち。彼らはわたしを姉(ダダ)と呼ぶ。

*

撮影した今回のツアの一部をご紹介するね

標高3000mくらいはまだ樹林の中で、動物たちにも会えるよ。
ハイラックス(ピントが惜しい!笑)


こんなにブルーモンキーが近づいてきたのは初めて!
わたしの足元




南十字星は夜の12時頃にはまだ下のほうで
朝方になるほどに上に上がってきてて、
ひときわ輝いていて一目でわかったよ。3720mのホロンボハットよりthe Southern cross

iso感度をいろいろ変えてみたよ。
どれが南十字星かわかるかな

2つのリーディングスターがポイント。





レインボー 3900mくらい(この標高でこの広さ、この緑)

はしからはしまでの虹って、楽しいよね


カメレオンには三回くらい会えた。

お客さんがヒトミって名付けた。笑

妙に色っぽい…レアなアングル…てかどんだけ好きなのっていうくらい彼女(お客女子)
唇を近づけていらっしゃった。笑

ほんとカメレオン、人気者だった~。

この子はぼてっとしてる。妊娠中なのかな?



あたたかいといっても、4500mくらいから上には雪がずっと残ってて
綺麗だった。
キボ峰。

4700mのキボハットがすぐそこ。


いよいよアタックへ


いつものように完全防寒をみなさんに伝えたものの
上着を脱いでもいいくらいあったかかった。

耐えて耐えて、登り続ける。ゆっくりと。

ちなみに、わたしは今回のキリマンジャロでも思ったの。
わたし、いつからこんなに強くなったんだろう」と。笑
はっきりいって、都会(広島。笑)のお嬢ちゃんだったはずだし、
そんなに体力ないし、心肺機能は強くないわ、持久力もそんなにないわ、
虫は嫌いだし、清潔なのが好きだし、特に野菜や皿は綺麗に洗ってなければいけないし、
アウトドアより夜遊びのほうが大好きだった20代。笑
なのに、こんな高所を歩けるようになってる
わたしが行けるのだから、準備しっかりすれば
誰だって行けるって本当に心から思う



氷河




超うつくしいじゃろ!


最高峰のウフルピーク5895mが目の前に見えている


山頂で初めて泣いたという方もいらっしやった。
わたしも何度登っても、つられて泣いてしまう。掲載はしないけど
山頂の集合写真はとってもステキだったよー。






マウェンジ峰

*

下山(わたしたちは最終日で真由子さんたちはこれからっていうとき)


12月に一緒に新宿で飲んで、マラング(登山口)で会おうねってお別れしてたから。そのときの日記←クリック

山中で出会ったとき、わたしも真由子さんも(会いたいなあって思ってて期待はしていた)
キャーーーーーーーー
って飛びついて抱きついて抱き合ってた・・・。
その叫び声が大きすぎて周りの方たちが
びっくりしてよろけるくらいだった。写真はカメラが複数で、笑。

なんか、真由子さん、わたし、基本とても同じ血を感じます。笑

そして「また新宿で飲もうね」て。笑
キリマンジャロの山中で。笑

これから登っていかれる真由子さんとみなさんと円陣組んで
おーーっっって登頂無事を願い、心からみなさんを応援しながら見送った。

(安藤真由子さんはミウラドルフィンズという、三浦雄一郎さんの
高所トレーニング施設の方。今回、三浦雄一郎さんは
アコンカグア登頂を断念されたけど、わたしは挑戦は素晴らしいと思うし
下山の判断もそれはそれで立派だと思うの。
山は無理はせず、下りればいいんだって、その判断ができるように
自分もいたいと思う)
(また、キリマンジャロ登頂前にこのような
低酸素ルームでトレーニングしてくることはとっても有意義だと思っている
今回もトレーニングされてきていた方はとても強かったよ)

*

登頂も大変だけど、下山は本当に長い。

それでも前の日記に書いたようにわたしたちのメンバー、
その下山日にAM12時過ぎまでホテルでのんでいたの。すごいよね。

翌日サファリの前に
キリマンジャロのシラー、キボ、マウェンジ、三つの峰が見え、
その大きさを改めて感嘆しながら見つめた。

なんて大きな裾野、どっしりした山。

何度みても、あの上にいたんだなあってしみじみ思うし、
毎回の出会いがとっても思い出深い。




内容は、うえやまの個人ブログです。







キリマンジャロから帰ってきた

2019-01-20 22:14:10 | キリマンジャロ


ただいまー!

無事にキリマンジャロ登頂ツアーを終え
先程、成田空港で皆さんとお別れした。

今回は9名中8名が登頂した。

これは、行く前に書いたような、
モシの町からのキリマンジャロ。左がキボ峰、
右はマウェンジ峰。この間をひたすら歩いたんだよね。

たくさんたくさん、いろんな気持ちが
いま、心の中にあるけど、
やっぱあの上の世界はすごいなぁて思った。

女子たちの感動のポロポロの涙とか
みんなで虹の下とか、
南十字星とか、また写真見るのが楽しみだなあ。



真由子さん(ミウラドルフィンズ)とも会えて
きゃーって叫んでハグできた。また写真紹介するけど
あんな遠くの山中で会えるってほんとテンション上がる!
今日もまだ山の中で頑張ってるんだなあて思う。そろそろ
アタックかな。

キリマンジャロから下りてきた夜に
なんと夜12時過ぎまでみんなで飲んでたのは
わたしのなかの新しい伝説。笑
そのメンバーは全員、ウフルピークに立った
五名だった。強いな。
強すぎねえか?笑
いろんな世代の、いろんな方達が。


出会いにありがとう。




さっき、機内からみたキリマンジャロ
隣の隣のお兄さんにお願いして撮ってもらったの。



やっぱ大好き
キリマンジャロ。歌い出してしまうわ。

これから目指す方には
たくさん準備とかも伝授したいなあと思ってる。


なんかほとんど機内で寝てたから
いま
朝の気分だけど、夜なのね。笑


明日の朝からは、さっそく、はーたんの
学校の登校班の引率当番。











キリマンジャロその3 お花と岩科司先生

2017-10-23 13:02:18 | キリマンジャロ
10月のキリマンジャロツアのお客様の中に、
植物学者で
国立科学博物館←クリック/名誉研究員で
筑波実験植物園長をこの3月までされていた
岩科司先生がいらしたの。
国立科学物館のホームページから筑波実験植物園も検索できます。

先生は特に花の色の秘密について研究されてこられたの。

普段、考えないお花の色、その意味などをずっと研究されてきた。
お話がとても興味深かった。

わたしたちが山の景色の写真を撮っている中でも
先生は植物ばかりを追っていらっしやった。笑




キリマンジャロの厳しい登りだったけど、けっこう
たんたんと(先生暑がり)ウフルピークまで登られたようにお見受けした。

アフリカの花、「こんなの見たことないっ」って何度も感嘆されていた。

わたしも本で毎回調べているけど、
本に載っていないのともある。先生は
これはなになに科だね、なになに属だねって教えてくださった。

先生の著書






岩科先生のラジオ出演予定

10/30~11/2
PM11:15~ラジオ第一/NHK深夜便

ラジオを聞かないわたしだけど、これでわかりますか?↑
11時代にご出演で、もう収録もされていらっしゃるんですって。

10月30日はわたしの台湾の帰国の日。聞ける~! 




わたしの撮った花の写真
旅日記には花の名前のわかるものだけのせている。
このうち半分くらいはわかっている。みなさんはわかりますか?











































バオバブの木とわたし(ちっさい!)



勉強したいこと、たくさん。
歴史、地質学、植物、星、民族・・・・・地球の自然に触れながら
好奇心もたくさん刺激されるね。そして
その世界に詳しい方は、本当にすごいと思う。
きっと何歳になっても、もっもっと知りたいという気持ちが
尽きることはないと思う。
だから楽しいんだよね・・


さて、明日からの台湾ツアのため、わたしは今夜、成田空港近くに
前泊なので準備中♪


※岩科先生には、ブログ掲載ご了承いただいています。



生き生きとした感じ。キリマンジャロ その1

2017-10-17 13:07:46 | キリマンジャロ

去年の2月からしたら6回目、今年は3回目のキリマンジャロ。


あの上までいくんだー、の景色、車窓から


キリマンジャロツアは本当に達成感と感動の大きなツア。現地のすてきなガイドたちと
毎回のメンバーで旅を作り上げていく。

時間差があったけど、15人中14人登頂!
(おひとりは4700mまでだったけど、それだってその方にとってはすごいことだった)


苦しかったけど感動のウフルピーク5895m

わたしはこの仕事が好きだと思う瞬間がたくさんあるんだけど、
今回もなんどもおもい、涙ぐむほどだった。笑いと感動で。

お客さんたちと笑いあい、
共に真剣に向き合う。

夕食後は薄暗い小屋のテーブルにタンザニアのガイド7人と座り、
それぞれのお客さんたちの体調確認や、アタックの作戦会議をするの。
それからいろんな話をして真剣なあとは、冗談で椅子から転げ落ちるほど笑う。
遠い国の彼らと、つながってる感を感じる瞬間なんだね。
同じ目標に向かっていくその緊張感が、好き。

Asante sana!!!!




お客さんたちスタッフ全員もひとつになる、ホロンボハット3720mにて



これはあえてピンボケ気味を選んでます♪after dance and singing songs together.

今回のお客さんたちとはさいごの歌を考え、かえうたをつくり練習までした。笑

創り上げていくのはみなさんのほう。

お客さんの打ち合わせメモ。笑


ジャイアントセネシオとユリオプス




ジャイアントセネシオとキボ峰


マウェンジ峰


キボ峰






苦しいけど
苦しいけど
美しい
山頂手前から見る氷河の景色




さあ、旅日記を作ろう。

わたしとキリン

動物の写真もかわいく撮れたので動物編と
お花編に続く、予定。
キリンさんとキボ峰のいい場面もある。


お客さんに植物学者で国立科学博物館名誉研究員で
筑波実験植物園長をこの3月までされていた
岩科司先生がいらしたので、ご出演予定のラジオ番組などもご紹介するね。
※ご本人より、ブログ掲載ご了承いただいています。

また、若い男性のお客さんが幹事をしてくれて
全員のライングループもいま、盛ん。笑


キリマンジャログループ、
他にも飲み会計画があと2つ進行中。笑
出会い、結束
本当に感謝。


※このブログ内容、日記は、会社公式でなく
わたし個人のものです。







帰国しました♪ジャンボ

2017-10-15 22:20:00 | キリマンジャロ

キリマンジャロ登頂を終え
いま、成田からおうちに帰ってるとこ。

いいメンバーと、ガイドさんたちに
お天気にも
ありがとう。

これは、登山の後サファリいく途中
シラー
キボ
マウェンジと
3つのピークが見えてるキリマンジャロ!



すごい写真いろいろ撮れたのでまた
ご紹介するね!

たくさん感動した。はあ♡

キリマンジャロ マチャメルート今回のドラマ1

2017-03-03 08:05:25 | キリマンジャロ


この一年で5回目のキリマンジャロ。

毎回メンバーも天気も違うわけで。

同じ山なのにドラマは劇的に違うわけ。おもしろい。



このたびは3人のお誕生日あり、
若いハネムーンカップルがいらっしゃり、
たくさんの笑顔、
たくさんの涙も(もちろん喜びと感激の)。

旅って、いいですね・・・

みなさんに創り上げられていく物語。



ちゅっ。

リクエストにこたえてくれて↑・・・だって、あまりにも美しいキリマンジャロの風景だったの。

ハネムーンは何か違うものにしたいとのことで。
ビーチリゾートでも遺跡めぐりでもロマンチックな町の旅でなく、
テント泊のこの過酷なキリマンジャロ登頂ツアを選んできてくださった。
そしてお二人ともまわりを元気に明るい雰囲気にしながら、
見事にウフルピーク登頂。

(重ねて書いておきますね、このお二人、こういう写真はこの一回だけで(しかも要求に応じてくれて)
いつも周囲を気遣いながらしっかりとけこんでくださっていたの)

おめでとうございました!この先の人生、
どんなことがあっても、あたたかく絆強く、乗り越えて行かれること、
確信しました。




3人の誕生日、それぞれお祝いしたの。
スタッフ全員で歌と踊り。これはキャンプ3日目。

つづいてキャンプ4日目は全員で彼のテントを囲み・・・歌と踊りで誘い出す。笑

彼はびっくり恥ずかしそうに出てこられた。笑


3回目の誕生日会はゴールのゲートで。
ウフル山頂に続いて熱い涙をここでも流され、「人生で最高の誕生日です」
と言っていただきました♪
このときは私の頭と体にも飾りをつけて踊ったんだけど、
写真がない・・また入手したらご紹介するね。笑






山頂アタック。夜通し歩いてきて5700m付近。
もうすぐステラポイントで、後ろから大陸の朝が明ける。マウェンジ峰の上にダイヤモンド。

氷河とメルー山



火口の淵を歩く、目指す5895m。

歓喜


今回は10名中9名が登頂。








雨にも遭った・・・厳しいときもたくさんあった。


苦しかったけど、山頂に立った!













男たち。

おひとり、沼津アルプスの方。笑。




この半年で4度一緒に仕事してる、ガイドのリーダー エマニュエルとわたし。





キリマンジャロ、野生のキリンさんの世界から日暮里にただいまー

2017-03-01 22:49:53 | キリマンジャロ


今回も無事にキリマンジャロツアを終えた。

なんてドラマチックなんだろー♪

最後の最後までありがとうございました
とても魅力的ないいメンバー
ますます絆も深まった現地ガイドの仲間たち。
Thank you

いま乗り継ぎ電車の中、

さっきまで立ってたタンザニアの、そこにいたキリンさんたちのこと
思ってる

ウォーキングサファリで数メートル先にいたキリンさんたち



遠いような、近いようなその世界

本当だったんだよね

風の音とキリンたちの歩く音

私たちを見て立ち止まったり
ゆっくりアカシアの葉を食べながら進んだり。
細長い体の筋肉とか
堂々とした感じ。



同じ大地に立ってた

バッファローも。

一昨日からわたし、同じ服のまま。笑

満員電車の中に立って
帰りながら
この旅のことをまた思い出してる

ふう。






美しい人が山の上へ連れてってくれる

2017-02-21 06:35:28 | キリマンジャロ

I'm in Moshi Tanzania to climb Mt.Kilimanjaro
from Machame route again.

タンザニアのモシより。Mt.Kilimanjaro now.

スタッフに懐かしい再会!ここはもう故郷だねとか、
言われる
次はいつなの?と、もう聞かれ。笑

am6:30


エチオピアの空港で乗り換えのとき
お客さんたちみんなと自己紹介したんだけど、
一人の方がわたしの名を最初に見て
下から読むと、美しい人山の上に、と
読めたと言ってくださったの♪
美しい人が山の上に連れて行ってくれるんだなあと、
思ってくださったのだそう。

なんて素晴らしい。ありがとうございます。
メモ帳にメモリました

上山仁美、頑張ってきまーす。



今回のキリマンジャロのドラマエピソードの一部

2017-02-03 15:57:56 | キリマンジャロ

何より天気より、素敵なメンバー全員で最高ピーク「ウフル」に立てたことが
感動だった。

全員の写真。

今回は、去年の8月に一緒にマラングから登り
ギルマンズ(5690メートル、山頂まで標高差あと200m)までだったCさんも、
しっかり先頭集団でウフルピークに立つことができた。
わたし、彼のことを思いながら
登りながら泣いた。山頂で彼とハグしながら号泣だった。

去年の9月に行ったときも2回目の挑戦って方がいて
男泣きされてた姿も思い出した。

挑戦する姿はかっこいい。

40年間、キリマンジャロの山頂でキリマンジャロコーヒーを入れて飲むのが夢だった
というIGさん!も、おめでとうございまた。

↓ちゃんとドリップしてから入れてる。笑。
この無駄な遊びをやってしまいたいかたも、わたしは全力で応援します。笑
このあと彼はおいしそうに飲み、それからおいしそうに山頂で
タバコも吸ってらっしゃったわ。かっこよかった。



キリマンジャロ山頂付近の氷河



それぞれがそれぞれの、夢と希望と挑戦をもって登頂された。

30分くらい遅れて最後のひとりがゆっくりガイドさんたちにサポートされながら
ウフルピーク5895mに一歩、一歩と、歩いてきたとき
全員が歌いながら迎えた。そのとき、わたしはもう泣きすぎて
踊ることも歌うこともできなかったわ。本当にうれしかった。
みんなで抱き合った。おめでとう~って。

今回も、たくさん歌って踊った。笑
南十字星を見ながら、みんなでテーブルを囲んで、歩きながら、
立ち止まって休憩のときも、体操のときも、ほんとによく歌って踊ったね。

タンザニアのガイド陣がわたしに
「きみはいつも、楽しいメンバーを連れてくるね」って。笑。


少し食欲をなくされたり体調が万全でなくなっても
明るさを失わない思いやりにあふれたチームだった。


毎日楽しくて、「楽しすぎるから帰りたくない」とか
「来月も来ようかしら」って声も聞かれた。笑

体操も踊りながら♪
指導してくださったミスキリマンジャロ(とタンザニアガイドによって呼ばれていた)Mさんありがとうございました。笑


レディスキリマンジャロと、うしろのキボ峰(キリマンジャロ)見て!



あられが降ってたの、よく降ってたけど、大丈夫だったんだ。


旅日記を作りながら、写真見て、いい場面をたくさん思い出す・・

登頂は楽ではないんだけど、あったかいメンバーによって
楽しく、いい旅になった。出会いに感謝。
樹林から、月面のような世界から、岩場から、ジャイアントセネシオの群落から
コースも飽きることなくて、最高。

昨年8月のマラングルートとこちらのマチャメルートを両方歩いたCさんは
「両方歩いてこのキリマンジャロという山の深さがよくわかった」っておっしゃってた。
歩いて景色を味わう。
広大で、花もたくさん、いろんな姿を見せるキリマンジャロなのだった。

つづく。


ウフルピーク5895m全員登頂!

2017-02-01 21:11:21 | キリマンジャロ

Im back to Narita airport!
I'm so happy to inform that
all of 12 reached the highest peak "UHURU" 5895m!!!!!!

Thank yok for the best guides supporting us very well,
Emanuel,Everest,Prospa,Emanuel2,Yohanna,Jhonny!

love you guys so much!
↑この写真はこんなふうにして、とわたしがお願いしたわけでないよ。笑
彼らがしてくれたの。笑

12名のお客さんたち全員ウフルピークに登頂でき
本当に嬉しい旅になった。

全員で写ってるのはまたアップするね!プライバシー加工してから。
でも今カメラみたらうまく写ってないかも
どなたかに頂けるかなあ。山頂写真。

a lot more pics to show you♪



もう、キリマンジャロ、マイホームって感じくらい
あうんの呼吸で一緒に仕事できる,
安心して信頼してる、このチーム、大好き❤

お客さんたちもみんな最高に楽しいメンバーだった。

毎日見えた南十字星や、
感動の涙や、
あられや
白く、
赤く、
緑色のいろんな
美しい景色。
みんなの笑顔。
昨日のキリンや、バッファロー。

わたし、小さい頃、自分がこんなにキリマンジャロと
タンザニアの人々と仲良くなるとは思ってなかった!

また来月もキリマンジャロなんだー♪マチャメルート、おすすめ!

また報告するね!





To Mt.Kilimanjaro キリマンジャロへ

2017-01-24 06:39:36 | キリマンジャロ

We're ready now for 6nights 7days trekking Machame route by tents!
with 12 of nice charming members.

It's so hot in Moshi Tanzania ,about 30℃ at day time,
it's gonna be frozen up in mountain but find beautiful views
from green jungle to a large craggy rocky places like the moon
and glaciers on 5895m.

今日から6泊7日テント泊でキリマンジャロ登山へ!
12名のメンバー、とってもいい雰囲気、楽しくなりそう!!
いま、タンザニアのモシという麓の町にいる。
とても暑くて昼は30度こえてた。
昨日からホテルのスタッフ、ガイド陣と懐かしい再会にハグ!
嬉しい!!

緑豊かなジャングルから
広大な月面のような場所や岩場など。厳しいけど美しい景色が待ってる

頑張ってきまーす。

in front of me now 6:30



赤く染まるキリマンジャロ
赤霧だ!とお客さんたちと言ってる。笑



ホテルの屋上からご来光をみてるとこ。






ちょっとそこまで

2017-01-22 14:53:10 | キリマンジャロ

成田空港に向かってる!
キリマンジャロのツアーで、今夜20時発。エチオピア経由で、
タンザニアへ!

出発間際になればなるほど、これまで早くやっておけばよかったじゃん?
てことで忙しかった。笑

そして最後は完璧を諦める。

留守をお願いする、家族や友達家族やシッターさんに託して
お願いします❤️

平日に見てくださるシッターさんに、
キッチンに残ってるホウレンソウやキャベツ使ってください
ポン酢買っといてもらえますか?

と、メールしたら

任せてください

安心して行ってきてください

と、言ってくださる。ありがたい。

同じく平日に見てくれる
友達ファミリーも、はーたんを迎えるのが楽しみだよと言ってくれる。

はあ、出発のときには

泣けてくる。

そっけない(頑張れとかも一切ない、苦笑)夫にも長女にも
行ってきまーす、ありがとう♪
だし、ほんとは寂しいのに口にはださず
頑張ってねーと言ってくれるはーたん

❤️

家を出るときはわたしも笑顔で行ってきまーす

なんだけど

ドアを出て、歩き始めたら、なんかこの春みたいな陽気の中、
なんだかわからない気持ちで涙出てくる

これって、なんかリセットなんだとおもう。笑

アフリカ大陸は遠いとこではなく
すぐそこで、
ママはちょっと行ってきまーす

心配してたらきりがないし
お客さんたちに会った時からもう家の心配は忘れてる。このツアー

楽しもう!

このツアーにかけて来て参加してくださってるみなさんと
また最高の旅にしたいなあておもう!!
みんなでウフルピーク5895mを目指そう!
楽しいスタッフみんなも待ってる。

家の人である私から、
向かっていく私になる時の緊張感の、大きいこと!
でも自分はできると、信じてる。笑
支えてくれてる周囲のおかげ。あったかい言葉をいつもくれる
みなさん、ありがとう❤️

そんなこんなで、ちょっとそこまで
行って来まーす
留守中また、よろしくお願いします。



今日、春みたいだった!


帰国したら一緒にバドミントンやる約束してきた。2月1日に帰国だよ。、




マチャメ登頂!編

2016-10-03 21:49:20 | キリマンジャロ

山頂アタックへは
2016年9月25日深夜に出発。

一晩中登り続ける間には
現地ガイド陣が歌を歌って励ましてくれる♪


ステラポイント(5756m)から見る
マウェンジ峰(キリマンジャロの三つの峰のひとつ)とご来光。



背中から熱を感じる。
太陽の威力ってすごい!



ポーターさんと手をつないでる
みなさんの姿が印象的。ちょうと私の前にいた
若い男性も、若いポーターさんと手をつないで
歩いていた。
男同士で手をつないで歩く姿は
なかなか見られないと思うんだけど、
ここで、この場面ではなんだかじーんとした、


その彼らがステラポイントで抱き合っていたところ。


みんなへとへとながら
さらにウフルピークを目指す。




(画像のサイズをもっと大きくすればよかった・・・前回と今回)





一歩一歩が
重く、果てしなく遠いゴールに思われるところ。








去年、マラングから登頂を目指したけど、ギルマンズポイント(5682m)で
惜しくも時間ぎれで下りられたご夫婦もいらっしゃった。

ご主人はもう数日食欲もなく、お腹の調子も悪かったけど
(こういう方は全然珍しくはない)
なんだかすごい気迫で、「絶対に登ります」

っておっしゃってた、今回。

その方も、
今回、ご夫婦も一緒にみんなで、ウフルピーク(5895m)
に立った!!!

立ったときには泣きます
ってはじめからおっしゃってて、わたしもそれを聞いただけで
何度も涙ぐんだ。笑。

そして、ウフルの看板の前で男泣きされてる姿に
またまたもらい泣き。

毎回泣ける、ウフルピーク♪

みなさん、どなたもどなたも、それぞれ!!
いろんなドラマを抱えて、そしてなんどもあきらめたいと
思われたに違いないけど
がんばって登頂された、本当にわたしも
逆に元気と勇気をもらいます。

ありがとうございました。
今回もいいメンバーに恵まれ、感謝です♡


オレンジの→の先がわたし♪




(時間があるとき、また画像サイズなおすね~たぶん・・)







マチャメルートのキリマンジャロ〜2、と蜘蛛問題

2016-09-30 15:33:13 | キリマンジャロ


今朝から家で旅日記をパソコンに向かってずーっと作ってる
写真見てたら鮮やかに思い出される、
つい数日前までのトレッキング。
皆さんとの楽しい瞬間、瞬間。

いま、登頂の日が終わったところ、8ページ目。
いい写真が多すぎて、選ぶのに悩むし、
毎回作るのが大変だけど
楽しい。でも時間かかる。


たくさん見せたいのがあるんだけど、
いまは、携帯に入ってる方からみせるね〜
そしてわたしも写真に写ってるもの。
現地のガイドさんが撮ってくれたもの。


ジャイアントセネシオの前で。
ガイドのエマニュエルが、
『ここに座ってみて!撮ってあげる』
って撮ってくれたもの。埃まみれ。

仕事なので自分で集合写真に
お客さんが一緒に入って〜と言ってくださったときしか
自分の写真てない。
なので自分ひとりのは今回はこの一枚。笑
でも十分なの❤️

これは、トレッキング3日目のバランコキャンプに向かう途中で
ジャイアントセネシオの群落のとこ。

このマチャメルートはざっくりいうと、
4000メートル付近、富士山よりずっと上、をなんどもアップダウンする。
高度順応に適してるし
景観の変化があって、すごく素晴らしい。

テント6泊だけど、ガイド陣がよく動いてくれて
至れり尽くせりで、こんな登山は日本にはありえない。
そして、最高峰のウフルピーク5895メートル目指していく
その過程すべてが喜び。


埃よけのマスクしてる。マスク、サングラス、目出し帽、必須。


ラヴァタワー前 4642m
この日もここまで3900くらいから登ってきて、また
降りるの。



写真はクリックしたら拡大になるよ♪

また風景の美しいのも
選んでみるね〜♪




ところで、

うちの家の屋上に大問題が発生していて困ってる。

それは

大きな

蜘蛛と蜘蛛の巣。一箇所なんだけども
わたしは、虫を捕まえることはできない。
気持ち悪いし、こわいし動いて欲しくない。
さっき親友が、それはなんとかいう季節の風物詩の
蜘蛛だとか言うてた。
蜘蛛が風物詩?

マイルぜー。

ほうきとかで取って投げてもどうせまた壁を登ってくるとか
戻ってくるに違いない。
もっともっと遠くに行ってほしいんだけど。100メートルくらい。

屋上のロウバイたちをチェックに行ったんだけど
いちお、成長してて。花の芽?みたいなのが
気のせいかついていたような。

旅日記が終わったら
屋上でワインを飲みながらウクレレしたいなあ。

なので、どっかいってほしい、蜘蛛。

蜘蛛問題はうちのことでした、







5895メートルでジャグリング

2016-08-24 11:48:34 | キリマンジャロ
今年二回目のキリマンジャロツア(8月)の最年少は21歳の
大学生の男子ショウタ君でした!
(ブログ掲載はご本人方の承諾をいただいています)

ちなみに、わたしのツアーで、今年2月にキリマンジャロに登頂したときは
78歳の男性が最も年上でした!!
素晴らしいですよね。もちろん最高ピークの
ウフルピークに立ちました。

そして今回のショウタ君。
ジャグリングをやっている彼は
キリマンジャロの最高峰ウフルピーク5895メートルで、
それをやるんだって言うのです。

それはとても難しい
ただでさえ苦しいのに
だいたいウフルピークに
たどりつけるかさえ
わからないのに

と、思ったんだけど、

もちろん応援しようと思いました。

やってみたい気持ちはすごくわかるもの。

で、3700メートルの
ホロンボハット(小屋)(日本では富士山山頂近く)
についてからショウタ君は外で試しに練習してみたのです。





すると、すごい息切れで
続けるのが困難なことを発見。
(当たり前ですよね。笑)
普段ならもっとすごい技を軽々できるのに、
手袋に厚い上着に、薄い酸素の中です。

そんな折、同じ小屋のダイニングで
向こうのテーブルに倉岡裕之さんを発見!!
倉岡さんは日本を代表する登山家で
7大陸最高峰のガイドができ、(たしかそれは日本人としては彼だけ)
エベレスト登頂は7回、
三浦雄一郎さんのエベレスト登山のガイドもした方です。

その倉岡さん、とっても気さくで、
一緒にお茶をという私たちの図々しいお願いにこたえてくださって
一緒にお茶をしました。

3700メートルのホロンボハットにて。

そのときのうちの若い男性のお客さんたちの、
倉岡さんに向ける見上げるような眼差しが印象的でした。笑
倉岡さんは世界の山の大変な話から
私のくだらない質問にまでもしっかり答えてくださいました。
ジャグリングのショウタ君のことも
やってみな!と。そのときの倉岡さんのお話もすてきだったのです。

年を重ねるといかに無駄をしないか考え、
余計なものは省いていくようになる。
自分はそうだ、いかに手抜きしていくか、て。
若いうちに痛い思いをたくさんして失敗をたくさん重ねたからこそ、と。
だからやりたいと思うことはやったほうがいい

と、倉岡さんの言葉には力がありました。

ショウタ君は、何度も外に、練習してくる
と出て行き、
霧の濃ゆい寒い外でジャグリングしてました。
みんなはなるべくおとなしく過ごしているときに。



ホロンボハットに2日間、高所順応のためにいるのだけど、遂に
ショウタ君、嬉しそうに駆け込んできて、

だんだん、息を上げないコツがわかってきました!!!
って。

いやあ。参りますね。
わたしに、そんな無駄(といっては悪いけど。笑)なものに注ぐ情熱って
もしかして、最近なかったよね?と思いました。

しなくてもいいことに懸ける情熱

とでもいうのでしょうか。

若さだけでもない、性格の資質もあるのかなあとも思います。

約4700メートルのキボハットにのぼり
仮眠の後、夜の間に山頂アタックへ出発です。

お客さん13名とガイド・ポーター15名で。

標高5000メートルを越えると
さすがに辛くなります。
(倉岡さんには6000まではほぼ平地と同じなんですって!)

ギルマンズポイント5681メートル
ステラポイント5756メートル
をへて、
一歩一歩ウフルピークへ。






ウフルピークの山頂標識板の前は
記念撮影の人と喜びモードで賑わっています。
長くはいれないのですが。。。




やったね!