やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

帰国してます fromコーカサス

2019-06-30 22:21:31 | このブログについて
先週の木曜日というか、日付変わって金曜の
AM3:00に家に「花のコーカサス/ジョージア・アルメニアのツア」から帰ってきた。
ただいまあ

アルメニアのエレヴァンを夜12時に出て、
カタールのドーハで乗り換え、羽田空港に着いたとき
夜12時になろうとしていた。
お客さんたちみなさんを見送り、
ターンテーブルを出てスーツケースを宅配に預けると、
終電は終わってて、
真夜中にも出ている深夜バスとタクシーを
乗り継いで東京の自宅に戻った。

羽田空港でビールとワイン買って深夜バスに乗り、
タクシーの中でも飲みながら運転手さんとしゃべってたら
だんだん日本に戻ってきた。笑
めっちゃすごい梅雨の湿気の東京。

洗濯物乾かないじゃん。


週末を経て、明日からはお客さんたちのための
旅日記を作りながらも次のツアの準備もしたり
月末のはーたんの修学旅行の準備もしたりしなきゃいけなくて。

なのに帰国してから家事は延々と
きりがないでしょ~。
休む・仕事する・考える・動く・寝る・飲む・遊ぶ・を
割り切りながら、どれもてきとーにやらないとね~
力の入れ具合をうまく適度にうまく適度にうまく適度に・・・・。笑。
それはどれも「真剣」なのよ。
だけどオンとオフと使い分けないと、力いれるところで
力入らないからね。抜くときは思いきりよ。

昨日、土曜日は夕方から大好きな親友家族がうちにきて、
(そのひとたちのお祝い含めるという名目で、実際はただの飲み会)
1時まで(子供たちも)みんなで爆笑しながら
ジョージアで買ってきたばかりのワインやチャチャのショットを
楽しんだ。
私だけじゃなくて、みんなが心から楽しそうだから、
笑っているから、わたしも幸せなの。

どうあがいても、わたしには日本にいる時間が
限られているので、わりきって遊ぶときは
本当にすべて忘れて、楽しく遊ぶことにしている。

*


ジョージア・アルメニア。
それぞれ、長い民族の戦いや支配や侵略などを経てきた歴史がある。
お花もすごくて、美しかった。
教会も興味が尽きなかった。独特。
あ~料理もおいしかった。
ワイン発祥だというだけあってワインも
いろんなの飲んでみた。

お土産に買って帰ったワインに、夫や友達は
「うまーーーーー」とうなっていたよ。


カズベキ山と丘の上の三位一体教会@ジョージア
朝、美しかったな。

アルメニアの早朝のセミヨノフカ峠のお花畑は
特にすごかったなあ。
でもある別のお客さんはセリム峠でのグラジオラスの群落で感動に叫び

また別のお客さんは控えめな色相のゲガマ山脈麓のハイキングで
わたしはここのお花が一番好きです
とおっしゃった。









































写真はほんの一部。
たくさん思い出、明日から旅日記にまとめよう


コーカサス ジョージア&アルメニアへ

2019-06-20 20:37:39 | このブログについて

いま、
成田空港で搭乗待ってる♪
フライトが夜で、午前中は、
換気扇の掃除したり、
床拭き、風呂掃除などしてた。少しでも
その先までやっとこうと、頑張ってしまうよね。

いつも出国の日とか前日って、いちばん家事してる。
いつも以上に。笑

これからカタールのドーハを経由して
ジョージア(グルジア)のトビリシへ!

↑はーたん用、国の位置
結構みんな、それどこ?と聞いてくる。


たくさんのお花や、ジョージアのワインや
教会や食事や、
アルメニアでコニャックや、笑
楽しんで来たいと思う!♪

さっき、はーたんとビデオ通話もできた。
朝、登校を見送る時は寂しくてわたしが
泣きそうだった。

行ってきまーす。





当たる気がする

2019-06-19 18:03:09 | おもう。


今朝、12円切手を買いに郵便局に行った。

昔の官製はがきだったから。

郵便局の方が、
「こちらで貼って出しておきましょうかー」
て、

わたし、モジモジ
てへ

すこしためらい、

「じゃ、恥ずかしいけど、お願いします」

と、出したこのハガキ。





そう

笑点の収録観覧申込み。


「これ、当たる気がしません???」


窓口のお兄さんに
ハガキを裏返して
チラって見せると、
「ふふっ。。。。ですね」
と、ニコって笑ってくださったよ。



小学生レベル、わたしが書いた。
笑点カラー。



表のほうに
夏休みに子供の夢を叶えたいです

と、書いておいた。

ま、夫の名前で申し込んだんだけどね。
行きたいのは、夫だし、
わたしじゃなく。笑。
子供たちも別にどっちでもいい感じで。笑

いつも見てるのも、わたしでないけど。
毎週テレビ見てゲラゲラ笑ってるんだもん。
当たったらいいなあ。
当たるよね、これ。








友達の影響でわたしも買った。
コバエや蚊を取ってくれるかなあと。

実用的ではなさそう。笑

育ってね!











中央アジアより。

2019-06-18 12:45:35 | おもう。

これ、昨日の夕方。

@中央アジアの草原 はっちとすっち(はーたんとすみれ)


親友に散歩しながらラインで写メ送って
『中央アジアにきてるよ』
って書いたら

『あー。荒川ぽいな』

とふつうに、返信きた。笑





梅雨でずっと雨かと思ってたら
結構、いい気持ちの日々。

夕方、はーたんとお散歩して帰りに
今月もお世話になるドッグカフェに行って
ビール飲んできた。笑

犬といるだけで、なんかたくさんのご近所の人たちと
話したり交流したりする機会が増えた。
世界広がるよね。


ほんとの中央アジアには来月いく。
明後日からは、コーカサス。スーツケースも昨日、
成田空港に送ったよ。


今日はモンチュラトーキョーに行ってきた。
ゴアプロ買ったの。(冬用のアウターsteel pro )
この夏も使うからね。










この穏やかな時間が

2019-06-16 23:47:48 | おもう。
今日、東京、昨日と一変、
とても晴れて美しかった。わたしは
当分もういろんな予定を入れる隙間がない
忙しい日々に突入していく。
No飲み会 No日本の山
ジョージア&アルメニア、キルギス、ストックカンリ。。と
続くの。そのツアとその隙間の日々の(家事と学校行事の)ことも
もう頭に入ってる。(それ以外のことは入っていない)

*

8月のストックカンリ6150m登頂のみなさん。
順調ですか。
厳しいイメトレとかもどうです?
長い歩きと・・・。厳しいですよ。笑
苦しいですよ。
(そして自分に、お前もトレーニングしろと、言い聞かせます)

*

そんな今日は次の海外ツアの前の
日曜日。
朝は仕事して、家事して、昼は
ホットヨガにもいってきた。ホットヨガは
自分の体のよわいところや、癖を教えてくれる。
立ち方、バランスとるときの重心の置き方を
気づかせてくれて。汗を大量にかき、
心からリセットされてすっきりする


*

はーたんと今日も散歩にいってきた。
晴れた夕暮れ、とても気持ちよかった。

すっちかわいすぎ






はーたんとすーたんを
呼び間違えしまうの
はーっちーって、すーちゃんに言ったり
すっちってはーたんに言ったり(わけわからんじゃろ)








足ながすぎるわたしたち




このお散歩の一時間。
家事も仕事も自分のツアの持ちもの準備も進まない一時間。
それが
とってもとっても、わたしには大切な一時間。

*

今きづいたんだけど

去年五月の日記
↑クリック
はーたんは、「犬が飼いたい」と熊野那智大社でお願いしていたんだねびっくりしたわ
飼うなんて微塵も思ってなかったから・・・・・・・
二人ともいまは飼ってる♪





宇宙

2019-06-15 16:30:36 | 南米・中米

一昨日ベランダから月を見たとき
ふと手が止まった。
去年のキルギスで
氷河の上にいた夜を思い出した。

@イニルチェク氷河
そのときの寒さとか、氷の音を思い出した。
そういう世界があったことを思い出した。

なんか日常でのわたしと、遠いところにいるわたしが
つながるみたいなの。東京の家のベランダで。月を通して。

世界のあちこちに行ってどこが好き?
と良く質問される。
どこなんだろー、どこも好きです
と、答えるほど、どこも好き。笑

でも、実は氷河の上が一番好きなのかもしれない。
キルギスのテンシャン山脈のふもと、広大なイニルチェク氷河の上を10日間テントで
歩き、泊まる、旅をしたの。去年。

氷河の上を歩くのは
山の中の登山道とは違うし、
雪山の雪の上を歩くのとも違う。
土や石ころも混ざった氷の
複雑で脆くて、安定していないところを
ひたすら冒険するの。道は
ない。

月がひっそり7000mの山影に隠れると
暗闇がさらに深まるの。


@4100m イニルチェク氷河ベースキャンプ


<
写真はすべて@イニルチェク氷河 この山はハン・テングリ7010m
すこしテント場から離れた灯りのないところから
見上げる空の
すごいこと。
流れ星がポロポロ落ちていくの。
なんか宇宙だったんだよね。

そして
水が流れているポコポコいう音や
カラン、と、時々氷が溶けて崩れる音がするの。
それが、満点の星空の下
流れ星の音のように聞こえるの。




左から二つ目のピークが天山山脈最高峰のポベータ7439m

宇宙の中にいるんだなあって思った。
カラン、カラン。と。

*

わたしが思い出す最も宇宙な夜は
このイニルチェク氷河でと、
ペルーのマチュピチュでのとき。
マチュピチュのときは、高山病のお客さんを夜に
スタッフたちと下山させるために歩いて暗い山の中を
下りたとき。
70代のその女性も、おんぶされながら
こんな星空は生まれて初めて見た、といっていた
なんだか銀河がピンク色にかすむほどすごいものだった。
星を見ていなかったら、あとは目がおかしくなるほど
暗闇だった。

*

いや、まだあるな、星空の思い出。笑
中学のときの肝試しのキャンプだわ。笑
たいまつが消えて、生まれて初めて本当の暗闇から
星を見たわ。

*

イニルチェク氷河の星空には
氷の音がついていた。


そういえぱ。

20代の後半の頃、後藤くんという男の子がいてね。
いけめんの。笑。3つくらい年下だったかな。
それがポツリポツリしゃべる子でね。
あるとき一緒にウィスキーバーに行って、
テーブルで向き合って座ってそれぞれ、ウィスキーのロックを
頼んだの。後藤くんは、
グラスを傾けて回しながら
氷の音を聞きつ
そのグラス越しにわたしを見つめてた。笑
そしてほろ酔いな感じで、
氷がきれーー
とか言ってた。氷がカラン、カランて。










焼肉「たい平」さん@藤沢 &居酒屋編 つづき。

2019-06-13 23:47:27 | うまろぐ


鎌倉をあとにして藤沢駅につき、改札を出ると
Kさんが笑顔で待ってくださっていた。
いい年の女二人にごちそうしてくれた経営者kさん、と書くと、
どんなギラギラした豪快なおじさんだろうと想像されると思うのね。笑
真逆。なにからなにまで、違う。

わたしたちはタクシーで
藤沢にある焼肉の『たい平』さんへ。
プライバシーがあるので詳しく書かないけど、
わたしたちにごちそうしてくださったの。わたしのツアにも
何度か参加してくださっていて、とっても出会いを
大切に思ってくださっていて、
すごくありがたい。
今回は本当に素直にたくさんたくさんごちそうになりました。

まだ外の明るいうちからビールで乾杯し、
しかも「女子力ないんです、わたしたち」とか言って
肉をすべて焼いてもらうという・・・

想像して。目の前の男性が
炭火の七輪の向こう側からどんどんどんどんお肉を焼いてくださるの。
ビールはキンキンに冷えている。
わたしたち女二人は焼かれていくお肉を箸で口に運ぶだけ。
お肉ははあーああああああああ
プリプリっとして弾力があってお口の中で肉汁とともに
溶けていくの。

ここでも食べることとおしゃべりに
集中していたかったから写真一枚しか撮ってない。たくさん
たくさんいただいたんだよ、タンもカルビもホルモンも。
焼いてもらう&ビール&上質なお肉、メロメロ。
キムチなどもとっても美味しかった。

あまり詳しく書かないけど、笑
この方、食べ物の話をするときの盛り上がり方や
これまでも一緒に飲むときの楽しみかたが、
なにか私のなかではいい感じに、わたしと共通のし好を感じてしかたなくてね。
勝手ながら「わたしと同類」と分類させていただきます。笑
けどそれは、奥底のやんちゃ性であり。
とても紳士的で穏やかで、
お酒が入らないと心が開かないような?笑
少年性を持ち合わせていらっしゃる、そんな方。笑
なんか経営者というより、サラリーマンで、
腰の低い方で。

(おまえ経営者というものにどんな先入観もっとん?と自分でつっこんでおくね)

ほんと、ほんとうに甘えてしまってすいませんでした。すべて
焼いていただき、わたし、口のまわりをベトベトにしながら
ビールや日本酒を飲みながら
焼肉をいただくという、至福の時間を過ごさせていただいた。
一番幸せないただきかた・・・気取ることもない
一番好みの食べ方・・・・
最高。

たい平さんはスタッフの方もよく動いてくださり
網は何度もいいタイミングで変えてくださり、
とっても感じよく、店内も綺麗でいろいろ心遣いが感じられる雰囲気。
(ぐるなびかっ)
といっても気取りすぎず、普通に家族みんなとかでも
行きたいな~っていうお店だった


さらにKさんはタクシーで茅ケ崎駅の近くの
居酒屋さんに連れて行ってくれたの。(一日に二回タクシーに乗った。ここも重要)

茅ケ崎駅すぐそばの、厚田村さんというお店。




カウンターに三人で並んですわり、
いろんなお話を店主も交えて(店主、うんうんって頷いてきいてくださるの)大人時間。
kさんとそこの店主はお知り合い同士ね。
たくさんの日本酒から選んで飲みつつ、
最高の時間だった。お腹一杯だったけど、
お料理のレベル高いっ。すごく落ち着いた雰囲気の
内装に大きな生け花に照明に。
このカウンターに並んで座って飲む感じの、幸せなことよ

もう日頃のたまりまくっている業務については
一切考えることもなかったからね~完全にオフデーだった。
(この日の朝、親友に会ったときにはまだ業務のごちゃごちゃしたことで頭がいっぱいだった)

*

こんど、わたしがKさんに食べていただきたいお店が
赤羽に数軒あるの。笑
必ず必ず、一緒に行きましょう、ってお誘いしようと思ってる。
もうわかるの、
絶対に喜んでいただけることが。しかも
入店が難しいところもあるから、ちゃんと入れるように
時間も設定しますから
だって絶対好み一緒だと思いますの


なにがって、すべては出会いなんだなあって
感謝。
こういう、チベット仏画展から焼肉&飲み会の
幸せな1日だったの。











チベット仏画展と贅沢な焼肉 鎌倉〜藤沢〜茅ヶ崎

2019-06-13 10:33:59 | うまろぐ


日頃から仲よかったけど、
一度二人で遊んでみたいね、と話してたママ友ちゃんと
一昨日、
神奈川の一日旅をしてきた♪
(神奈川ってわざわざ書くほどもないほどこちらの人には
同じ首都圏なんだろうけど)

子供同士は仲良いけど、そしてたまにパパたちも含め
家族丸ごとでお家飲み会はするけど、
二人で!は、初めてなの。

このひと(友達)、最強クラスのポジティブ。
わたしが人生揺るがすほどの失敗して落ち込んでる時も
体張って、笑、元気くれて励ましてくれる。
その体の張り方、半端ない、神だよ。
一緒にいたらどんなことも、
プラスに変える力になりそうと思えてくる。
めちゃくちゃ美人なんだよ。おしゃべりしてたらその目に
引き込まれそうな。笑。でも。中身が
子供みたいに無邪気でかわいいの。前向きさと天然ぼけさと
明るさと強さが・・・。笑
彼女の娘ちゃん(はーたんの親友〕が、
うちのお母さん変だから心配なの
と、ある日クールな真顔で言ってた。笑
わかるわ。笑。

案の定1日は足りないほど楽しかった。
話題も、よくこんな発想になるよね、ていうほどの。笑
帰りは酔っ払って口開けて電車内で寝てるわたしを
連れて帰ってくれてありがとう♡笑



まずは、鎌倉へ。馬場崎研二さんの
チベット+日本 仏画展@鎌倉ギャラリー


誘ってくださったのはわたしのお客さんのしげよさん。
馬場崎さんはしげよさんのお知り合いで、馬場崎さんご本人も
ギャラリーに一緒にいらして、
作品づくりについてなど、貴重なお話を伺うことができた。
(ゆうてそんな堅苦しい質問じゃないんだよ。笑)

若かりし馬場崎さん、初めて、チベットタンカを目にした時
(そういう知識もなにもまったくなく、ご存じなかったらしいの)
なんだこれは!!!!!!!!
こんなものがあるんだ!!!!!!!!
と、強烈に驚き感動されたらしいの。
まさか、それからご自分が描くようになるとは
夢にも思わず
という、仏画との出会い。

人生を変えるほどの出会いってあったかなあ。
と、そのあと、友達とも話した。

馬場崎さんはその出会いからチベット人絵師のもとで習い、
一途に
仏画を描く道を貫いてこられた。30年余り
インドで生活された。

あえてこのブログで紹介するための
写真は撮らなかったの。
あの、美しい鮮やかな強い色合いは、目で見るべきものだと思ったの。
絵に顔を近づけて見ると、
その凄まじい細かさ、
小ささ、
詳細さ、
丁寧さに
驚愕するよ。それは、写真でもポスターでも絵葉書にしても伝わらないと思う。
実際の絵をみるべきとおもったの。

表情の柔らかさや
手指のなめらかさや、羽衣の風になびきそうな感じとか。
いろんな物語を感じる絵図。

爪のサイズの小さい姿の仏様とか人々、
その着物の模様まで細い線で描かれていて、
特に曼荼羅とか
絵のどの部分を見ても、飽きることない。(虫眼鏡必須。笑)

どんだけ忍耐強い作業だろうと思うけど、馬場崎さんは
のめり込んだらしい。それこそ、1日が足りないほど
没頭して描き続けたらしいよ。

馬場崎さんなりのチベット仏画と日本らしさの『融合』も
表現されているよ。
伝統を受け継ぎながらしっかり自分の世界も出されている。

タンカとは掛け軸なのだけど、裏をめくってみると
ちゃんと仏のちょうど後ろ側(裏側)の頭と喉と胸に
文字が入れてあってこの仏画には魂がこもっているんだと思った。

2時間くらい見せていただいた。
しげよさんと、馬場崎さんと、親友と
とっても楽しい時間だった。


チベットではふつうにこのタンカが家に飾ってある。
人が亡くなると、その人にふさわしい仏像の絵を
画家の方に依頼して描くのですって。
でもそういう仏教的知識がなかったとしても、この繊細な絵を見るだけで
癒される。
8月にチベット仏教のラダックに行くけど、きっとそこで見る曼荼羅は
この馬場崎さんの作風と違うことにわたしは気づけると思う。
みなさんもチベット文化圏にトレッキングに行かれ、
こうした仏画や曼荼羅を目にされると思うの。
世界が広がると思うのでおすすめ!
一緒に行った友達もとても喜んでいた。

馬場崎研二さんのチベット+日本仏画展は
16日の日曜日まで。
会場は鎌倉ギャラリー
鎌倉駅から徒歩三分です

鎌倉をお散歩するのも楽しい

ぷらっと立ち寄るのおすすめ



それからわたしと彼女は、鎌倉を後にし、藤沢駅へ行った。
そこでわたしたちを迎えてくれたkさんと会って、タクシーに乗り込んだ。


つづく。




ビザンチン

2019-06-10 16:32:35 | このブログについて

忙しいのは、家族とのゆっくりした時間とか
寝る時間とかも大切にしたうえで(わたし、よく寝るのよ)
いろんなやることがたくさんありすぎるから。切羽詰まっている。

けっこう期限の迫っている仕事があるのに
余裕ぶっこいて遊んでいるから
忙しいの。

たくさんのメッセージをいただいていて
返信も遅れがちになっていたり、できていなかったりしていて
すいません。

ちょっと携帯を見ていないと、未読のメッセージが
300件とかになっているって。笑

それでも完全にそれらから離れて、昨日(日曜日)もはーたんとオーケストラの
演奏を楽しんだり、(はーたんにとっては初めてのナマのオーケストラ演奏
とても感激していた、楽器の音が心から美しいって思った)
(調布フィルハーモニー オーケストラの定期演奏会)
(望遠鏡でお目当てのふじもんのフルートのソロパートも堪能)
(この方が6000mに登ったとは!しかも余裕で!肺活量があるんだろな。
すごいものだとか感心しつつ)
(しかも指揮者の方はとても音楽を楽しんでる感じが伝わってくる、その場を
自分が楽しんでいてまわりに波動してる感じした)

夜にはゆっくりワイン飲んでご飯作りながら食べて・・・おしゃべりして
てな感じで
オンとオフを完全に自分の中でわけている。

(そういえば、昨夜は避妊手術後でまだ白いガーゼを胴体に巻いてる
すみれを抱っこしているところに、はーたんに赤いワインをドバーンと
わたしと
すみれにこぼされてすごいことになったの。すみれは冷静だった。
白いガーゼが赤く染まり・・・ワインまみれのわたしたち
想像できるかしら)苦笑。親子じゃのう。

別にずっと走り続けているわけではない。

けどやらなきゃいけないことは山積みで
時間が足りない。笑


*

わたし、今、ビザンチン様式が好き。笑
好きになったの。

南イタリアに行き、特にアマルフィ方面で
ビザンチン様式の建築を見て、この色合いや混ざり具合が好きと
思っただけなんだけど。

そしてこのたびのイタリアの旅の締めくくりは
ビザンツ帝国(東ローマ帝国)のかつての都コンスタンティノープル
(いまのイスタンブール)でアヤソフィアを見学して
歴史的なつながりを目の前で見た。

しかもわたしの次の(6月の)ツアはコーカサスのジョージア・アルメニア。
さらにつながっていくんだなあと。


でもね
日本に帰ってきて、PTAのこととか家事とかしてて、
ふつうにこっちの用事をしていると、なんだかとても遠いことなんだよね。



*

ギリシア・ローマ的美術とイスラム美術の融合。

(わたしの解釈なので間違っているところがあるだろうし
もっと細かくいえばいろいろ深いんだろうけど)
しかもひとつの大聖堂の中はいろんな建築様式が混合している。
だから建築がわかってくると、「ここは何々様式」「ここは何々様式」
だからここが作られたのはいつ頃なのか、とかもわかってくるわけよ
それがわかると、ヨーロッパの教会巡りも楽しくなる。
しかも教会の様式や規模を知ることは、その歴史的背景も
わかるようになるわけで。
人々の権力の顕示欲なんかも感じつつ、
そのバックにあるやはり人間くさいドロドロしたものと、
あっさりそれらを崇拝していく人々の心理とか考えちゃう。
それを置いといてもビザンチンは美しい。

*


ブルーとゴールド、
西と東の融合。


アマルフィ大聖堂イタリア




別に東京の自分の家もこんなふうにしたいわけじゃないよ


他にも写真あるけど興奮していたのか
暗かったからなのか
ピンボケなのよ、すべて。

ポジターノ@イタリア

マヨルカタイル。
くー、心憎いほどのかわいさよ。

なにが面白かったかって、この海岸沿いの今ではリゾート地も
昔はアマルフィ共和国というひとつの大海洋都市・国だったわけで、
貿易の中心だったわけで、
それ故にミックスな文化が混在していて、こういう大聖堂の
建築には
独特の雰囲気がある。


ここには美しい青い空、青い海、カプリ島、青の洞窟など観光地が
たくさんで観光客もわんさか。歩けば韓国語やフランス語や中国人の団体や・・・
本来はそれだけだと私的には幻滅


でもそれら(青い空と海と洞窟の)がなくても見るべきところが多くて
そのひとつひとつをすべてご紹介したいくらい興味深いの、
けどすっごいマニアックすぎる
誰か話し相手になってくださる方はご連絡くださいね。笑
この教会ひとつひとつの、聖人のお話や不思議な聖遺物のお話を
してみたいものよ。


アヤソフィア@イスタンブール












モスクとキリスト教の融合ってすごいよね。
ステンドグラスのところは新しいけど、
モザイクのところは元々の教会がその後にモスクに変わる前のもの。

ミックス文化が美しいゆうても、
壮絶なんだよね。戦いの末の。

*

こちらは別の独特の街並み。マテーラ。洞窟住居。世界遺産。








ここも心に残っているのは
歴史的背景を知っているからなのと、
ゆっくり歩くことができて、その間にいろんなことを思ったの。

(この盛りだくさんだった旅をこれ以上
まとめる余力がわたしにはない)


今、改めて歴史も勉強しようと思って、
この本を買ったの。


絵と図でわかりやすいの。


それと借りている本はこちら





知りたいことの今年のブームだわ
ビザンチン。

それと、岩石ね。笑


*


明日は馬場崎研二さんのチベット+日本仏画展を親友と
鎌倉ギャラリーに見に行かせていただく予定。@鎌倉ギャラリー(鎌倉駅から徒歩三分)
チベットタンカ(チベット仏教の人物やマンダラの掛け軸)の第一人者で
ダライラマとも面識のある方なのだそう。
そのあとはとある焼き肉屋さんにおじゃまして
ごちそうになろうかなあって思ってる。笑

昨日のオーケストラも、明日の予定もすべて
お客様とのご縁によるもので本当にありがたく思っている。





目の前のストロンボリの火山噴火

2019-06-06 19:16:54 | ヨーロッパ


今回の『絶景の南イタリイアを歩く~シチリアからアマルフィを経て
美しき村々を歩く
』(そういうタイトルだったの)のことをまとめたいけど、
一昨日、旅日記(お客さんに送付用)を作り終わり、そこに結構思いを盛り込んで
使い果たしたので、しばらくまとめる気力が残ってなかった
送付用旅日記は出来栄え云々ではないの、どれだけオリジナル性を
残すかが、自分の中では一番大切なことなの。(と言っておくね)
わたしの頭の中に残っている記録と写真と思い出を
A4サイズの中におさめていくって
めちゃめちゃ大変なの。
どんどん詰め込んでいくの。
それが終わったとき、いっこの旅が終わる。

ツアご参加のみなさま、旅日記が届くのを待っていてくださいね♪
(16ページあったかなあ、全部自分の言葉、あったこと、
聞いてきたこと、それでもまだ足りない。笑)

*


この旅のよかったことは、今回も
いつもご参加くださる楽しい愛しいメンバーであり、感謝が尽きないこと。

そしてガイドのサラがわたしの
一生の女友達のひとりになったこと。別れ際にくれた
手書きの詩を何度も何度も読み返してる。
なんで離れたところで違う環境で育ったわたしたちが
涙流して語り合えるほど近づけるんだろう、と思う。
(なんで、って書きながら、その理由もわかっているけど)
めっちゃあたかかくて、綺麗でおしゃれで、仕事ができて、
心がこもってて、わたしの好きなタイプの女性だった。

*


地球。プレート。地殻の衝突。

学生時代に教科書で習ったであろうことも
ずっとそんなに興味なかったか、忘れているか、そもそも
頭にも入っていなかった。
実際にこの目で、目の前に見て、初めて
すごい学習意欲がわきあがるのよね。


これさあ~すごかったよね?ねえ?
(と、今回ご一緒した方々に話しかけてる。笑)




ピンボケなのは心の動揺ってことにしとこう。

わたしたちも火山の国に住んでいるし、
テレビでも大なり小なり世界のこういう景色は見るけど、
これが、目の前(視線では自分より下に)
大音響の大爆発で、
真っ黒なところから赤い火が吹き上がってくるのを見るって
なかなかすごい光景だったよ。
耳をふさぐほどの音で、
きゃーーーーーってびびって言葉を失う感じ。
迫力ありすぎて、カメラもまともに撮れないわ
どきどきするわ。


イタリアで、たくさんのことを見て、学んだけど、
一番心に残ってるのは、文化や歴史や建築よりもやはり、
目の前のこの、ストロンボリ火山の噴火の光景だった。

美しいとか、神秘とか、一瞬で越えて
驚いた。周辺の空気を割り割く爆音が、忘れらない。

*

エトナ山(シチリア本島)も2900mのところまで歩き、
モンチュラのよく似合ってるかっこいいガイドさんが
(ここ重要)
新しい火口や溶岩の流れ出たところを教えてくれた。




↑店長に見せたいほどモンチュラが似合ってたかっこいいガイドさん

活動が活発なときはすごいんだろうなあ。
BBCの撮影に同行しているときに、火砕流の火のかけらが頭に飛んできて
やけどしたって、頭の傷も見せてくれた。

*

今回はガイドのサラのほかに
火山の山の歩きに三回、それぞれ違うガイドがついた。
それぞれから面白い話をたくさん聞けた。
エトナ山のモンチュラ似合うガイド、笑
ストロンボリ火山の、7000m級の山にも登るスーパーガイド、
この二人もかなりいろんな知識を教えてくれたけど、
弾丸のようにしゃべるわ知識が専門的で詳しいわ、のはこの
モジャモジャ頭のチーチョ先生(ニックネーム)だった。



チーチョ先生(ガイド)は、マグマの種類、噴火の種類を
コカコーラに例えて身振り手振りで教えてくれて、
めっちゃはいってきたわ。理解が体に染みた。


*

美しいティレニア海に浮かぶシチリア島の離島、ストロンボリ。(エオリア諸島)


山頂まで登っていくと、
ちょうど夕日が沈んでいくところで
手前の噴火の煙と真っ赤な火口と、太陽が重なって
見たことない絵が描かれていた。




音がドパーーーーーンしゅーーーーーーーーー
ゴアーーーーーー
みたいな感じでこんな写真どころじゃないよ、
何十メートルだろう上に吹き上がってて、
これはいくら写真や動画で見せてもこの迫力は
伝わらないのが残念・・・。








ここが今、ストロンボリ島で盛んに噴火を繰り返し続けているところ。

*

次の日はその、盛んに噴火を繰り返しているところから
溶岩が直接海に流れこむところ「シャーラデルフォッコ」と呼ばれている
ところからじっくり見学したよ。

そもそも、今回の旅では、「今一番活発なところ」が
何十万年単位で移動していることをまざまざと実感することができた。


この山の別の山頂部にはもう活動を終えた噴火口も残っている。

これは海上のボートから昼に見たところ。

まだ海面下にずっと長い裾野が続いてるの、2700mも。

こちらはストロンボリッキオと呼ばれる
このストロンボリ火山の太古の昔の中心部・・・の残骸。
(そういわれてもね、と思うだろうけど、そうなの)







スーパーガイド












2日連続、太陽は海を染め




目の前の火山は約8分~15分に一回
爆発して周囲を染めていた。



*


日本に帰ってきて、また図書館から本を借りてきたの。笑



カラーの写真付きで、プレートとプルームのテクトニクス、
地球の46億年前からの歴史、マグマ、火山、断層と地層、
今わたしのなかで熱い「岩石」についても。

チーチョ先生が教えてくれたことは概ね、このこと。日本語で読んでも難しい。笑

言うてたわー、シリカが多いとか粘性が低い高いとか。

他のページにもスコリアとか軽石とかのことが出ててたまらないわ

そしてこれらの専門的言語含めて
すべて英語で再度、説明できるように、勉強に、勉強って思ってる。

*


そして!
この火山についての部分は、この旅においてはほんの一部なの。

このあと、火山編が終わったら

マフィアの歴史、教会の建築、歴史、などなどが
オンパレードよ。海も景色も街並みも美しいけど、
そこには深い、日本とは全く違う、歴史的背景も広がっているの。





運動会

2019-06-05 00:57:50 | おもう。


帰国してからすぐにはーたんの
運動会があった。小学校最後の運動会だった。

目立って何ができるというものはないし、
背も小さく、
すごいリーダーシップがあるわけでもなく、
はきはき話すというわけでもない。

ただ、一年生の頃から風邪もひかず学校は一日も休まず、
スクールバンドの練習も休んだことない

最近は担任の先生がクラブ長とか役員とかを
立候補してくれたと教えてくださった。(超意外だった)
妹になった犬(すみれ)の世話を感心するほどよくするし、
ベビーシッターさんの来ない日は
すみれと二人でドッグカフエに行き、
夕飯を注文して食べ、お店の人にお世話になった。(この5月から)
(お店の方、わたしがイタリアのときも動画撮って
ラインで様子を送ってくれてたのありがたいよ)
そういうことはわたしが6年生のころには
自分の生活にはないことだった。


比べてではなくて、ただただ、成長。
成長感じるの。

運動会。六年生。

思いっきり力込めて走っている姿。
友達と笑っている姿。
スクールバンドでトランペットを吹いている姿。
騎馬戦で相手の子の帽子を取った時の誇らしげなガッツポーズ。
真剣な顔。
紅白の勝敗の一喜一憂。

全力のソーラン。
かっこよかったなあ。

















先生方にもまわりの方々にも感謝じゃ。