やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

モンゴルから帰国しました♪

2024-08-05 13:51:52 | 中央アジア

 

モンゴルから帰国してます♫

帰ってきて用事がありすぎてバタバタ。

それに東京、わかっていたけどめちゃ暑い!

アルタイ山脈の氷河、広い草原

美しかった。帰国の日のウランバートルの気温は14度くらいだった。

 

 

ウランバートルから西に1700キロくらいだったかな

国内線でウルギーという小さな西部のまちにいき、

そこかはロシア製の古いバンで、600キロくらいかな

いま、電車の中で書いてるのだけど。

揺られながらどこまでもつづく平原を走った。

楽しかった。

地球にはまだまだ、人の住んでない自然の手付かずの

場所ある。(当たり前だけど)

 

広いなー。と思って

旅っていいな。子供に見せたいなてまた思った。

 

もうすぐでんしゃ下りるので

また山の名前や花の名前も追加していくね。

 

 

アルタイ山脈

(なんかこのブログの書式変わったのね、

無駄に行間と、写真が。。。。)

 

このあとは年内は

3週間未満の区切りで

パキスタン、スペイン、知床、ネパール、ニュージーランドと

続く。

計画的に行かなきゃ

帰国していま、3日目だけど

花火大会とか大学見学とか行ってた。

はーたんは無事に塾も入れたようだし。

夏もあっという間かもね。

 

 

 

 

 


モンゴルへ

2024-07-23 10:11:33 | 中央アジア

 

成田空港に向かってる。

家のことはキリがなく永久に終わらない。

今朝も4時に起きてすーさん(うちのトイプードルちゃん)と散歩に行き、笑

朝日と月を見て

出る間際まで皿洗ったり拭き掃除したり。

冷蔵庫のおかずを増やしたり

スイカを切ってあげといて皮は生ゴミに出しとくとか。笑

細かいことまで。自分のことはそっちのけ。毎回これの繰り返しなの。

思ったけど、誰か他のこと(うちの場合娘のこと)をやってばかりで

やってあげたいし心配も尽きないけど、

自分でできることや考えなきゃいけないことは

余計に段取ってやってあげるのはやめたほうがいいこともある

と、自分に言い聞かせてる。

他にも大切な塾のことや大学のことや

手続きや、これまでだったらちゃっちゃっと

やってあげてたけど、電波も無いとこにいくので

遠隔でなんもできないし、夏期講習も間に合わなくて受けれないかも。

夏休みに受けたいって言ってた英検も申し込んでないじゃん!?とか。

ちゃんとエアコン切ってくれるかなとか

すーさんのこともやってくれるかなとか。わかるー?笑

先日のはーたん。浴衣着せて帰ってきた時は

ちょっと襟元崩れ気味だったけどおおむね大丈夫だった。

ひとりで着た時は、つける帯を落として「落ちましたよ」て

拾ってもらったりしたらしい。笑

暑いけどめちゃくちゃ楽しそうに過ごしてる。高二の夏。

 

毎回そうなんだけど家を出て、電車に乗って空港に向かって行く時

気持ち切り替える。いい旅になる!といい予感をいだき。

 

先日西遊旅行のホームページの

インタビューをうけ、掲載してもらってる。

こちら

よかったらのぞいてみてね

 

 

先日のキルギスのお花の記事は

あのあと訂正たくさんして書き加えてます。

マニアックすぎて

私としてはどっちでもいいと思うけど

日本高山植物保護協会ホームページで旅日記が紹介されることになったので

さらに先生がチェックしてくださったの。

旅日記は通常,外部転載禁止だけど、今回は

ご一行様ツアーで、掲載は会社に許可を得てます。

私のキルギス花のブログ記事こちら

 

直行便でモンゴルのウランバートルへ。

明日は国内線と車で西のウルギーへ移動してテント泊1週間!スタート

行ってきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


キルギスのお花&キルギスの抑留兵

2024-07-17 15:09:30 | 中央アジア

 

今回のキルギスのお花ツアーのあと、旅日記を昨日作り終わったと思ったら

来週からはもうモンゴル

山をはさんだキルギスの向こう側って感じ。

行くところはモンゴルの西の端

アルタイ山脈のふもとなんだけど、

キルギスの天山山脈の支脈のテルスケイ・アラトー山脈や

クンゲイ・アラトー山脈のアラトーはアルタイ山脈のアルタイと

きっと同じ語源なんじゃないかと思うし

似たようなお花も見れるのではないかと思う。どちらにしても

アジアの大陸の真ん中・・・

今度は6泊のトレッキングとテント泊。楽しみしかし

準備はまだこれから。

旅日記は簡素化していいことになり、楽に作ろうと思っていたけど

今回のキルギスまでは花の名前がたくさんで

その花の名前の記載は、ツアーに参加いただいた植物学者の先生に見て確認いただくという

貴重なものになった。図鑑があるわけでもなく、学名と現地の通称など

私には難しすぎるけど、せっかくまとめたのでここでも

旅日記から切り取ってご紹介するね。

シソ科、ナデシコ科、キク科などなど似ている花もたくさん。

オリジナル中央アジア花図鑑じゃ。

でも読めるかな?

 

スペルがたとえばiとaを間違えているとか

属を族と書いていたなどたくさんたくさん訂正もしていただいた。

現地には現地の植物の先生も一緒で、日本にはないお花がほとんどなので

学名でたくさん教えていただいた。けど、私はローマ字とカタカナで書き取り、ほとんど

意味不明のメモが残っただけ・・・

日本の先生はちゃんと学名であとから調べなおしてくださったりした。

標高は3000~3800mくらいまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

★後日訂正した箇所★

Shumalhaisenia nidulans シュマールハウセニア ニュドランス→Schmalhaisenia nidulans シュマールハウセニア ニドュランス

Ranunculus alberti→Ranunculus albertii

カリアンセマム アルタビクム→カリアンセマム アラタビクム

アンドロサセ フェッツェンコイ→アンドロサケ フェドツェンコイ

セイヨウユキワリソウ→ Primula algida

Cerastium bungeanum→Cerastium seratoides

Potentilla sp. →Potentilla nivea

カリアンセマム アルタビクム→カリアンセマム アラタビクム

Gagea →Gagea sp.

ナデシコ科→Silene sp.

ランの仲間→ラン科 アオチドリの仲間 Coeloglossum viride

Euphorbia alatavica→Euphorbia altaica

Rhodiola lienarifolia→Rhodiola linearifolia

キバナノカワラマツバ→セイヨウカワラマツバ

シソ科不明種→Phlomoides oreophila

Primula turkestanica→Primula algida

リンデロフィア・スティロサ→Lindelofia stylosa

ヨモギ属(Artemisia) →ヨモギの仲間(Artemisia cercidium)

オミナエシの仲間 Patrinia→オミナエシの仲間 Patrinia sp.

Phromides oreophilla→Phromoides oreophilla

イソマツ科 Androsace sericoe→サクラソウ科トチナイソウの仲間Androsace sericea

キタダケソウの仲間→キタダケソウの仲間 Callianthemum alatavicum

キンポウゲ科 リュウキンカの仲間→キンポウゲ科不明種

ケシの仲間 Lagotis sp. →ケシの仲間 Papaver croceum

オオバコ科ウルップソウの仲間 Papaver croceum→オオバコ科ウルップソウの仲間 Lagotis sp.

 

 

これもほんの一部。

印象的だったのは、あちらの先生が

キルギスの花の種類は約3500種とおっしゃったの。

そしたら日本の先生が、日本には7500(7800だったかな?)

と。😳

日本も小さな国なのに、この植物種の数ってすごすぎると思いませんか。

繊細な日本の四季を自慢に思った。。笑

 

先生はマーモットのことをデブネズミと呼び、笑

ほとんどの動物が食べれるか食べれないか、笑

とか、お花に詳しくていらっしゃるのに全く情緒のない面白すぎる話をされたりして

もう私は笑いっぱなしだし、その植物観察のために先生がこれまで海外で

ワイルドなテント泊をしながら過ごしてこられたことなど、こんな先生に勉強を教えてもらったら

植物の勉強が好きになるわ、と思った。

どうしてこういった色になるとか、どういう土壌でこうなるとかね・・・。

ちなみに私はずーっと旅日記を作っていたわけでもない。

机に向かって集中するのは苦手なので一日1時間とか2時間とか、

あとはネットフリックスで映画を見まくって、真夜中2時とか3時まで起きてて一人で笑ったり泣いたりして

朝は4時に起きてすーの散歩にいってお弁当を作ってから

午前中は二度寝して、また昼に起きて活動・・・夕方から飲んで・・・

ていうなんかの動物みたいな生活をしていた。

アフロから夏モードに髪型を変えたすーさん。

 

三連休のときは天気が悪くて山に行くはずをやめて

美味しいまわらないお寿司屋さんに家族でいったりした。

そしたらもう来週モンゴルということになっていたの。

 

この前、ていうか数か月前かな、はーたんと夜に

「ラーゲリより愛を込めて」という二宮君演じるシベリアに抑留されていた

兵隊さんの映画を見て、二人で号泣していた。

戦争が終わったのにまだ過酷な状況で強制労働をさせられ、希望なんてものを

持つのが難しくなるだろう苦しい状況・・・

今回キルギスのイシククル湖の南の小さな村、タムガというところの民宿に泊まったの。

お母さんとお父さんはとても穏やかで優しくて日本人が大好きなのって言ってた。

なんとあまり知られていないけど、ここは第二次大戦のあとに日本兵が抑留され

療養所を作ったのだって。2年くらいいたみたい。

そのときの日本兵には地元の人たちが(このへんではサクランボやアンズの木がたくさん植えてあるのだけど)

そうした果物などをこっそり差し入れしたりしてたらしい。

その元ソ連の施設は今も民宿の隣に残っていた。

そのときの「ミヤノさん」とかジャーナリストの「ナガサワさん」そして

現地の娘さんと恋に落ちて子供もできた方の話など・・・

をお母さんから聞いた。

ミヤノさんは80代になってからまたこのタムガ村に帰ってきて

一軒一軒、当時お世話になった家を訪ねて歩いたのだとか。そのときの人たちは亡くなっていても

その子供さんやお孫さんたちがいるって。

そうしたお話を現地でお母さんから聞いたときは、

ラーゲリの映画と重なって、しばらく涙が止まらんかった。

空気が綺麗で自然豊かで、人も優しくて、でもみんな日本に帰りたかっただろうなあって。

ずいぶんと遠いなあ・・って。でも

地元の民間の人たちにあたたかく接してもらったりそんな時間もあったんだなあって。

民宿の庭にもサクランボがたくさんなっていて。とても話が心に染みた。

ここの兵隊さんたちは全員無事に帰ったらしい・・・

この話がとても心に残ったのでいろいろ調べていたらそのミヤノさんていう方らしい方が

本を出していらっしゃことがわかった。たぶん同じ方だと思う。

つきなみな意見かもしれないけど、戦争をしてはいけない。

そうだ、最近、日本もドローンの攻撃隊を任天堂が作ればいいのにとか

私はあらぬことを考えていたの。ちょっと日本は無防備すぎないかな、とか。

引きこもってるゲーマーたちが軍人になって操作すればいいって。

こうした話を今回、メンバーたちに話したら

なんて考えだ、絶対に戦争ではなんの解決にもならないから」って強く言われてはっとしたの。

軍隊なんかもってはいけないって。

この話は長くなるのでこのへんにしておくけど、ちょっと目が覚めた。

どんな状況になっても戦争では解決にならない。そんなふうに胸をはって言おう。

 

さて。15時だ。買い物してこよう・・・

自分の準備のほか、塾の見学とか大学の見学とかいろいろ予定がぎっしり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


日本にはない花~キルギス

2024-07-07 23:44:47 | 中央アジア
キルギス。中央アジアの真ん中にある
国土の9割が山の美しい国
キルギスの最低標高が450mなんだって。(最高はもちろん天山山脈最峰のポベータ7439m)

1991年に旧ソ連から独立した。
好きすぎる国、いろいろとこれまでも「ここが一番好き」と書いたけど
やっぱりキルギスかも

英語のガイドさんも良かった。そこは重要。


ご参加の若いお客様(私よりはるかに自然豊かな中で成長された山小屋の方)
が、ソンクル湖で訪問したユルト(移動できるテント)で(たくさんの家畜と共に)生活する
遊牧民の7人家族を訪問したことを
「子供時代を思い出した」とおっしゃっていたことが印象的だった。そんな子供時代を過ごせることが
すごい。
私より20も若くして、日本にもまだ、 このような豊かな自然の中で幼少期を過ごされた
そういう方がいるのだと。
その方が最後のアンケートに「遊牧民の文明に頼らない生活が高山植物と同じように尊い」と
書いてくだったことや、
上山さんのお陰で自分もキルギスが好きになりました
という言葉が、本当に嬉しく、ありがたく、(その方だけでなく皆様も)
ありがとうしかない。

和やかで楽しい優しい、知識豊富ないいメンバーの皆さまでした。(これも大切)

ユルト

ヤギ、羊、馬、牛、ヤクの放牧が
あちこちで見られた。
特に馬はこの国では共存というくらい大切。



今回は(過去にいった天山山脈イニルチエク氷河のツアー)のような
いきなり天山山脈の核心部と氷河の世界と7000m峰の山々がある
のではく、
その世界を遠くに見る旅だった。
改めて、そのときのツアー(たとえばこちら)がなんと贅沢だったことかと思ったのと、
今回は今回で、キルギスの奥深い歴史と文化をたくさん知ることができたので
本当に思い出深いいい旅になった。(過去ツアーはこのブログから見れるよ)
遠くに白い天山山脈の山々を見て、あそこに立っていたんだという・・・感慨。
この気持ちをどう表すよ、という・・・・・(過去にご一緒した方にはわかるかな)
遠くに天山山脈(過去ツアーはあの白い山並みの中、氷河の上をテント泊で歩いた)

今回は日本の植物学者の先生の(上山がいるからお願いしたとの)ご依頼で実現した
贅沢な旅だつたの。先生とは過去で何度か
ご一緒させていただいた。辞書みたいな豊富な知識と
面白い過去の世界の植物調査のテント生活のお話と
私が思うに、ほとんど野生児というか野獣かよ、笑
ていうような面白くてワイルドなワイルドすぎる
「こんな先生だから植物の世界が面白いんだわ」と
思わせていただける魅力的な先生

勉強熱心なお客さん方と現地の
ロシア語しか話せないキルギスの植物の先生との会話も
私からしたら学名とびかう外国語みたいな刺激的な世界だった。

キルギスの植物の先生 観察中

まじで全員の日頃の行いがいいから
天気にも恵まれたのか、というくらい
奇跡的ないい天気だった。
車に乗った瞬間に土砂降りとか、宿についたら雨とか。
外にいるときはずっと晴れていて、
あ、この前のスペインのときも到着したら土砂降りとかあったら
私の行いがいいのか
これは3800mで普通は寒くて風が強くてそんなに長くいられないところだけど
無風で穏やかで、ランチをした。
楽園というか、雲上の極楽、という雰囲気だった。

今回のお花でタイトルになっている「トロリウス・リラキヌス」はこちら
キンポウゲ科(キンバイソウ族trollius)
日本にはなくて、純白というか青みがかった透き通るような花びらがとても綺麗


それが群生していた。(場所はがんばってあちこち探した)


それよりレアなのは、乱獲(薬草になるとか)で見つけるのが難しくなっている
サウスレア インボルクラータ
トウヒレン属だけど、まったく別物って感じ



先生はこれを一番喜んでいらっしゃった。

私が感動したのは宇宙人のような
シュマル ハウゼニア ニュドランス
キク科のあざみ




その他
お花は無数に咲き乱れ、美しく、景色が奇跡のようだった。

日本に帰ってきて、この湿度高い異常な暑さと
電車の中とか人混みとかごちゃごちゃした東京の現実の中で
信じられない美しい世界にいたんだわと
しみじみ・・・





見る花はほとんど
日本にない花



つづく












キルギスより

2024-06-30 19:02:01 | 中央アジア
みなさんこんにちは!

わたしはいま、キルギスの旅の途中。

広いな、中央アジアの真ん中。
交錯するいろんな歴史と文化。

山と誰もいない美しい景色と
たくさんの花。

美味しいごはん。














今朝、
キルギスに抑留されていた日本兵の話を聞いた。
とても心に残った。

やはり、日本人として
誠実に優しく生きるべきと
こんな遠い国の人々と接していて感じる。
ここに連れて来られた旧日本兵さんたちの
心が、年月を超えて、キルギスのおばあちゃんから私たちに
伝わった。
あたたかい気持ちになった。

そんなこともまた書くね。

毎日いろんな標高や環境のお花をたくさんみて
氷河の山々を眺め
心洗われてる。


細切れでインスタに写真もあげてるよ🇰🇬






余談・龍とか才能とか友情とか将来とか

2019-07-28 19:37:37 | 中央アジア

こちらは途中の休憩のときの
ヨガ『鷲のポーズ』

彼ら、身体能力はものすごく高いけど、この、腕を
深くクロスさせるのはできないみたい。笑
(前に伸ばした腕をクロスさせて手前に折り、さらに腕先を絡ませて手のひらを合わせる)
(わたしももっと腰を落としたほうがいい。笑)
(右の青い服のアリーシャは音楽学校にいて夏休みにアルバイトできてた。ピアニストになりたいのだって
ショパンも弾くなんてかっこいいよね)

*

キャンプの最初の夜、ポーターヘツドの
エルダ(英語は話せない)(ガイドとポーターほとんど
キルギス語は話せなくてロシア語)
エルダが腕にすごい入れ墨をしてたの。黒の。
それなに?って聞いたら「自分でデザインした龍」だと
別の英語を話せる子が通訳してくれたの。
龍が好きで龍の絵ばかり描くのだって。

この子 エルダ

逆光だけど、腕の龍、わかる?


でもこれは入れ墨ではなくて
水性ペンで描いたのだって。

そこで、わたしも龍が好きなの
と伝え、笑
わたしも描いてもらったの。(わたしほんとに龍が好き)
↓2日目の朝

わたしは腕が細いので
小さい龍。

これを見たガイドのマーラも
翌日。笑

腕、見えるかな。大きくてたくましい龍。
いかつくて怖い感じ。

ちなみに彼らは、入れ墨は好きではないそう。
入れたくないって言ってた。

そのあと日本語でマーラと書いてほしいといわれたので
マーラはマーラとカタカナで書けるけど
漢字で書くといろんな意味でいろんなふうに書けるよと
教えてあげた。それで魔羅って強そうな
ふうに書いてあげた。笑


写真がないけど、このあと、別のポーター(いつもおちゃらけている10代の無邪気なアジーズ)
が、胸に「愛」と書いてくれって言い、なぜかわたしは
酔っぱらって愛っていう漢字がとっさにかけなくて
二回間違えて(人の胸なのに)変な漢字を書いてしまった。
彼らは読めないからいいけど。笑。情けなくてごめんだった。
翌朝にはアジーズはすべて消してたけどね。笑


すごくアジアぽい子とロシアぽい子がいる
アジーズはわたしの右隣の子

みんなマーラ(36歳のガイド)みたいな頼りになるガイドになりたいって
目をキラキラさせながら言ってた。20代前半の子たち。
ポーターから経験を経てアシスタントからさらにガイドになる。

マーラは右端

そんなマーラは何度も夜に、
周辺の白い静かな山々を眺めながら、
この自然はすべて自分のもので
みんなのことを知ってるし
みんなも自分を知ってるし
ここで生まれ育って
自分の場所だ
と。
誇り高く思う気持ちがとても伝わってきた。



夕方のひとときに、あっというまに後ろの山の肩まで登り
すごい勢いで降りてきた。
もう半端ない体力と身体能力なの。

このキャンプ地が3900mで、後ろの山は5000弱のアバヤ。
この写真の右の肩まで!その前面の急斜面を。


英語が話せる子はいろんな境遇とかも
教えてくれた。

これはキャンプのスタッフの子たち。ひとりはこの夜が誕生日だった。

遠くからアルバイトできてた。

写真は写ってないけどこのキャンプ地に女の子のスタッフがいて
21歳で、(わたしの長女より若い)、ロシア人の彼氏がいて
遠距離恋愛中。彼はいくつか年上でもう結婚したがっているけど
「わたしはまだ結婚する気はないの、どうしよう」
とかため息ついて話してくれた。「すごくいいひとだけど」
「ほんとに彼でいいのかな」って。
ほんとかわいい子だった。ちょっとお姉さんの気分だったわたし。笑


この子はバク転がすごいの。助走なしで手もつかずに
氷河の上をバク転で飛び越えてたところ、かっこよかった。
それに絵もうまいの。


あと縫物もできる子が多いのは
破れた靴下を自分で縫わないといけないからって。

キャンプ最終のとき、
ポーターたちは一足先にヘリで帰ることになり。
朝にエルダがわたしのところにきて
くれたの。夜に描いたって。
彼の龍

かっこいいよね!!
宝物









涼しい景色と大変で感動的な氷河の上歩き

2019-07-27 15:55:07 | 中央アジア


10泊テントの連日の氷河やモレーンの上の歩きは
とても楽しく、大変でもあった。
氷河ってわたしたち日本人にはなじみがないけど、
雪のところもあるし
土や石ころのすぐ下も氷で
水が流れていたり、クレバスがあったり。
地形は常に変わり、動き、
不安定。



左からアシスタントガイド アリーシャ(普段はピアニスト)・無邪気な10代のポーター・わたし・ガイドのマーラ(頼りになるかっこいいひと)




実際わたしもクレバスに胸まで滑り落ちて
ガイドさんたちが引き上げてくれたことあった。
幅が狭かったので何気なくまたごうとしたんだけど、
思いのほか周りがゆるんでて柔らかく引き込まれた感じ。
ザックが引っ掛かっていたので助かったのかも。




お客さんたちはちゃんとガイドさんの指示通りに
歩いてくださって
大変といえば、5、6回出てきたロープの箇所かな。




よくサポートしてくれてね。

マーラが
「自分たちの仕事はこの大変な氷河歩きを
お客さんたちに大変だと思わさないことだ

と言ってた。

イニルチェク氷河。
これほど広大でダイナミックな氷河の上を長く歩けることは
そんなにないと思う。
幸せすぎる・・・
























先に歩いてルートファインディングしてくれたり
みんなでサポートしてくれて
本当にありがとう














最後に。笑




昨日帰国して♪

2019-07-25 23:54:58 | 中央アジア


帰国したの。ただいまあ

鏡の中のわたしは、日に焼けて黒いわ。
(今日からトランシーノ ホワイトcクリアを飲んでみる)


どこをどうまとめたらいいかとか
どこのエピソードをピックアップしようか
頭の中でまだ、
まとまっていないの

好きすぎる

氷河トレッキング。

ロシア語のガイドとポーターたち。好きすぎる。


男たちが馬に乗る、山の豊かな
自然豊かな、
キルギスが

好きすぎる。



氷河の上にいることがどんなものか

タフな仲間が(仲間になった)どんなにかっこいいか

あの果てしないトレッキングは
どれほど日常から遠いものか
大変だったか。
大変なのに、ガイドたちが感じさせないことが。

どれほど特別なのか。  ↓この子はポーターのヘッド。龍の絵が得意なの、書けたらまた書くね。

はあ、遠すぎる。さっきまで普通に一緒だったのにー。
こんなに遠いのかな。

i MISS THEM.
仲良くなりすぎると、別れてからつらいから
仲良くしないほうがよかったと思うほどよ、
みんなにほんとうに、ありがとう。ナズタロービエ



ポーターヘッド エルマ アシスタントガイドアリーシャ ガイドマーラ ポーターアジーズ
*

帰国してからは

容赦なく現実が怒涛のように。笑

学校の個人面談とか塾のスケジュールとか。笑
(この一日で)

八月の次のストックカンリのツアも
視野に見えつつ、たくさんたくさんの予定と、
これからどっぷり旅日記つくろうかとか。



櫻井君とも再会


暗闇に浮かぶ、月明かり
白い山々があまりに美しくて。


夜中にぼんやり立って見つめてた。周辺の山々。
月が強いから星がないけど、
とても美しかった。




写真のことを教えてくださったお客さんにもありがとうございます。

たふん、わたしでなくガイドのマーラが撮ったかも。
すごい真剣にこうじゃない、
ああじゃないと(わたしの)カメラをのぞいていた。
どの写真を
どっちが撮ったかはわからない。

美しかった。

わたしの山 ペトロスキー(右)




とにかく。

どのエピソードを切り取ろうかと。












美しい氷河から下りてきたところ

2019-07-21 16:06:31 | 中央アジア

10泊の氷河上テント泊から
無事に下りてきた。キルギスの天山山脈イニルチェク氷河。

美しかったー。美しすぎて
楽しすぎて、ぼーっとしてる。
今、標高1600メートルのイシククル湖畔のホテルのテラスで
ロシア語のヒット曲聴きながら
一息ついてるとこ。pm15:55。

大笑いして、真剣に歩いて、大笑いして、
真剣に歩いて
心が奪われてるわ。

天山山脈最高峰ポベータ7439mと、昨日のベースキャンプ4100m


ハンテングリ7100m右 と、MT.チャパヤ


何度も何度も息をのむ瞬間あった。


ガイドのマーラが仕事してる私を撮ってくれてた、さっきメールで受け取った

ロシア製のヘリに乗り込むところ

危険で大変な氷河歩きを
若いガイドたちやポーターさんたちに助けられながら
歩ききった。


今テラスでひとり聴いてるのは
夜にテントでみんなで聴いてた曲。
みんなロシア語なの。

彼らとはお別れしたけど
忘れられないな。10代から30代の
無邪気でかわいい人たちだった。
そして、ありえないほどタフで強い人たちだった。





このあとお客さんたちみんなで、夕食前に
打ち上げするんだ♪

たくさんのいい思い出がみなさんにも
刻まれていたらいいなー。



つづく♡













To the heart of Tian Shan "South Inylchek BC"イニルチェク氷河トレッキング ハイライト

2018-07-27 13:59:08 | 中央アジア


2018年7月12日~22日
のトレッキングはとってもワイルドでドラマチックなものだった

なおかつ、楽しいメンバーと一緒で
笑いの多いものだった。心から楽しんだ。


ガイドのマーラが先行してルートファインディング、ニコライが列の先頭に、わたしは最後尾から進んだ

モレーンと氷河の上はアップダウンが激しい




渡渉は馬で渡るところも





ちなみにこのあたりの男性たちは
馬に乗れることが当たり前。
馬に乗って走ってる男性たち(当然ガイドたちも含め)、
かっこよかった。









サンダルで渡るとこ。氷河の水はとっても冷たい。




急な斜面でロープ張ってもらってる


ひとりひとり下りる。みなさんとっても楽しんでくださってた。


わたしのテントの中のマンテマ。贅沢










川の水位はこのメルツバヘル湖の水位と関係している、
神秘を知った

詳しくは次回ツアで聞いてね♪

ここ(その氷河湖)では世界の研究機関が駐在しているのだけど
日本の大学生の男の子も一人入っていた。入っていたというか、一人で研究を続けているのだった。
それがとーーーーーーってもかわいくて、いい子で、さわやかで、わたしのお客さんたちにも
みんなに愛されるキャラのすてきなコだったの。

わたし、ガイドを通して現地のジャーナリストに取材を申し込まれたのね。
受けたのだけどそのとき、この子も誘って一緒に♡


この子っていうとあれだけど、長女と同じ年代なんだよね。
毎日毎日、ここの水位などを地道に調べているのだよ。

日本の将来を背負っていくひとりだね。

ちなみにこのインタビューは映像化されるみたい。
キルギスのこの大自然の美しさをわたしも称賛して語ったよ。ニコライが通訳。



湖のセラックまで一日、散策


セラックの上で




ポーターさんのうちの二人は16と18、サンダル。笑。余裕だね。アンドレとセルゲイ


ベースキャンプでは3泊したのでのんびり。



くつろぐうちのお客さんたち♡景色に溶け込んでる



うしろが最高峰のポベータ。かっこいい!

かっこいいニコラ


このサングラスにうつる自分たちもたくさん撮ったり。
彼ら、写真の中であまり笑顔じゃないけど、実際は冗談好きで一緒にいるときは
ずーーーーっと冗談ばかりいって笑っていたんだ。


何もみてるわけじゃないの。かっこいい写真をねらってみようって
やらせポーズ

わたしの友達になった山があるの、ペトロスキー

毎日 myペトロスキーと呼んで仲良くしていた・・・



帰りはヘリ(軍用みたいな20人乗りくらいの)


上から歩いてきた氷河の山群を見て、うるっとした

上空から見たわたしたちのメルツバヘルのキャンプサイト

とっても濃ゆく、美しいトレッキングだったの。

おすすめ♪

*




この日記はわたしが個人の感想を書いているもので
会社の公式ブログではありません。




















その夜に撮ったという写真 from Tien Sian mountains

2018-07-25 20:25:44 | 中央アジア


今日無事帰国しました♪ただいまあ。

さっそく、はあたんの夏休みの読書感想文の本を探しにきて
うーん、分厚すぎるなあ
とため息をついているはーたんを、待っているとこ。笑
わたし、
漫画にしとけば?
といってみると、さすがに、やだあーーーって。笑笑

手を繋いで歩きながら、はーたんがキルギスは
暑かった?寒かったと聞いてくる。

山の上(4100m)の朝晩はマイナスの寒さだけど
日中は晴れてれば24度くらいなんだよーと、話した。

日本、暑い。蒸し蒸し。
そして、友達たちが
今日はまだマシなんだよ、と教えてくれる。





私たちは氷河とモレーンの上にいた。

月明かりのある時

右は天山山脈2位ハン テングリ7010m


これが撮れた時

軽くパタパタ興奮して足踏み。笑




月が消える


最高峰ポベータ7439mの上の天の川


一枚ごとに身悶えたの、わかる???




ちょうど、ハンテングリのほうから、ポベータへ、この天の川が
橋のように天空でつながっているの。
流れ星がポロンポロンと流れるの。
見て!って言われて、振り向くと
まだ流れてるくらい
くっきりしてる
すごいのもたくさんあった。




闘いで殺されれ、
亡くなった人々の魂が集まるらしい、
血の山とも言われている
ハンテングリ。


翌々日、
お客さんたちに興奮気味に見せてたら
上山さんでもこんなの撮れるなら、みんなとれるねって

笑笑

お客さんが、
天文の雑誌に出したら?って。♡

たーしーかーにーーーーー。笑








美しすぎる氷河の上の世界

2018-07-23 03:25:53 | 中央アジア


みなさんこんばんは。

わたしは、10日間の氷河歩き&テント生活を終え、
(Kyrgyzstan テンシャン山脈)
今夜イシククル湖そばの観光地に下りてきたとこ。

氷河とモレーンの道なき道を、連日
優秀なガイド2人がルートファインディングしながら
導いてくれ、
無事歩き切ることができた♪
最後は4100mに3連泊♪

ひさびさに、海外で、力持ちで頼りになる
歩きも上手で野生の動物みたいな
ガイドさんたちと仕事ができた。

ロシア語のマーラ、わたし、ロシア語のニコラ
英語で打ち解ける。笑

大きな氷河とモレーンのアップダウンの中で
誰にも会わなくて、美しいことに
お客さんたちも、感嘆してた。


氷河は動いている、と、
実感した。
言葉では言い表せない。
こんなに広大な氷河が
周囲の山々からそれぞれ続いてるの、
あまりに
広大で
そのぶん、
なんか、自分が一瞬の中の幸せにいるって
その一瞬を愛おしく思った。
(そう、歩いているのは山道でなくて
氷河とモレーンの上)



マーラと3日間
みんなが寝静まった後の夜の氷河と山々と
星空の撮影をした。
半月近い三日月が山々の白を浮かび上がらせている
マイナス8度の空気。やがて、
三日月は山の中に消えて
もっと深い暗闇の中に、天の川が広がる。
静かなんだけど、氷があちこちで時々音を立てて崩れたり
ポコポコと水が流れている音がして
流れ星は何個も何個も、静かに
落ちていくの。
圧倒された。

ベースキャンプでは、
7000メートル峰のハンテングリを登ってきた
各国の人たちともたくさん話した、

心奪われてたわ。





美しい景色の写真をまたご紹介するね。