やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

帰国してます♪ ネパール カンチェンジュンガ 奇跡

2023-11-25 14:20:19 | ネパール
みなさんこんにちは。
帰国して一週間たって、昨日からやっと旅日記を作り始めている。

世界3位 カンチェンジュンガ8586m 南側の展望地より(標高4800m)
ネパールの東端、すぐ隣はインドのシッキム 北は中国。

いい天気に恵まれ、前回2019に行った究極の南北のベースキャンプに行く長い
大変なツアーを思い出深く思い出し、改めて
遠いところだなあと思ったのと、
いろんなロッジや新しい道や橋ができてだんだんと
観光地化されるのかなと思ったり・・・

2019にはガスってて見えなかったジャヌーが
ミルギン・ラ(4570m)から見えたときには泣いたわ


ジャヌー(7710m)は本当にかっこいい山  クンバカルナという呼び名で
インドの叙事詩に登場するクンバカルナという鬼神の名前らしい

左の山がジャヌー 右はカンチェンジュンガ

改めてネパールが深い山岳国家なのだということや
(平なところがない、山を登り、下り、登り、下りの毎日だった
首都のカトマンズでさえ、標高1400mの盆地)
他民族で優しい人たちの暮らしや
その緑の山々のすぐ上に神様の白い世界がある、いいところだなあと思ったの。
素朴な暮らし、人たち、(でも家族から離れて何年も出稼ぎに行き親子分かれて暮らす現実とか)
ヤギ、ニワトリ、豚の家畜がすぐそばにいて、
ヒンズーや仏教やキラント教の信仰などなど・・・
あまりにも色鮮やかで日本とは違い過ぎるので
帰ってきて
しばらくは自分の着地点がわからん感じ・・・


キラント教 かわいい












毎日天気に恵まれ(一度だけ雪が積もった)
いい旅だった。

びっくり奇跡だったことがある。
まず、この5月か6月、パキスタンに二回連続に行ったんだけど、
一回目、ナンガパルバット8126m(こちらはヒマラヤ山脈のちょうど西の端)の麓の
フェアリーメドゥという好展望地3300mに行ったときに
スペイン人のツアーガイドの若い男性がいて、お互いグループを持っていたので
挨拶をしたの。私は東京で、彼はスペインのバスク出身で、てことを軽く話したくらい。
このフェアリーメドウは世界で二番目に危険と言われる谷の細い道を
ジープで数時間登って行き、2時間くらい歩いて登った先にある。
そんなに気軽にはいけないところ。

そして翌月、またフェアリーメドゥにたまたま私はツアーで行くと
また彼がいた。そのときはお互い驚き、
こんなところでまた再会とはと。
その時もそれぞれ一泊だったので、日ごろはどんなところに行ってるとかを話した。
彼も世界の秘境を飛び回っていて
面白かった。
「また世界のどこかで」
と握手をして別れた。

そして!もうおわかり?笑
10月31日、私たちはカンチェンジュンガの南の2000mくらいの深い樹林と
深い谷のそばを歩いていた。右は谷で、トラバースの細い道。
村人でさえ歩いていないし、すれ違う人もいないところ。
向こうから歩いてきたのはその彼だったの。
もう、このときは、ぎゃーーーーーおーーまいっがっーーーーー

と、叫んだわ。

名前も知らない違う国の人に、それぞれの住んでいない別の国で、偶然。
一年に三回も会うなんて・・・(スペイン人と日本人が、偶然にパキスタンとネパールで会う)(それもヒマラヤ山脈の西端と東端)
運命すぎる。しかも、もしかしたらロッジのトイレに寄っていたり
何かタイミングがずれたら、近くにいたのに会ってなかったかもしれないのに。
(その場合、そのことさえ、近くにいたことさえ永久に知ることはない)
すれ違うとき、二人とも二度見したの。足元を見ながら進んでいたし。
メアドをもらった。(けどまだ送ってない)

こんな場所。

出会いとは不思議なものだ。偶然の確立とか考えていたら不思議すぎる。
しばらくお互いの予定を話したけど、この先数か月は会わないかな。
彼は来月はエジプトだといっていた。私はベネズエラ。

*

この週末は旅日記作りが大変じゃ。どこにも行けないし
何もできない・・

長女りーは今月30歳になり
年月感じる今日この頃。信じんれん!
私たちもプレゼントを用意していたけど、
またまた大きなゴージャスな
かわいいお花を買ってきてくれて


まじ生まれてきてくれてありがとう

このお花を見ながら
癒されつつ
がんばろ~(旅日記作りね