やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

美しい人が山の上へ連れてってくれる

2017-02-21 06:35:28 | キリマンジャロ

I'm in Moshi Tanzania to climb Mt.Kilimanjaro
from Machame route again.

タンザニアのモシより。Mt.Kilimanjaro now.

スタッフに懐かしい再会!ここはもう故郷だねとか、
言われる
次はいつなの?と、もう聞かれ。笑

am6:30


エチオピアの空港で乗り換えのとき
お客さんたちみんなと自己紹介したんだけど、
一人の方がわたしの名を最初に見て
下から読むと、美しい人山の上に、と
読めたと言ってくださったの♪
美しい人が山の上に連れて行ってくれるんだなあと、
思ってくださったのだそう。

なんて素晴らしい。ありがとうございます。
メモ帳にメモリました

上山仁美、頑張ってきまーす。



日曜のタンザニア出発

2017-02-19 15:51:56 | おもう。

タンザニアに行ってきまーす今夜発。
leaving for Tanzania again,4th times in this 6month.

デジャヴ?

てくらい、同じ光景とか同じ感情を繰り返してる。

家を出る直前までくるくると、
両手足を使う勢いで(笑)
家事して、まだ完璧じゃないけど時間になって
とりあえず自分の持ち物持って
家を出て。PM13:30。

外は穏やかにいい天気で。春を感じつつ。

電車に乗って一度何かが切れて
涙がこぼれて。

これからタンザニアまで行くのが信じられないけど
頭のモードを切り替える。

やることはやったはず、
できることはすべてやったはず。うだうだとした休息含め。

自分の日常のなかに、海外ツアがあるので
世界はそれほど広くなく
キリマンジャロに登ってくることも、
ちょっとそこまでであることを自分にいいきかせ。

実際この半年で4回目のキリマンジャロ。
裏庭と同じだよね

切ないのは、はあたんを待たせること。
最近、さびしいと、伝えてくるようになったから。
慣れてるんだと思ってわたしはそこに、甘えていたんかなあ。



はあたんが、自分の複雑な気持ちを
日記の宿題に書いていた。
うまくかけてると思う。提出前↓



涙ぽろんとこぼして、寂しいと口にするのに
一方で仕事をやめて、と言わない気持ち。

さびしいよね、
寂しいってこういうもの。
大好きだし一緒にいたいから。

けど、うちは、こういうおうちなんだよ。
そんなに遠くないしすぐ帰ってくるし
3か月とかじゃないんだよって。言ってみたりする。




とことんやるか、
減らすか
国内に戻るか
やめるか

毎回考えるわ。

でもツアーに出たらそういうこと一切おいとく。
このお客さんたちは
希望をたくさん持って集まってきてくださっている。
全員の無事登頂に向かって心くだく日々が
わたしは大好き。

何が正しいかって
すべては、自分がこれで良いんだって思えるように
歩いていきたいんだもん。人の手を借りてでも。
何が正しいかは、自分が信じている道。



今朝ははあたんの大好きなカルボナーラをまた作った
リクエストにこたえて、一緒に♪







出る直前まで
キリマンジャロとは関係ない日常感。笑顔。

サッカーの本田圭佑さんが言ってた。
死以外のどんな困難も乗り越える自信がある
って。
すごいね、彼。
住む世界もレベルも違いすぎるけど、わたしも
それに近い気持ちもってる。

ちょっと日常から離れた時にこそ、
思う気持ちってあるよねえ。
穏やかな普通の日曜日の午後なんだけどね。



はーたん誕生日&ニッポンの大切なもの、歴史、景色、道具。

2017-02-17 20:33:15 | おもう。

昨日はーたんが9才になった!
あれから9年なんだ~。(もっと前に感じる)

昨夜は家でささやかなお誕生日会ができた。好きな食べ物もたくさん作って
ケーキも食べた。近所のおいしいケーキ屋さんの。
家族みんなでほのぼのした。


↑プレゼントをあけたとこ。

はーたんは、年の離れたねえねが大好きで
ねえねもはーたんを溺愛していて、その二人の様子が
ほほえましいの。

ねえね(長女)のときは、わたしは若いママだったから
あれもこれも「こうでなければならない」っていうのをたくさん押し付けてて
かわいそうだったなあって思うことがたくさん。

結局自分の思い通りの人になんかなるわけないわけで。

自分も親の思うようには成長しなかったんだから、当たり前なのにね。


心配することもたくさんあるけど、根底に愛の基盤さえあればいいんだなあ

みんなはとっくに知ってるだろうことも、わたしは時間をかけて知った。

はーたんはねえねのことを「こんなふうであるべき」なんていう
枠組なんて最初からもたずに、ひたすら大好きなんだよね。
とにかくなんでも、なにがあっても、泣かされてもだーいすき



でもはーたんもしっかりしてて、ねえねに取られたくないおかしとかは
あちこちに隠してる。笑

(あまりねえねのことをブログに書くと怒られる、本人に。笑)


ねえねからはかわいいパジャマ2セットと、かわいいお手紙。↑パジャマ、すぐ着てた。

はーたん、ほんと嬉しそうだった。

わたしからは、

この美しい塗り絵ブックでしょ、


すっごい繊細な絵なの。すべて日本の景色と文化なの。
塗り終わっても保存しとけるの。

それと色鉛筆、水彩画タッチにできるっていう。


それと歴史マンガよ。

これ、全14巻のシリーズなんだけど、たまたま本屋に
4巻からしかなくて、でも大好きな奈良時代だし、はーたんにも
興味もってほしいなあって思ってね。読んでると
わたしでさえ、聖武天皇や奈良の大仏エピソードに引き込まれる。

それでいつか、奈良に行ったら楽しいだろうなあって。
(奈良の古い寺院めぐり、仏像、掛け軸、美術品、国宝、見るの大好き)

・・

そろそろ本題に入っていくね。笑。

わたし、海外ツアーの仕事が中心になってから
ますます日本を見直すようになった。
「恥」だと思うこともあるけど、日本の
自然の美しいことと、繊細さとか、文化や歴史の深さを改めて
見直している。

そんで、一緒に山をやっている友達がたまたま、古き善きものを
大切にしている人で。
ずーっと同じもの(道具)を大切にするっていう
感覚に、けっこう刺激うけてる。

わたしも山やってて、価値観とか見方とかどんどん変わっていく。
その気づきが、海外にいくとまた、際立ってはっきり見えてくる。

どっちかというと、わたしはアメリカ育ちの(育ちじゃないけど、笑)
新しいもの好きのチャラ系といえるとおもうのね。笑
若い時のわたしを知ってる人ならうなずくとこよね。



昨日、友達が東京に遊びにきてて一緒にかっぱ橋道具街に行った。
ずーっと道の両側にキッチン用品(プロ仕様のものも)の店が並んでて
一軒一軒、
これいいね、これよくね?
いやそんなに好きじゃない
いいなあこんなのほしいなあっ



ときめきながらまわった、時間がたりないほどだった。



心に残るほしいものが三つくらいある。
あの淡い赤色の皿、あの若草色の南部鉄器の急須、ステーキ焼くスキレット。


物にも恋する瞬間てあるよね。

一目ぼれ。

わあって心ひきつけられて、離れがたくなる。

でも、恋っていつか冷めるものでもあるから、笑、
とりあえず昨日は何も買わず、この恋が本物かどうか
しばらく待って様子をみることにしてる。笑


ずーっと長く大切にできるものを見つけて、
そういうものと一緒に暮らしていきたいなあって思ってる。

人間関係もだし、道具や日常用品も。

若いときには気づかなかったたくさんのものに
年重ねていくと出会えることがあるから、年取るのもいいよね、て思う♪





牛スネ肉のワイン煮込み

2017-02-15 09:28:38 | おもう。


もうすぐまたキリマンジャロ(マチャメルート)のツア。2/19からなんだけど、
まだ準備、そんなにしてない。
海外ツアは自分にとって本当に大きな仕事で、一本一本新しい気持ちで丁寧に大胆に
臨機応変に作り上げていくものだと思ってる。

先月も歩いたあの道をまた最初から・・。
今度は新しいメンバーと歩く・・・。

と思うとき、ふっと、はあっと、とてつもなく大きなものに
立ち向かわなければいけない気分になる。
同じ山に向かうにも、メンバーが違えば、
(しかもみなさん全員期待と不安でいっぱいなわけ)
天気も違うし、
別のものになるわけで。
自分の気持ちを一度「リセット」または「ニュートラル」
それを「休息」というんだろうけど、
しなきゃいけなんだけど、
主婦は忙しく、家事は休みがない。
だからあえて、自分で意識して忙しい中にも
「無」みたいな時間、無駄な時間?、白い時間、
空気みたいな時間を
作るように意識してる。
これは東京に来て、西遊旅行に来てから
自分でとても大切にしようと意識が変わったこと。その時間のひとつが
ホットヨガであり、昼寝であり、笑、ブログ書く時間だったり、
友達とごはん食べたり、子供たちと山に行く・・・

って・・・余暇、ありすぎじゃん。笑。

わたし、ほんとーに体が訴えてくるまで休むことができないから
眠い時、だるいとき、やっと気づくの。
あー、寝るほうがいいんだなあって。笑。

で、いろんなことを日常に詰め込んでいるわたくしなので、
常に頭の中でごちゃごちゃ、あれこれ、いっぱいなんだ。
それでメモに今日はこれとあれをして、あれを買って、これをしようとか
だれだれに返信、とか、書いてるの。で、たぶん抜けてるんだけど、いろいろ。

そして夜遅くに写真の整理してて、間違えて全消去してしまって
半泣きなりながら、ずっとパソコン見ながら地道にポチポチして復旧作業したり
(そういうとき、なんでこんな無駄なことをしなければいけないことになるわけ?と自問する)

そんな合間にも、牛スネ肉のワイン煮込み(シチューなのかな)を時間かけて作りつつ。笑

忙しくても、時間をかけて牛スネ肉のワイン煮込みをつくることも大切なんだと
思ったりする。

いつも思うの、
海外ツアがあるからこそ、この日本にいる間のすべての
日常生活もなんか濃ゆくて大切なんだよね。

余命がわかっていたら、誰でも今を二倍は大切にすると思うのね。そういう感覚。


この前、友達と話したんだけど、
ニュートラルな感覚に自分を戻せることは大切なんだって。

自分のニュートラルがどこなのかわかってるつもりよ、わたし
それが牛スネ肉のワイン煮込みだったりするわけ。

何かに集中するには、そこから一度全部離れる時も必要、ってかんじで♪フフ(大人~なつもり)





割引シール、ここ重要。安っいワインを半分飲んでから使う。


国産牛、ここも重要


漬け込む


そしてひたすら煮込んでいく


あとはトマトソースとかケチャップとか、ウスターソースとかはちみつとか
なんか感覚で適当に入れていく。(同じ味は作れない)(楽しすぎ~)お肉がホロホロになって、お口でとけるの。


食べるときはもう少しいいワインと一緒に・・・(はあ、大人時間)





昨日はモンチュラでバイトしてた。
お客さんが試着してそれを見るのも楽しい。
だって着るとみんなかっこよくなって試着室から出てくるんだもん

MONTURA Store Tokyo
MONTURA store Tokyo→クリック

ブログ

Facebook

で、その仕事のあと、広島から来てた幼馴染の友達とはーたんと三人でごはん食べた。
友達、広島から東京の飛行機がなんと片道780円って、すごくね7,800でないよ、780円。
ときどきそういう格安が出るからって。わたしもそういうの見つけたい~。


モンチュラのあとなので、モンチュラ着てる。

この友達もまた、この赤羽の昭和の雰囲気をステキって言ってた


1軒目

2軒目


このたまごつぶす瞬間、たまらん。




キリマンジャロ出発4日前。

今朝は5時に起きて仕事の準備して朝ごはん作ってた~。はーたんの誕生日の準備や
自分の準備もしつつ、あれこれやりたいことをまた思う。今夜も別の友達が遊びにくるし、
忙しそうでしょ、わたし。でもずっと張りつめてるわけでは全然ないんだ~。
時々、直前でせっばつまって泣くけどね。笑。


写真アップしてみます!

2017-02-15 06:34:58 | マチャメキリマンジャロ2017.1.22~
おはようございます。

一昨夜、いろいろさわっているうちに写真を失ってしまって(理由わからず)

とりあえず復元できたものを試しにアップしてみますね。
でもサファリでの集合写真が復元できませんでした



こちら→クリック


みなさまのお持ちの写真もここにアップロードしていただいたり、
またはダウンロードすることもできるはずです。見てみてくださいね。


丹羽さんのブログ拝見しました。とても詳しくまとめてありました!
このブログのトップページのカテゴリーからリンクできます♪

ありがとうございました。





みなさまよい一日を♪
そして遅くなってしまって申訳ありません・・

上山仁美

いろいろあった雪の入笠山☆スノーシューデビュー♪

2017-02-14 10:13:41 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

2017年2月12日(日)

日曜登山部子供たち4人と新宿駅からあずさに乗って
長野県の1955mの入笠山に行ってきた♪
入笠山は国内添乗の仕事してるときに
数回お客さんを連れて行った、そしていい出会いもあった
思い出深い山のひとつ。久しぶりだった。

子供たちに雪山、見せたかったし、
絶好の場所。

今回は途中一人、熱を出してしまって山頂に行けず!

他にも朝からいろんなことがあり!




いろいろあったけど、
登山は人生
と、改めて思い、そのことはママたちにも伝えた。
いいこともあり、
つらいこともあり、
うまくいかないこともあり、
美しい発見があり、
大自然の姿に感動して
その中に生かされてることを体感し、
友達の存在を知り、思いやり、
ひとりでがんばらないといけないこともあるし、
助けれることもあるし、
達成感も、
ときには挫折感もあり・・。
ということを改めておもった1日だった。

でもこの日は、(具合の悪い子を見てくれた)わたしの友達のおかげで
私と残りの子供たち三人はスノーシューで山頂に行き、ソリで遊ぶこともできた。






ゴンドラでスキー場上まで上がりつつ
子供たちはスキーもしたいって言ってた(今度ね!)

マナスル山荘さんで子供たちのスノーシューを借りて
山頂へ。大人の足だと遠くないんだけど、
子供たちには未知の挑戦。










踏み跡のないところにもどんどん入っていって
元気に挑んでいた。

ひとりのお友達は元気なくて、マナスル山荘まで
友達と下りて待つことにして、残り4人で山頂に行ってきた。
40分くらいかなあ。


木からパワーをもらおうって言って、木に近づき、
手にとったパワーをみんなに投げて回した。笑

木からパワーをもらう習慣は、はーたんは3才くらいから身についている。
これ、自然に自分でやるようになってるから、笑、
きっと大人になって困ったとき、自然の中から力をもらってなんとかやっていく人になると思う・・・(きっとね)


大人の方たちに励まされ、声をかけられながら、
山頂についた。北・中・南アルプスに、八ヶ岳連峰・・子供たちは白い雪の山々に
こんなの初めて~っ
とか、
去年いった燕岳に一番標高近いねって言ってた。みんなの感覚、すごい。

そしてあったかい紅茶は下でお友達が待っているから
あとにしようとか、
連絡とってみて、とか、思いやりも見せていた。







写真撮ってもらった。右端のひとはわたしなんだけど、笑、この写真はなにかの間違いだとおもうわ。笑


蓼科山をみながら、去年の夏、弟君とも登ったね、とか
諏訪湖をみながら、あれは「君の名は。」の湖だよ・・と眺めた。

マナスル山荘まで、ときどきお尻で滑ってキャーキャー大騒ぎしながら楽しくあっというまに下りた。
子供達の大歓声が樹林にこだまし、見ていた登山者の方々の笑いを誘っていた。

お友達はこたつで寝せてもらっていて、
熱もあったので、ゴンドラで下のレストハウスまで下りて待ってもらうことにして
わたしたちは残りの3人の希望していたソリをして遊んだ。


これ、60代、70代になっても、子供のようにはしゃいで遊べるね。楽しかった。








この山は、ゴンドラで犬を連れて上がれるとのことで
たくさんの方々が、犬連れだった♪



パンダ族のはーたんは、仲間のお兄さんパンダとその友達の恐竜族のお兄さんにも出会い、
笑った・・・


山荘前でチョコフォンデュしてる方々に
いちごもいただいた♡


(これ、はーたんのなかでブームになり、リクエストにこたえ、
昨夜うちでもいちごとバナナチョコチョコフォンデュをした。これをバレンタインとしよう)

レストハウスに戻り、
お友達はすこし回復していて雪だるまを作りたいっていうので
子供たち4人と友達と雪だるまを作った。
雪だるまというより、お地蔵さんみたいだった・・


お友達には少し笑顔が戻り、
お尻で雪を滑ったりしていた・・・

1日ほとんど食べたり飲んだりしていなかったとのことで
東京で待っていたママにも心配をかけてしまったけど、
子供の体調って気づきにくいところもあるね。

この子(aちゃん)はかわいそうだったけど、
続きがある!こういうこともある。って信じてる。
ちゃんと笑顔でハイタッチして、楽しかったよって
わたしの友達にも言ってくれた。




追加↓友達が撮ってくれた写真


このはじける笑顔。
これを見るためにわたしも次もまた行こうって思う。












aちゃんに寄り添ってくれて。







写真復元作業中

2017-02-14 01:30:11 | マチャメキリマンジャロ2017.1.22~

PM11時くらいから写真を共有できるようにしようと
パソコンに向かっていたのですが

間違えて写真を削除してしまったんです。
すべて!

この、ネットで共有、私も毎回試行錯誤でやり方を
忘れてしまうんですね

これまで頑張ってカードから復元を試みて
だいたい戻りつつ一部は復元できませんでした
パソコン内のゴミ箱にもなくて、
不思議です。

また明日以降とりかかりますが
まだ時間がかかるかもです。
申し訳ありません。

ワンドライブというマイクロソフトの共有ファイルを
使っています。

お待たせしてすいませんが
よろしくお願いします(u_u)

上山仁美

マチャメから登るキリマンジャロツアご参加のみさなまへ

2017-02-09 08:58:04 | マチャメキリマンジャロ2017.1.22~


改めてこんにちは

わたしはいま、今月の19日からのキリマンジャロ前に
ひとときの休みと忙しい家事育児です。

写真をみなさんが見れるように準備していきたいと思っています。
時間がかかってしまって申し訳ありません。

もうしばらくお待ちくださいね。

コメント欄も、交流にご利用ください。

今週末は雪みたいですね。日本の山にも行きたくて・・ですね。




この全員の大切な集合写真なのですが!
現地の方に撮ってもらったのですがこの一枚しかなくて、しかも
ピンボケでした。みなさんのはうまく撮れていましたか??






その他の写真はまたまとめてダウンロードできるようにします。

一部集合写真↓








今後ともよろしくお願いいたします。

上山仁美


再会の午後

2017-02-08 21:07:38 | 愛しのバカコちゃん

数年ぶりの再会を果たした今日の午後。

相手は薔花子。ばかこ。(ちなみにわたしが薔花美らしい)

前にここで書いた車いすで生活してる脳性麻痺と呼ばれる症状をもつ
ばかこ。前の日記はこちら
口でおしゃべりするんじゃなくて
足でキーボードを打って思いを伝えるの。
体の中で自由になるところって、それこそ、その右足で
キーポードが打てることくらい。



薔花子とは一度別れていた。

東京にきてからわたしの誕生日にプレゼントを送ってくれていたのに
わたしは海外ツア中で、家の誰も不在連絡票に連絡してくれてなくて
そのプレゼントは薔花子のとこに戻ってしまった。

さすがに怒るわな。




今日は何年振りかの再会で、わたしが横浜のばかこの家に
遊びにいったの。

電車を乗り継いでグーグルで駅から歩いて道を探した。

出会いと縁を思ったわ。

わたしの知らなかったいろんな世界を見せてくれて
考えたこともなかったことを考えさせてくれて、
途切れたようだったけど、ちゃんとつながってて、嬉しいなあって思った。




ばかこは全然変わってなかった。

いろいろ大変だったと思うんだよね、引っ越しも、
こっちでの新しい生活や、新しいヘルパーさんたちを探し続けることも。

毎日の生活はヘルパーさんたちとあって、そのヘルパーさんたちの時間で
自分の生活にもたくさんの制約がある。

けど新しい目標も持っていて
自分らしく生活してる。彼氏もいてね。笑。

自分が新しい事業を始めたらひとみが
車いすでも行けるツアを作ってって。

福祉っぽいのはあるけど、もっと自由で楽しそうなの。

って。



たしかに、って
思ったの~。

福祉事業としての旅とかツアっておもしろそう?
いやあ、おもしろいわけねえだろ。

福祉ってなんだっけ?と思って、意味を改めて調べた。

なるほど、バリアフリーで誰もが自分らしく生きれるような・・ていう
理念なんだけど、

実際は障害のある子は施設や特別学級みたいなところで過ごしたりする。

障害というものと、健常というものの、またはふつうというものの
境目ってなんだろって考えさせられる。

障害は個性なんて、あまりにも美しすぎるかしら?

それとも、大変でお気の毒ね?

でも、思ったの、バカコを山に連れていきたいけど、
できるんかなあ?とか。電動車いすからおろして背負っていくのか?とか。
登山はそう、歩かなければいけないんだなあ、とか。

ぐるぐると、理想と現実とを見せつけられる感じ。
別に世界は平等ではないんだし、
生きていくことはもともと厳しいものであるんだなあ、と。残酷なほどに。



昔、ばかこと新幹線で広島から関東に遠征試合にきたものだ。

駅での車いすの移動の大変さといったらはんぱなかった。

変な地下室みたいなところを通り、列車の号車まで駅員さんが待機してて・・・。

日本はバリアフリーではない。世界のほとんどはバリアフリーではないと思う。

入れない店、渡れない横断歩道。
たとえば赤羽のあの名店に、あの電動車いすが入るんだろうか、とか考えるもんなあ。
そしたら日本中の小さな店と家と階段はすべて排除?

自分が親なら、そして自分が車いすで生活してたら
そんなふうに思うだろうなあ。




二人で話してるとだんだんと、ばかこは車いすからズレ落ち気味になっていく。
なおそうか?ってわたし。

でも、まって?ひさしぶりすぎて、忘れてる。笑。ばかこの扱い方。笑。

そうだ両手もって・・・足でつっぱって座りなおすんだわ。



わたしが持って行ったかわいすぎるチューリップ。笑。
買ったときはつぼみだったのに、話してるうちに部屋のあったかさで咲いてたの!!





ばかこにはばかこの人生、わたしにもわたしの人生がある。

与えられた状況や環境の中で
厳しいことがたくさんあっても困難があっても、
バカを言える友達がいて、そのひとのあったかさを感じられたら
それは生きててよかったって思える幸せ時間。

わたし応援してるよっ、ばかこー。

薔花子の独り言→彼女の日記。

調べたというタイトルの日記でも書いているように
彼女はいまさら脳性麻痺は治るのかとかグーグルで調べてみたい
完治しない、と。
できることなら歩ける体に生まれたかった、と。

でもいつもばかこを見て思うの。選んで親元離れて
自分で生きていこうとするその力。天性の負けん気の強さ。
試合しててもそうだった(ボッチャ)、すごい闘争心むきだしで
おしとやかなお嬢様タイプではないなって確信した。笑。


ばかこには、新しい世の中を作っていく力がある。





ばかこがわたしの誕生日に送ってくれようとしてたプレゼント
そのままとっててくれてて、今日もらった。

モンベルのトラベルポーチだった。

山もやってない子が、山用品を選んでくれるって♡

こんど、山にもってって、写真撮って紹介するね。


そうそう、ばかこに
「じゃ、もし自由なら何したい?」って聞いたら

「一日で10万円使い切って好きな服を買いまくる」

て、笑。え?それって、

別に車椅子じやなくてもなんでも、関係ないじゃん?
今のわたしだってそうじゃわいっ




岩殿山へ~日曜登山部、雨にもマケズ

2017-02-07 13:41:41 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

2017年2月5日 日曜日

時差ボケ気味で忙しすぎてちゃんと計画できなくて
でもはーたんが「山に行きたい」ていうので
岩殿山に行ってきた(行きたかったし、駅から歩けるし、あまり考えなくても浮かんできた)

岩殿山は山梨県大月駅からぐるっと周回できる
スカイツリーと同じ高さ634mの山。

はーたんが4年前に行ったときの日記はこちら

この間たくさんの山に行き、だいぶお姉さんになった。

今回はちゃんと完歩。

ありちゃんと娘ちゃんと、お友達も一緒に電車で行った。
雨が降ることはわかっていて、いつまでもつかなあって思ってたら
12時頃までだった。

でも雨もいい訓練になるし、たいしたことなかった。
雨の日はいろんなことをさっさとしないといけないし
ゆっくり立ち止まって休めないし、寒いけど、
子供たちは本当にがんばった。えらいっ。

お友達二人はうちに前泊していったんだよ~。お泊りも
楽しい♪
で、わたしは頭痛と眠気で朝はあくびばっかりしてたんだけど、笑
一日歩いてるうちにすっきりしたんだ~






まずは岩殿山へは階段をひたすら。



富士山には傘雲!(このあとしっかり天気は下り・・)




山頂手前のあずまやで一足早くお楽しみラーメン食べた。


わたしは箸もってくの忘れてたから、これ




この前(つい最近)岩殿山に行ってきたばかりのありちゃん親子。
ありママちゃん、めっさ勉強して、この山の歴史やこのあたりの地理について
ガイド並みの案内をしてくれ、それがすごすぎて、おかしくて笑った。
(標識とかにも書いて説明してあるんだけど読まずにすらすらと。笑)
そうここにはお城があったの。難攻不落のお城が。

そして「妄想癖」だというありちゃんと
同じくわたしも妄想癖あるので、大人ふたりは
昔このあたりにどんな城があり、どんなかっこうの侍や姫たちや
人々が行きかっていたのかに思いをはせ楽しんでいた。笑
ロマン感じる。

すてきだと思わない?って子供たちに聞いたら

「べつに

とすましてた。笑。


これは「馬屋」てとこでみんな馬になって~てお願いしたら
なってくれたとこ。ひひーん。

(ありちゃん、やりすぎじゃろ~ さいこーーー。あとで
画像処理したほうがよければしとくねぇ・・・笑)

このあたりで、空(くう)ちゃんていうワンワンがいて、
子供たちもかわいいいいいってなでなでなでなで。ほんとかわいかった。
昔うちにいたそっくんに似てた。
その方のブログはこちら(元ノラくーちゃん旅日記)
私たちもアップしていただいている。ありがとうございました。

出会いってすてきね♡またどこかでご縁があったらいいですね。

スカイツリーのてっぺんの高さ




さて、公園モードはここまでで、
このあとはお楽しみの岩場へ。
落ち葉の山道あるきになり、楽しくなってきて
このころから頭痛が治ってきた。

岩場鎖場が何カ所かあって

疲れ忘れるんだよね、子供たちも。

(この前のキリマンジャロ・マチャメルートの岩場でも
お客さんたちがこっちのほうが疲れなくて楽しくていいわあって言ってらっしゃった。笑)



目が真剣になる瞬間がいい!




そのうち雨も降りだして、カッパを着た。
子供たちは雨の中も楽しいな~って言ってた。そうだと思う。

雨に濡れながら歩けるって、東京だとないよね~。





稚児落とし、悲しい歴史かと思いきや
そうばかりでもないことをありちゃんのガイドで知る。


曇ってても雨でも、楽しめた。

最後、子供たちはさすがに「まだー?」「足痛い」と言ってたけど、
富士山はこの10倍大変なんだよって教えといた。

それでも富士山に挑戦したいひと?って聞いたら
一応全員手をあげていた


よく歩いた~ほんとがんばった。
大月駅でみんなでごはん食べた。大月餃子というのも食べてみた。おもちが入っているんだよ。



子供たちはママへお土産買うのも楽しんでた。


ここの「さるッキー」もおいしかったわ。
小麦粉・バター・砂糖・ココアだけが原材料。





今回のキリマンジャロのドラマエピソードの一部

2017-02-03 15:57:56 | キリマンジャロ

何より天気より、素敵なメンバー全員で最高ピーク「ウフル」に立てたことが
感動だった。

全員の写真。

今回は、去年の8月に一緒にマラングから登り
ギルマンズ(5690メートル、山頂まで標高差あと200m)までだったCさんも、
しっかり先頭集団でウフルピークに立つことができた。
わたし、彼のことを思いながら
登りながら泣いた。山頂で彼とハグしながら号泣だった。

去年の9月に行ったときも2回目の挑戦って方がいて
男泣きされてた姿も思い出した。

挑戦する姿はかっこいい。

40年間、キリマンジャロの山頂でキリマンジャロコーヒーを入れて飲むのが夢だった
というIGさん!も、おめでとうございまた。

↓ちゃんとドリップしてから入れてる。笑。
この無駄な遊びをやってしまいたいかたも、わたしは全力で応援します。笑
このあと彼はおいしそうに飲み、それからおいしそうに山頂で
タバコも吸ってらっしゃったわ。かっこよかった。



キリマンジャロ山頂付近の氷河



それぞれがそれぞれの、夢と希望と挑戦をもって登頂された。

30分くらい遅れて最後のひとりがゆっくりガイドさんたちにサポートされながら
ウフルピーク5895mに一歩、一歩と、歩いてきたとき
全員が歌いながら迎えた。そのとき、わたしはもう泣きすぎて
踊ることも歌うこともできなかったわ。本当にうれしかった。
みんなで抱き合った。おめでとう~って。

今回も、たくさん歌って踊った。笑
南十字星を見ながら、みんなでテーブルを囲んで、歩きながら、
立ち止まって休憩のときも、体操のときも、ほんとによく歌って踊ったね。

タンザニアのガイド陣がわたしに
「きみはいつも、楽しいメンバーを連れてくるね」って。笑。


少し食欲をなくされたり体調が万全でなくなっても
明るさを失わない思いやりにあふれたチームだった。


毎日楽しくて、「楽しすぎるから帰りたくない」とか
「来月も来ようかしら」って声も聞かれた。笑

体操も踊りながら♪
指導してくださったミスキリマンジャロ(とタンザニアガイドによって呼ばれていた)Mさんありがとうございました。笑


レディスキリマンジャロと、うしろのキボ峰(キリマンジャロ)見て!



あられが降ってたの、よく降ってたけど、大丈夫だったんだ。


旅日記を作りながら、写真見て、いい場面をたくさん思い出す・・

登頂は楽ではないんだけど、あったかいメンバーによって
楽しく、いい旅になった。出会いに感謝。
樹林から、月面のような世界から、岩場から、ジャイアントセネシオの群落から
コースも飽きることなくて、最高。

昨年8月のマラングルートとこちらのマチャメルートを両方歩いたCさんは
「両方歩いてこのキリマンジャロという山の深さがよくわかった」っておっしゃってた。
歩いて景色を味わう。
広大で、花もたくさん、いろんな姿を見せるキリマンジャロなのだった。

つづく。


母は走る

2017-02-02 09:14:07 | 山旅(国内)


昨夜成田空港から帰るとき、はーたんからラインきて
算数と連絡ノートがあと少しだから買える?つてあったの。


今回からスマホ持たせてて
ラインできるようになったから
タンザニアにいても、Wi-Fi通じれば写真とか見せてあげれたりして
いいこともあるけど
逆にインフルエンザで学校休んでるとか聞いてしまって
こっちが心配になりすぎてもどかしかったり。
でも、携帯の使い方については説明してあって
返信なくても仕方ないこととかわかってくれてると思う。

仕事の時は家の心配したらきりがないんだ・・
だから真夜中にテントで思い出して少し心配になるにしても
目の前のキリマンジャロ登頂に必死で

その感覚はほんと、遠く究極に、どうしようもない。

集中と、入れ込み方ハンパないし、ツアーのときの。



でも。


キリマンジャロ空港からの長いフライトのあと、
成田空港からの電車の乗り継ぎで母は
算数ノートと連絡帳買うために走った。笑

電車の時間見たら自分とこの駅の到着時刻と、文具コーナーの閉店時間が同じ!

二回の乗り換え、一本ずつ早めたい。

リュックと手荷物とヘッドホンのまま構内走って
それも壮絶な走りで、階段を駆け上がり
閉まりかける電車のドアに突っ込んだ。
あと30センチくらいのとこに両手伸ばして
ドアの隙間めがけて飛び込んでいくの。
そしたら閉まりかけてるドアが一度開いて
きっと周りのみなさんはため息と軽蔑でわたしをチラ見。
わたしは、うっすら微笑んで周りを見渡し
はあはあ息がきれ、
お兄さんがわたしの落としたペットボトルを拾ってくれたり。

良い子は真似しちゃいけないし
いけないんだけど、
切羽詰まってると、できるものよね。
きっと車掌さん見てくれててドアを開けてくれるだろう、
まさか私を半分挟んで発車しないだろうとか
思ってるんだよね
その姿が壮絶だろうとあと考える。

駆け込み乗車は危険ですからやめてくださいとかアナウンス聞こえてたけど
わたしは、算数ノートと連絡帳を買いたかった。

途中友達ママが、買って届けようか?とも言ってくれて

またまた、支えられてることに心があったかくなった。

でも、二回も駆け込み乗車して
22時の閉店10分前に文具のコーナーに間に合ったの!

必死だとすごいね。



帰ると長女(23)が初めて炊き込みご飯と味噌汁と
だいこんの葉の炒め物とか作っててびっくり仰天。
いつできるようになったの?できるんだ??と。
あまりいいこと書くことないから、笑、この3年に一度の
ビッグニュースに、心ウルウル、
料理を写真撮りまくった。

他にもインフルエンザで休んでた妹はーたんと留守番して
おやつとかカルボナーラも作ったって。妹と
ラブラブしてた。

大変なこともあるけど
いいこともある

みんなありがとう!

あったかいお客さんたちの言葉もありがとうございます。

そんなこんなで

気が抜けていま、ボヘーっとしながらも
これから精算で会社に行くし
キッチンの片付け、スーツケースこれから開けて、
今は
トイレに座って
これ書きながら、片手で
トイレの床を拭き。同時進行。

不思議。さっきまで、ウォーキングサファリで、キリンのウンチ踏んで歩いて
目の前にバッファローの群れがいて見つめあってたの。
その靴で帰ってきて
娘たちにキリンのムービー見せて、
家族でテーブル囲んでた。
遠いとこなのか、近くなのかよくわからない。タンザニア。



屋上のロウバイ today


きてるきてる!
たくましいなあ。






ウフルピーク5895m全員登頂!

2017-02-01 21:11:21 | キリマンジャロ

Im back to Narita airport!
I'm so happy to inform that
all of 12 reached the highest peak "UHURU" 5895m!!!!!!

Thank yok for the best guides supporting us very well,
Emanuel,Everest,Prospa,Emanuel2,Yohanna,Jhonny!

love you guys so much!
↑この写真はこんなふうにして、とわたしがお願いしたわけでないよ。笑
彼らがしてくれたの。笑

12名のお客さんたち全員ウフルピークに登頂でき
本当に嬉しい旅になった。

全員で写ってるのはまたアップするね!プライバシー加工してから。
でも今カメラみたらうまく写ってないかも
どなたかに頂けるかなあ。山頂写真。

a lot more pics to show you♪



もう、キリマンジャロ、マイホームって感じくらい
あうんの呼吸で一緒に仕事できる,
安心して信頼してる、このチーム、大好き❤

お客さんたちもみんな最高に楽しいメンバーだった。

毎日見えた南十字星や、
感動の涙や、
あられや
白く、
赤く、
緑色のいろんな
美しい景色。
みんなの笑顔。
昨日のキリンや、バッファロー。

わたし、小さい頃、自分がこんなにキリマンジャロと
タンザニアの人々と仲良くなるとは思ってなかった!

また来月もキリマンジャロなんだー♪マチャメルート、おすすめ!

また報告するね!