ピレネーツアも終わり、今回は中6日で次のキリマンジャロツア。
もうあらかじめ、自分の中ではすべてが流れになっているので
カレンダーにあれこれ、自分の予定と子供の予定と家族の予定を
同時に書き込んでいるわけなので。
それをいっこいっこ、こなしていくだけ。
合間にはダランとしつつ、
はーたんを夜のセミの孵化の観察につれていったり
うちの屋上で家族でささやかなビアガーデンしたり
ホットヨガもしつつ、昼寝もしつつ、昼夜も逆転していたり
そんななか、家事も進行しつつ・・・ツアの準備もしつつ。
たぶんすべてが半端。笑。
*
今、夏休みで、小3のはーたんは
学童でお世話になっていて、わたしが海外ツアで不在のときは
お友達の2家族でごはんからお風呂までお世話になっている。
そして夏休みなので、今は毎日「お弁当」がいるわけ。
うちの学童では働く別の素敵なママが
忙しいママ用に「注文のお弁当」も注文できるようにしてくれている。
けれども、うちのはーたんは
いわゆる「外注弁当」を食べない。
なので毎日お弁当を作らないといけないわけ。
で、それでなくても大変なのに、それを
働くパパにさせるのもかわいそうでしょう?
だから上山家はどうしているかというと。
(別に大したことではないけど)
ポイントは4つだけ。
1
おにぎりはあらかじめ作って冷凍しておき
それだけ朝、電子レンジでチンしてもらうの。
おにぎりにはクイズとか、メッセージのシールを
貼っておくの。
2
あとのおかずはすべて「自然解凍」を詰めるだけ。市販の。笑。
あぁ、便利な世の中に感謝。
もう日付別に小分けにしておくの。しかも、かわいいバランやピックを多用。
かわいいキャラ弁は作れないけど、
かなりごまかせる♪
外注弁当は食べないけど、解凍のおかずは
食べてるみたい。かわいさにごまかされてる。
3
プチトマトを洗って冷蔵庫に入れてるので
それをいっこ、ピックをさして入れる。
時々長女がそれをすべて食べていて欠品していることがある・・
4
お弁当箱は常時三つ用意してある。
夜遅くにパパが帰宅して翌朝までに洗うのが面倒でも
必ずいっこは予備のお弁当箱があるの!
さすがに三日以上はためないだろうという前提。
しかもお弁当箱は食洗器対応可が必須。
そんなこんなで、今日はもうキリマンジャロのスーツケースも空港に送ったし、
(準備もかなり慣れて早い)
弁当の準備もできた。
他にもなにかいい(手抜きの)方法があれば
教えてね♪
*
それでも、家事は終わることがない。どこかで
手を抜かないと。あきらめないと。
そしてツアで成田空港に向かうときは
いろんな気持ちが交錯して、不安で涙ぐみたくなったり、
ちゃんと家のことが完全にできないことに
ごめんねって気持ちになったりするの。
だいたい、この添乗の仕事は自分が選んでるわけで
自分のしたいことは絶対になにがなんでも一歩も譲りたくないわけ。
そのために、がんばれるってこともあるわけ。
いろいろつめこんでるわたしを心配してくれる
親友がいて。
自分の気持ちを彼女に話したとき、
出国直前にとってもすてきなメッセージをもらったので
少し、内容は省略するけど、紹介するね♪
以下親友のメッセ
*
『仕事をさせてもらえる環境に感謝することと、
子どもに対して申し訳ない気持ちを抱く事とは違うと思う。
最近ね、「親は子どもの相手しなきゃ・・・」みたいな風潮あるけどね、おかしいと思ってるんだ。
昔からね、「仕事」というくくりでなくても母親が地域や家で大切な役割を持っていて、
子どもの相手なんてしてられない状況って沢山あったと思う。おうちでの仕事だって、
「今お仕事だから、子どもたちは邪魔しないでね」と言い聞かせてやってたんだと思う。
それを通じて子どもたちは相手にも都合があることとか、今、自分の主張をしちゃいけないときなんだな、
とか学習してったんだと思うのよ。それって、学校では教えてくれないことで、
家庭でこそ教えられることだと思うのよ。
母親の方だって、最初はうまくできなくても、
だんだんと仕事と子育てのメリハリをつけられるようになって行くんだと思うのよ。
ひとみちゃんはお仕事を通じて、山そのものの美しさや、自然と人間が共存する
ことのすばらしさ、生きてることのすばらしさなどを多くの人々に伝えていると
思うんだよね。趣味ではできない、お仕事だからこそできることをしてるんだよね。
ひとみちゃんの生き甲斐でもあり、子育てや家庭と天秤にかけられるようなものではないのよね。
(途中略)
仕事ができる状況に感謝していること。
今の状況が当たり前とは思っていなくて、もっとはーちゃんとの時間を増やせるように考えていること。
オフの時間の使い方も上手になりたいと思っていること。
きちんと伝えてればさ、はーちゃんもわかるんじゃないかな。
ところが、「我慢させてごめんね」と思ったとたん、
仕事がはーちゃんにとってもひとみちゃんにとっても
「悪者」になってしまうのだと思うのよ。
そうなったら、いろんな事がうまくいかなくなると思う。
うまく言えないけど、マイナスの言葉はマイナスの思考、現象を生むと思うから。
仕事ができる状況に感謝しつつ、晴れやかな気持ちで仕事をし、
うまくいっていない部分は整えていく。整うまでの期間も子どもや家族にも見守ってもらえるようにしていこう。
お互い頑張っていこうね。
(途中略)
はーちゃんが私の考えにも触れて、うちのライフスタイルにも触れて、
色んなおうちがある中のひとつが自分のおうちなんだと思い、
自分で人生を切り開いていく際の一助になってくれると良いなと思う。
*
はあ、これ、出国前に読んで泣いたわ。
ここまで思ってくれてる友達がそばにいてくれて
一緒に子育てをしてくれていて
超ありがたいよね?
何人もの何人もの人たちが一緒にうちの子を育ててくれてるから
わたしも友達たちの子供たちを一緒に育てたいって思ってる。
オフはのんびりできるようにスケジュール
組めてないところもあるけど、なんか
ホッとしたっていうか、自信もっていってこよう、がんばろうって思えたの。
こんな言葉を伝えれるその親友を尊敬するし、
世の中にはいろんな価値観や考え方がある。
いろんな家庭スタイルもある。
根底は
愛をもってることや、感謝をもってること、
仕事が大好きなところは自分の原点。
大変なことがあったとしても、そのために
乗り越えていける力を、自分の中にも感じるし、こうして
周囲からも力をもらってる。
お客さんたちからのあたたかい言葉、励ましもいつもわたしの力。
だからがんばっていこう♪
って思える。