ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

不思議なハートの力00060企てられたアクシデント①

2020年10月23日 15時22分39秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00060企てられたアクシデント①

--企てられたアクシデント①--

昼休みは、終わった。
4人は、何もなかったように教室に戻っていた。
そして、昼からの授業、国語の教科が始まる。
先生は、50ぐらいの中年の男性で、
顔は、昔のアルミの弁当箱みたいに四角くテカっている。
昼ご飯に、朝の行きしなにコンビニで買ってくる、
どん兵衛とクリームパンを食べることから、
「言べぇ」と言う字名(あざな)で呼ばれている。
(先生には、字名をつけて良いのか?)作者( ゚Д゚)
悪だくみ三人組は、教室の右後ろに陣取っている。
神海は、中ごろに座っていた。
真奈美と朋ちゃんは、二列目の右端の位置に居た。
真奈美は、朋ちゃん小声で言う。
「国語て嫌いなんだなぁ。
 漢字って、線が曲がったり、囲まれてたり、
 払ったり、突き抜けたり。
 どうも好きになれない。」
「そんな事ないよ。
 漢字さえ覚えれば、国語なんて楽勝かなぁ。」
朋ちゃんは答えた。
「数学なら得意なんだけどなぁ。」
真奈美は言う。
言べぇは、本を開いた。
『走れメロス』である。
「誰か読んで。
 では、真ん中に座っている。
 橋本。」
当てながら上に右手を出し、ピストルを真似た。

暫くは、こんな話が続きます。ちゅっと中休み。

つづく。 次回(企てられたアクシデント②)

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不思議を読み返して

2020年10月20日 00時57分30秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

初心に帰れそうです。
(^^)
「不思議なハートの力0000」でプログ内検索するとまとめて読めるよ。〇
「不思議なハートの力00001」が始めです。

ナンバーを5桁(全角)に統一しました。

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不思議なハートの力00059征服③

2020年10月17日 14時08分56秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00059征服③


3人組は、神海を体育館の裏に連れて行った。

「神海。
 お前は、この学校に転校してきたばかりなのに、
 俺たちに挨拶なしか?
 挨拶しろ。
 俺らと友達に成ろうぜ。
 そして、俺らに完全に服従しろ。」
鬼瓦は言った。
「君らこそ私に従うのだ。」
神海は、落ち着き払って静かに言った。
「何ぃ。そう言う態度が気に入らないんだよ。」
鬼瓦は、突然突進し殴(なぐ)り掛かった。
神海は、落ち着いて右に避(よけ)けた。
そして、右手を上段に構え、力を入れる。
右手は、銀色に光り、その腕を光の棒が伸びて包んだ。
「なんだそれは?」
鬼瓦は、掴みかかる。
それを神海は、またかわしながら右手の光の棒で胴を打ちのめした。
鬼瓦は、お腹をおさえて、うずくまった。
「うぅ。やろう。」
神海は、更に打ちのめすべく、近づいて行く。
カマキリと豆タンクは、恐れおののいていた。
「その右手は何だ?
 そんなの卑怯(ひきょう)だぞ」
神海は、更に近づく。
殺気が漂う出て来る。
「まだやるなら、懲(こ)りるまで打ちのめす。」
神海の声が冷徹に響く。
「分かった。
 分かりました。
 :
 謝ります。」
鬼瓦は、お腹が強烈に痛い。
神海は、一言いう。
「これで、僕らは友達だ。
 ははは。」

つづく。 次回(企てられたアクシデント①)

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不思議なハートの力00058征服②

2020年09月05日 00時13分37秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00058征服②

神海は、そんなに身長は高くない。
昼休み。
給食が終わると3人組が近づいてきた。
一人は、神海より身長は少し低くいが豆タンクと言ったところか、
真ん中の男は小学生と思えないほど大柄で顔は鬼瓦みたいだ。
そして、もう一人は、背は少し高いぐらいで痩(や)せた細身だった。
カマキリに似ている。
「神海君。お近づきの印しに学校を案内しようか?
 僕ら3人、君と友達に成りたいんだよ。」豆タンクは言った。
「別に案内してもらう必要はないけど。」神海は、言い切った。
「生意気な奴。君に断る権利はないよ。」鬼瓦は、押し殺した声で言った。
「ここで、やっちゃう。」カマキリが唇をなめた。(; ・`д・´)
「めんどくさい。連れ出そうか。」豆タンクは、神海の肩を抱き寄せた。
神海は、それを手で払い除け静かに言った。
「分かった。付いていく。先に行け。」
「なら良い。」三人は、神海を連れて教室を出て行った。


つづく。 次回(征服③)

 

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不思議なハートの力00057征服①

2020年04月18日 13時00分08秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00057征服①

神海は、静かに授業を受けている。

真奈美は、神海を見つめていた。
(気を付けて)心の声がする。
(アクテイスさん)真奈美は尋ねた。
(そうよ。その子には、気を付けて
 悪いことが起こる予感がする)アクテイスは答えた。
「真奈美さん。真奈美さん。
 授業中にどこを見てるの?
 こら」
真奈美は慌てて教科書に目を向けた。
注意しているのは、先生であった。
「続きを読んでみて」先生は真奈美に命じた。
(朋ちゃん。どこ読めばいいの?)小声で尋ねた。
(154ページの頭の「明治維新」からよ)
真奈美は何とかピンチを切り抜けた。"(-""-)"
教室の隅では、悪だくみ3人衆が、こそこそ何かを話していた。

つづく 次回(征服②)

 

 

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不思議なハートの力00056神海家

2020年01月21日 14時29分30秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00056神海家

ここで神海家の話をしよう。

神海家は、天皇家の属家である。
最初に日本に神が降り立った時、
日本書紀にはないが降り立った神の末柄であった。
それ以来、歴史の陰に生き天皇家に仕えていた。
それが、第二次世界大戦の時に血筋は途絶えた。
その後、養子を迎え家を存続していた。
身寄りのない優秀な子を養子にする。
天導は、そんな子であった。
養子になるには、儀式がある。
神殿を前に3日間、水だけで過ごす。
昼夜、祈りが行われ、天導も祈った。
意識がもうろうとしたとき、
天導は、夢を見た。
(君は、何をしたくて祈っているのだ)
心に声がした。
天導は、答えた。
(世の中の頂点に立つ)
(分かった)
「ガゴン!!!!」
体に何かが宿った。
そして、天導は、笑った。
(あはははは)

つづく 次回(征服①)

 

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不思議なハートの力00055転校生②

2020年01月19日 11時40分51秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00055転校生②

神海は、本もノートも持ってきていなかった。
手ぶらである。
けど、困った様子はない。
真奈美は、そう言う神海の様子を見ていた。
見かねて声をかける。
「神海君一緒に本を見る?」
「いいよ。ありがとう」
神海は、断った。
「でも、」真奈美は、食い下がった。
「次の時間に本を貰いに行くから」
「この時間は、…」
「ガラガラ、ガラ」
教室の戸が開いた。
「天導おぼちゃまに教科書を持ってきました」
執事が入ってきた。
「おぼちゃま。教科書です」
「ありがとう」
天導は、頭を下げ受け取った。
「執事。????」
(え。うそ。神海君てどんな家に住んでんの)Σ(・□・;)
真奈美は、思った。

つづく 次回(神海家①)

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不思議なハートの力00054転校生①

2020年01月18日 13時24分26秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00054転校生①

「今日は、始業前にフォームルームをします」
「皆さんと今日から一緒に授業を受ける転校生がいます。
 教室に入って。どうぞ。」
細身の眼光鋭い子が入って来た。
「お名前をどうぞ」
「神海天導です」
みんなを魅了する魅力がある。
「空いている席は。
 そう。
 真奈美さんの横の席に。
 そこに座ってください」
先生は、言った。
「はい。分かりました」
神海は、席に着いた。
「よろしくね」
真奈美は、挨拶した。
「よろしく」
神海も挨拶した。


つづく 次回(転校生②)
 

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不思議なハートの力(今後の展開20191204001)

2020年01月17日 17時43分07秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力(今後の展開20191204001)

転校生
神海 天導
成績優秀。スポーツ万能。
電子の拠点ビル。

生徒を操る。
真奈美に恋をする。
アクティスに恋したか?
リレーションとは?
本当に民(生徒たちのこと)を思えるか?
イリノイスは、宿業を転換するか?

新たな敵か?

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不思議なハートの力00053グッド・バンク⑤

2018年07月22日 08時24分47秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力00053グッド・バンク⑤

--神のお仕事(2)ーー

福運銀行のビルの絵の中を銀の点が動き回っている。
黒い点も集まってきた。徐々に金の点になる。
「頭取は、真奈美さんね。
 真奈美さん。良いですか?」元始の子は、尋ねた。
「いいよ」真奈美は答えた。
「資本金は、真奈美さんの福運と。」元始の子。
「電子のウィルスから地球を救った福運で
 1兆円の福運があります。」電子の精。
「全額投資と。これで銀行を設立」
電子の精は、コンピュータを操作し登録した。
元始の子も、社員や役員に登録したり、いろいろ作業をした。
真奈美は元始の子に名前を聞いた。
「名無しだと不便なので、
 元始の子は、何と呼べばいいの?」
「ひろ子です。」元始の子は言った。
「じゃ。ひろ子ちゃんが会長ね。」
真奈美は、福運銀行の仕事をひろ子ちゃんに委託した。
(これで真奈美ちゃんのお手伝いが出来る。
 うれしい。
 このお金で、
 いろんな人を助けるぞ。)ひろ子ちゃんは喜んだ。

グッド・バンク(完)
次回(?????)
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