ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0007_満月の夜(儀式)裕也日記

2011年02月03日 16時58分48秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0007_満月の夜(儀式)裕也日記
カテゴリ:自作小説2011/02/03 16:57:01


神父の話した内容とは、今朝、手紙がポストに入っていた。
---手紙の内容---
アドウェイ神父へ

光の女神は預かった。
今日、満月の夜
闇の獣神が蘇る。
光女は、生贄にささげる。

もう戻りはしない。
あのころに
悪魔の降臨だ。

---以上---
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闇と光の慈愛のコントラスト(15)交わるとき

2011年02月01日 17時49分01秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(15)交わるとき
カテゴリ:人生2011/02/01 17:44:58

頭に本をロードされたロイアナは、死にはしなかったが、
熱を出し寝込んでしまった。
船造りの作業は、関係なく進んでいく。
それはさておき、闇の長から食料を運んできたアンディアの話に移る。

---交わるとき---
天空の城の正門が開いた。出迎(でむか)えたのは青く透(す)き通った肌のイリア。
イリア  「食料ですか?
      それは、ご苦労さまです。」
アンディア「今、持ってくる」荷車(にしゃ)を引いて門の中に入った。
イリア  「大そうな量ですね。今、取り次いで来ます。
      しばらくお待ちください」
そう言ってイリアは塔の中に消えた。
アンディア「儚い(はかない)憂(うれ)いのある姿だ」
そうこう、いろいろ彼女の事を考えている間に彼女は戻ってきた。
イリスも色の黒いアンディアに興味を持っている様子だった。
イリア  「荷は、そこの倉庫へ運んでください。
      これは、小麦ですか?
      一袋(ひとふくろ)パンを作るようにと
      運び終わったら、それを持って
      あの一番小さな塔に持ってきてください。
      あれが、私の塔です。
      ではお待ちしております。」
アンディア「わかった」
アンディアは、言われた通り、荷を倉庫に運び、一袋を持ってイリアの塔に戻ってきた。
アンディア「運んでおいた。入るぞ」
イリア  「どうぞお入りください
      紅茶を入れました
      お飲みください」
アンディア「これは珍しい
      栽培(さいばい)したものですか?」
イリア  「はい 自分で育てました
      後、花も いろいろ
      でも
      私たちは食物を食(しょく)しません
      私ぐらいです
      この天空の城は自然のエネルギーを集めて
      私たちは、そのエネルギーをもらい生きています
      あなたがたは、食べたりしますでしょ
      どんな感じですか?」
アンディア「甘い すぱい 辛い(からい) 苦い(にがい) まずい」
イリア  「うふ まずいですか
      ありますよね
      いいですよね 生きてる感じして
      私なんか 花が咲くと嬉(うれ)しいんです
      土を触(さわ)ると
      命(いのち)感じるんです
      イリノイス様は やめろっておしゃるけど」
アンディア「正直言います
      私たちは神かもしれませんが
      自然の中に生きてる命で
      他の生きものとかわりませんよ
      それが、闇の種族の教えです」
イリア  「すてきです
      お茶 もう一杯いかがですか?」
アンディア「いただきます
      あなたとは 話ができる」

2人の会話は尽きることなく続く。イリアは小麦を粉ねパンを作り始めた。

つづく 次回(イリスの出生)
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