苦しみの中。

苦しみの中。
終わりは来るのだろうか？

自由。フリー。
力が解放されるときは来るのだろうか？

自身の望みを叶えるときは、来るのだろうか？

今、まだ、夜明け前。
（＾＾）

ファースト・ハート・ネーム

宇宙の最初にあった心の名前。
法華経とかの狭義ではなく。

仏教、いや、宗教の始めとして
説かれた名前、
最初の心につけた名前が

「南無妙法蓮華経」です。

だから、全ての人が尊く。全ての宗教は尊いのです。

それは、全ての人が最初の心を持ち
帰依していくからです。

一億の未来！

未来は、何億とうりも存在する。
しかし、一つの未来が選ばれる。

蜘蛛の糸。
一筋の未来。

そして、一筋の光から過去を導くのである。

今だ夜明け前。

本当に、神、魔者と戦ってきた。

悪に乗っ取られた仏子とも戦った。

魔者の王とも戦った。

今、戦いは、終わったのだろうか？

まだ、理想とは、ほど遠い。

世界では、争いは、絶えない。

貧困、病気に苦しむ人々がいる。

自分もまた、人々と同じ苦しみの中にいる。

心を助けられるなら

病気を治せるなら

私は、労力を惜しまないだろう。

なぜ、組織を増やすために戦うの？

争うなら、滅びの道を選ぶ。

平和の思想を広める戦い。

理想の社会を築く戦いをやめるわけにはいかない。

信仰をやり貫いた自分としては、

全ての願いが叶えられることを

証明しなければならない。

だが、その戦いは、労力をより使い尽くすかもしれない。

また、人のために労力を割くこと惜しんではいけない。

その中、本当に全ての願いを生きている間に達成できるのだろうか？

果てしない道に感じるときもある。

今は、まだ、決意の前。

夜明け前。

0053_チベット(11)祐也日記

0053_チベット(11)祐也日記

エディケ「祐也起きて、朝食よ」
祐也「はい」
「今着替えて行きます」
食卓には、パンケーキと牛の乳が乗っている。
エディケ「祐也急いで」
「集会に間に合わなくなる」
「おめかしもしたいし」
「記念する日になるわよ」
エディケ「９時に出発よ」
祐也「分かりました」
祐也は、すぐに出発の準備ができた。
エディケは、おめかしを終えた。「アギ、あなたも行くのよ」
「祐也、行くわよの」
祐也「準備は出来ています」
エディケ「出発」
祐也は、外に出るものと思っていたが、エディケは、娘と手をつなぎ地下への階段を降り始めた。

エディケは、地下にある扉の前のキャンドルをとり扉を開け中に入った。
祐也もそれに続いた。
「あ、次元が変わった」


アメリカに在った井戸、ソースへの入り口と同じだ。
祐也は、思った。
エディケ「３０分くらい地下道を歩きます。
足元に気をつけてね」
３０分歩くと地下道の先が明るく見えてきた。


明るい日差しの入るドームに出た。
５本の石の柱に支えられている。
真ん中には、厚手の絨毯(じゅうたん)が敷いてあり、
数人の僧が瞑想している。


エディケ「おはようございます」
僧侶は、瞑(つぶ)っていた目を開け、「おはようございます」と言った。


祐也「瞑想のじゃましたね」
エディケ「挨拶の方が大切です
祈りの間じゃないし」

祐也「私も、そう思います」


階段を上がる。
幾つかの部屋が見える。祈りと法説の部屋である。声が聞こえる。

祐也「アジェスタさんは、どこですか？」


右端の部屋の前に人影が見える。
エディケ「あちらに見える方です」
アジェスタ「祐也、こっちです」
「よく来てくれました」


祐也「私は、夢で主は、争わない。と聞きました」
「その真意を確かめに来たのです」



アジェスタ「それを知るのは難しい」
「祐也、どうぞお入り」
「エディケ、案内、ご苦労様でした」
エディケは、祐也と分かれて、祈りの部屋に入って行った。



つづく

祈り！

人の祈りを妨げる者を
俺は、許しはしない。
どちらが、聖人か？
そんなことは、問題ではないが。

祈りを妨げる者。
それを許しはしない。
因果に
値引きも割引もない。

どう燃やすかだけである。

三度台地が揺れるとき。

地の底からの叫び。
三度、台地が揺れるとき。
平和の思想を
全ての宗教は、
受け入れなければならない。

逆らう者には、死神から
罰への誘いが起こる。