ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(103)新たな時-はじめての犯罪③-

2023年08月30日 19時03分00秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)

闇と光の慈愛のコントラスト(103)新たな時-はじめての犯罪③-
==第二章、闇と光の決着==

--新たな時(016)初めての犯罪③--

-その晩に何が起こった-
モウジィは、金塊を持ち帰り、夜を楽しんでいた。
「ドンドン ドンドン」
(こんな夜に誰だ?
金鉱に何かあったのか?)
モウジィは、しぶしぶ応対に出た。
「夜分(やぶん)遅くに何のようだ?」
モウジィは、戸を開けた。
「すみません。クィージェです。
ご相談したいことがあり、お尋(たず)ねしました」
「なんだい。金鉱で何かあったか?クィージェ」
モウジィは、少し驚いたが、冷静さを装った。
「少し、外を歩きませんか?」
クィージェは、モウジィを外に誘い出した。
モウジィを夜の森、会話を誰にも聞かれない場所まで連れ出したかった。
暫(しばら)く、2人は歩いた。
「どこまで行く気ですか?」
2人は森の中に入っていた。
モウジィは、いい加減痺(しび)れをきかした。
「分かりました。お話しします」
クィージェは、思いつめていた。
「モウジィ。今日の出来事、金塊を見つけたことは内緒にできませんか?」
「すまん。パアソネさまに話してしまった。
金を小麦の代わりに通貨にするとおしゃってたぞ。
みんなの周知(しゅうち)の出来事になるだろう」
モウジィは、早まるなと諭(さと)すように言った。
「でも、それは好都合かもしれません。
金塊を盗み取りしましょう。
あの古(ふる)き4人衆にいつまで牛耳(ぎゅうじ)られていていいのですか?
金塊は、将来、私たちを導いてくれます」
「私は、そんなに4人を気にならないが。
クィージェは、そんなに気になるのか?」
モウジィは、今の暮らしで十分満足だった。
「お願いがあります。夜に森を迷わないために方位磁石をお貸してください」
クィージェは、なりふり構わずに本題に入った。
「神ドボフォィ様にいただいたものです。
お貸はできませんが、
作れるそうですよ。
磁気を帯びた鉱石で代用できるそうですよ。
私が以前見つけた磁気を浴びた石をあげましょう」
「本当ですか?」
「夜は方角が分かりませんしね。
磁気を帯びた石は北を指すそうです」
モウジィは、何の利得があるのか手助けした。
それは、何を意味するのか?共犯になると言う事か?
「ほんとうですか?ありがとうございます」
クィージェは、今夜しかないと思いつめていた。
どうしても今夜、金塊を盗まねばと思った。
「でも、私は、関与しないよ。
盗まれた思えば素直に言うよ。
だが、犯人は捜(さが)さない。
それでいいかい」
モウジィは、争いが嫌いだ。
家に戻り鉱石をクィージェに渡した。
「東に進み、崖にあたると左周りに迂回(うかい)するのだよ」
「分かりました」
クィージェは、家に急いで帰った。
家には、ガンジェが待っていた。
そして、2人は、金塊を盗みに行った。


つづく。 次回(騎士による捜索)

#闇と光の慈愛のコントラスト #闇と光 #自作小説 #サンディア #アクティス #新たな時 #モウジィ #ゼーデェ 

 

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不思議なハートの力00086-真菜美の憂鬱(ゆううつ)-

2023年08月16日 12時56分51秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」

不思議なハートの力00086-真菜美の憂鬱(ゆううつ)-

--真菜美の憂鬱(ゆううつ)--

剣道の大会が終わった。
真菜美と朋子は、神海が用意したバスでクラスのみんなと帰ってきた。
朋子は神海と話したそうだったが、
遠慮して真菜美と一緒にいた。
朋子は、嬉しそうに剣道の試合を振り返る。
真菜美は上(うわ)の空である。
真菜美は光の神の一人イクタスと戦った。
(もうしそれが、神海君本人ならば、戦えただろうか?
もし、トモちゃんが彼の盾(たて)になって立ちふさがったら、
私は、本当に戦わなければいけないの?)
真菜美は、そういう思いが脳裏(のうり)を駆(か)け巡(めぐ)る。
(悪魔や神となら戦えるが、
私は人を殺(ころ)すの?)
(大丈夫。大丈夫)
(誰?アクティスさん?)
真菜美は、声の感じからアクティスと感じ取った。
(真菜美さん。試合ではありがとう)
(私は、神海君を殺さないといけないの?
神様は、人の体や意識を乗っ取り、
また、乗っ取り。
また、乗っ取り。
果てしなく戦い続ける。
そんなことは、私には出来ない。
アクティスさんは、何を望んでいるの?)
(光の神イクタスは、倒せたじゃない。
大丈夫。
人間と神が完全に一体化することはないわよ。
安心して)
(すり替え。
それは、すり替え。
私は、戦いたくない
それが、答え)
(ごめなさい。
戦いに巻き込んでしまって。
闇と光の戦いに。
本当にごめなさい。
でも、我が儘(まま)な独裁的(どくさいてき)な神は許(ゆる)せる?
人の命をなんとも思わない神を。
許さないといけないの。
ごめん。
余計なことね。
また、必要な時は必ず呼んでくださいね。
今回はありがとう)
(ごめなさい。
私は、許せなかったんだ。
そんな神の種族を、
許せなかった)
(トモ。あまり好きにならないで神海君を
お願いだから)
「マナ。マナ。
着いたよ」
朋子が不安げに覗(のぞ)き込んでいる。
「マナ。学校の前に着いたよ」
「寝てた」
「目を開けて」
「うぅ。うん。そう」
「なぁーーーんだ。安心した。
マナが彼氏できたから、
一人で不安になったかと思った。
変わらないわよ」
「トモ!」
真菜美は朋子を抱きしめた。
「トモ。好き」
「マナ。好き」
「変わらないでね」
「うん。変わらない」
「神海君。試合に勝てて良かったね」
「神海君は、ラブ彼。マナは、親友 ラブ女(じょ)」
「二刀流だね」
「えへん。三刀流だっていけるんだから。
マナ、また、必要な時は付いてきてね。
3P?3人仲良し」
「3P?3人。何かよく分からないけど。トモ。大人だね」
そして、朋子の家に着いた。
「じゃあ。トモ。明日」
「マナ。大好き。
また、明日ね」

2人は、愛を確かめ合って別れた。
『愛』?親友でしょ?
『ラブ女』て何?
とにかく新友愛なのです。


つづく。次回(天地王妙①)

#不思議なハートの力 #不思議なハート #自作小説 #真菜美 #朋子 #神海 

 

 

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0313_悪魔の祈り(005)裕也の冒険-悪魔の世界-

2023年08月15日 19時25分10秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

0313_悪魔の祈り(005)裕也の冒険-悪魔の世界-

-悪魔の世界-
裕也は、また、次元を超えて別世界に引き込まれた。
空間は、曼荼羅で違和感なく繋(つな)がっていた。
(空気が少し重い)
少女は少し困っている様子だが、
裕也に、少女の救いへの欲求の気持ちがひしひしと伝わってくる。
「突然引き込んでごめんなさい。祈りの主(しゅ)しゅ さま」
「あなたは、僕に救いを求めているんだね」
「はい。祈りの主」
「僕は、『祈りの主』と言うほど大したものじゃないけど、
出来ることは出来るだけ協力する。
だから、順を追って話してくれますか?
まず、ここはどこですか?」
「あ ぁ あく いや。裕也の世界の裏の世界です」
「悪魔の世界よ」
女王アノクダルが少女デルアドがはっきり言わないので割って入った。
裕也は、はじめて辺りを見た。
真っ白いだけの部屋いた。
裕也の後ろには異世界の曼荼羅。
なんとなく裕也の世界のものと似て文字を綴(つづ)った『雨曼荼羅(あめまんだら)』であった。
当然、異世界の文字で書かれている。
目の前に手をしっかり握っている少女と雰囲気から気品が漂う女性がいた。
「はじめまして、私は愛武 裕也(あいぶ ゆうや)と言います。
南の地球の人間です」
「ごめんなさい。デルアド。裕也。裕也。デルアド。デルアド」
「分かったよ。デルアド。君の名前だね」
少女デルアドは、笑顔になった。
裕也の話す言葉は通じたし相手の言葉も理解できた。
(多分。妖精の守護だな)
裕也は、自身に妖精の力が働いていると思った。
「私は、アノクダルです」
気品ある女性は、そう名乗った。
だが、まだ、裕也を警戒している。
女王であることを隠(かく)していた。
「悪魔の世界と言うのは、ほんとですか?」
裕也は、魔族の王でもある。
悪魔がもつ意味に動揺はしないが、
それが、何か重大な意味をもつものだと思った。
「少女が『祈りの主』と言いましたが、
私の祈りがこの世界にも流れていたのですか?」
「そうそう。苔(こけ)が光るの。
祈りの力。
食べて生きてた」
少女デルアドは、意気込んで話したが思ようにいかない。
「悪魔の世界には、食べ物はないの?」
裕也は、少女の話から察(さっ)して優(やさ)しく尋(たず)ねる。
「私が説明するわ。
悪魔の世界は、
地球の欲望をエネルギー源として成り立っています。
エネルギーは、領主、大地、民へと流れます。
ここの植物は地球の欲望を吸収して育つていました。
だが、今、この世界は崩壊(ほうかい)しかけています。
何故かは分からないですが、地球の欲望がこの世界に流れてこないのです。
植物は枯(かれ)かかっています。
今や。裕也。あなたの祈りのエネルギーだけが頼りなのです。
そうそう、この世界は、裕也の世界の裏の世界です」
女王アノクダルは、ざっと説明した。
「私が呼ばれた大体の理由とこの世界が直面している危機は理解しました」
裕也は、冷静に答えた。そして、
「では、祈ってみましょうか」
裕也は、少女デルアドに誘(さそ)いかける。

つづく。次回(悪魔の祈り(006)ーはじまりへの問いかけー)

#裕也の冒険 #自作小説 #悪魔の祈り #裕也 #デルアド #アノクダル

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祈り続けること。

2023年08月12日 22時41分33秒 | 宗教と私と仕事

俺は、なんでも確信するまでするタイプで、

宗教に勧誘されて入信して、

とにかく暇なら「南無妙法蓮華経」を唱えてた。

大きな声で、心の中で、会社の仕事中でも、

寝てるまでも、夢の中でも、

今、宇宙の法則に基づいて、正しき導きのもとにある。

それが、俺の求めていた答えだ。

ちなみに、今は退会して

「南無阿弥陀仏」も「南無釈迦牟尼仏」も「アーメン」も「アラー」も「天皆之尊」も「南無妙法蓮華経」

も唱えます。

宗教戦争をなくしたいとか、いろいろあるけど、

それは、宇宙が望むことであるし、

宇宙の法則の元、みんなを守護したい。

守護することが俺の役割だと思うけど、

好きなこともしている。

 

 

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応援している女性のために占いました(2023年08月11日)

2023年08月11日 19時14分57秒 | 【月ごとの運勢】(働く女性の為に)前月末PM4時ごろに投稿

女性と言っていますが、私が応援している人全般に言えることかもしれません。

1)現状
・カップのクィーン(正位)
愛があふれ出しています。より多くのもに注ごうとしています。
愛情を注ぐことは良い子です。
2)障害
・9.隠者(正位)
過去の経験から学んだことに注意して内面の充実に力を入れましょう。
そうすれば、不安や障害は乗り越えれます。
3)顕在意識(現れている意識)
・ワンドの7(正位)
今の立場を守ろうとしています。
守るためには周囲を納得させ力を得ることです。
それが、ある意味戦うことだと示しています。
4)潜在意識(隠れている意識)
・ソードの9(正位)
障害にもあるように愛情を広げることに不安を感じています。
5)過去(原因)
・ペンタクルのエース(正位)
これまでの努力が実り、過去の実績が周囲から評価され始めています。
過去の経験を活かし新しいことが出来ます。
6)未来
・ワンドの8(正位)
物事が急速に進展する暗示です。人知の及ばない力が後押ししています。
----
7)質問者の意識(あなたの意識)
・ペンタクルの4(正位)
物心的に満たされています。権利を守る意味から締結を結ぶ必要を表しています。
8)周囲の環境
・ソードのペイジ(正位)
好奇心が旺盛(おうせい)で見分を広げたいと思っています。
有益な示唆を求めています。または、癒しを求めています。
9)アドバイス
・ワンドの9(正位)
自分の持てる力を出し切ったという思いがあるなら、最後の戦いに勝利できるでしょう。
ないなら、出し切ることです。
人事を尽くして天命を待ちましょう。
10)最終結果
・ソードの5(逆位)
繰返しになりますが、広く愛を注ぎましょう。
今までの経験から学んだことを大切にし内面を充実させましょう。
そうすれば、深い心の底の悩みから抜け出せます。
妄想に負けてはいけません。
ここまでくれば大丈夫。状況は好転します。
結果、最後の戦いに勝利できます。

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第Ⅱ章。「現れし古に伝わりし指輪」15話、領主の息子マルミニ②「~失望と愛~導かれし悪魔の未都市。」0018

2023年08月10日 18時42分17秒 | 「~失望と愛~導かれし悪魔の未都市。」【R15】(自作小説)

第Ⅱ章。「現れし古に伝わりし指輪」15話、領主の息子マルミニ②「~失望と愛~導かれし悪魔の未都市。」0018

18、領主の息子マルミニ②。

「女将(おかみ)さん。お願いがるのだけど」
マルミニのお酒を取りに女将が料理場に戻ろうとするのをデミュクは呼び止めた。
「なんだい?」
女将は、急ぐ足を止めデミュク方にやってきた。
「そのお酒の代金を私たちに払わせてください。
よろしいですか?
私たちからマルミニ殿にお酒をお願いします」
そして、お酒の瓶(ビン)をもってマルミニの元へ。
「向こうの旦那(だんな)の奢(おご)りだよ」
マルミニは、少しほほを緩(ゆ)めデミュクの方を向いて会釈(えしゃく)した。
デミュクたちも会釈した。
「一緒に飲んでもよろしいですか?」
デミュクは、声をかけた。
「もちろんです」
マルミニは、喜んだ。
話の相手になるのがこの酒場では女将だけなのである。
本当は、女性なら尚(なお)いいが、
男性は男性で、気が合うなら、女性より営利がある。
「すみません。寛(くつろ)いでいるところを」
デミュクは、愛想よく言った。
「いえ。どうせ一人じゃ退屈ですから。
 あははは」
「領主殿の息子のマルミニ殿ですよね。
自己紹介が遅れました。
海の向こうから来た。
商(あきな)いをしているデミュクと言います。
これは、執事のシュシャンです」
「ははぁん。それが目当てですか?
領主と言っても何もない街ですよ」
「いえいえ。
まずは、お近づきに一杯」
デミュクは、酔いのせいか普段と違い雄弁(ゆうべん)になっていた。
知られないように、妖精のフェリィーフェールを呼びかけた。
心の中で念じる。
(フェリィーフェール。カードはできるかい?)
昔は、カードと言えばポーカーに決まっていたのである。
暫(しばら)くして声が返ってきた。
(デミュクさまですか?
私はできませんが、
いいものがおります。
デムフェールです)
(それは、妖精かい?)
(悪魔族の妖精です。
カードばっかりしているものです。
いかさまも出来ますよ)
(それは、好都合)
(宿(やど)るには、何か物が必要です)
(金貨でいいかい?)
(ええぇぇ。上出来です)
デミュクは、悪魔の世界の金貨を一枚、手に握った。
フェリィーフェールは、重みのある金貨を握るデミュクの手を触(さわ)り唱えた。
(デムフェール オン ハディス マイ コンダン アラブディス)
「ポォン」
デムフェールが現れた。
とにかく黒い肌の露出度の高いビキニにシースルーのベールの服を羽織っていた。
角(つの)が二本頭からにょきっと生えている。
デミュクは、不思議な感じがした。
(デムフェール。
率直(すなお)に言う。
お願いがあるのだけど。
いかさまをしてくれ)
(ご主人様。
そう、急ぎなさいますな。
それには、
まず、私と契約をお願いします)
(どうすればいい)
(金貨にあなた様の血を垂らしてくださいませ)
マルミニは、おごりと聞いて、楽しそうにお酒を飲んでいた。
「もう一杯。よろしいですか?」
「どうぞ、何杯でも」
デミュクは、ナイフをだし、指に傷をつけ血を金貨につけた。
デムフェールは、その手のひらの金貨の血を舐めた。
(我、この血の主(あるじと)従者の契約を結ぶ)
デムフェールは、黒く輝いた。
(これで、完了です。
デミュクさま)
(それでは、始めよう)
デミュクは、愉快(ゆかい)そうに言う。
「マルミニ殿。少しカードでもしてみませんか?」
デミュクは、親密作戦を開始した。

つづく。次回(カードゲーム。親密作戦)

#失望 #愛 #導かれし悪魔の未都市 #デミュク #導かれし未都市 #マルミニ

 

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災害のない世界を夢見て。

2023年08月08日 22時15分35秒 | 宗教と私と仕事

君知らず。

正しき法を。

正しき神を。

正しき仏を。

時は、元初なり。

我の法を。

 

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