人間の本位『革命のはじまり』20240128001
真は祈りの目的が決まっても、
祈りが定まらなかった。
そんなに簡単に一念は定まらない。
(帰命、
妙法への帰命。
はじまりは、人間だ。
下種仏法。
今でも下種が基本なのか?
南無妙法蓮華経は、宇宙の始まりの法。
既に人の心にはあるのではないか?
開目なのである。
人間は進化する。
それが人間革命である。
実在而言死(じつざいにごんし)。
実にあり而(しか)して言葉は死ぬ。
方便なのか?
時の方なのか?
新(あら)たに種を植えるんだ。
革命の種。
正義の種。
そして、真自身が先頭に立たなければならない。
悪に染まってはならない。
正しいことを正しいと
間違ったことを間違ってると言えないといけない。
(真、革命のはじまりは何だと思う?)
先生の声がする。
(間違いは間違いといえることです)
見於三界(けんのうさんがい)
三界を見る。
身に仏、神、魔物ありと悟りて善と一致する。
保身と欲望に負けるものが多い。
日本は澱(よど)んだ権力の中で悪を行じている。
それに迎合する信仰者もいる。
それは、正義の者ではない悪の者である。
悪の者は許せない。
そこに社会革命の本当の意義がある。
真は社会に妙法への帰命の一念を送った。
一念が安定してきた。
真の唱題は、通算10時間を超えたころであった。
つづく