時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

NHK経営委員会の泥仕合

2007年12月20日 16時42分53秒 | マスコミ
次期会長選出などを巡ってNHK経営委員会がすったもんだの大モメを続けている。参院総務委員会まで持ち込んでの泥仕合の様相。
貧すれば鈍すって言うけど、まさしくその通りだよね~。
何度も言ってるけどNHKが果たすべき役割は終わったんだから、とっとと解体しちゃって下さい。

今一番注目してるのは、紅白歌合戦で森進一が何を歌うか。おそらくNHKスタッフは川内康範氏を必死に説得していることだろう。当然「おふくろさん」が歌えるように(テレビマンなら当然の考えだ)。
果たして川内康範氏が首を縦に振るか、横に振るか、見物だ。おふくろさんを歌えるなら、まだ紅白は特別な国民的番組の要素が残っているのだろうが、川内氏が許さなかったら、もはや紅白は一介の音楽番組に過ぎないということになろう。

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偽装事件を偽装放送-【報ステ】

2007年12月08日 14時30分00秒 | マスコミ
マック調理日改竄問題、テレ朝が証言者偽装。

たまたま『報道ステーション』のこの謝罪場面をリアルタイムで見ていた。古館キャスターの発言を要約すれば「マック偽装を報道するためにこの証言を取り上げたのは間違いではなかった。しかし既に辞めている人間に制服を着せて撮った点などが不適切だった」と記憶している。
番組関係者ということだが、おそらくアルバイトか派遣契約あたりのスタッフだと思う。

これも一種の偽装でしょ(笑)?
番組関係者をマック店員のように見せるって、豚の内臓肉を牛肉というのと同じ意図じゃないの? ミートホープの発想だよな。マックよりも更に性質が悪い。

なんで、こんな問題が後を絶たずに起きるのかはこちらのエントリーをお読み下さい。

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撮ったど~~!!『黄金伝説』ADが女子高生のスカート内盗撮

2007年12月06日 18時13分00秒 | マスコミ
テレビ朝日のバラエティー番組「いきなり!黄金伝説。」のアシスタントディレクターが、地下鉄駅構内で帰宅途中の高校1年生の女子生徒(16)のスカート内を盗撮したとして、都迷惑防止条例違反で新宿署に現行犯逮捕されていたことが6日、分かった。

いや~~ベタなことは十分に承知してるんですけど、このエントリータイトルを書きたい一心で取り上げちゃいましたσ(^_^;)アセアセ
しかし最近の黄金伝説って、一時期のパワーないですね。濱口の屋台生活って、ただ屋台引いて放浪してるだけだし……。馬や豚に頼ってネタ作りしてる。あれじゃ濱口が可哀想です(ToT)
多分、視聴率も下降線かな? 現場じゃ上からのプレッシャーが厳しすぎてストレスが溜まって盗撮――なんて事じゃなければ良いんですけどね……。

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またTBSで問題?

2007年09月19日 01時42分00秒 | マスコミ
舛添氏、番組内容でTBSに抗議。

最近はマスコミで右寄りの意見を聞いたり読んだりするのも珍しくないが、筆者の小さい頃は一部を除けばみんな「左向け左」状態であった。
マスコミは「中立」ではなくて「反政府」に偏向しているのだが、これはある意味、正しい姿勢である。政府は大きな権力を有しているから、マスコミが偏向してようやくバランスが取れる。
中国にしても北朝鮮にしても、マスコミが政府と同じ向きをしている国を見れば、その意味がご理解頂けるはずだ。
だから今回の件も、ある意味では当然だが、TBSの偏向ぶりは堂々としておらず陰湿な印象を受ける。

・2003年11月2日放送の『サンデーモーニング』で、石原慎太郎東京都知事の「私は日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」という発言を、テロップで「100%正当化するつもりだ」と改変して報道。石原知事はこれを捏造と反論し、後にTBS側が誤りを認めこれを訂正、関係者4名が書類送検された。なお石原知事は名誉毀損の罪でTBSを刑事告発したが、東京地検は「TBSに故意なし」として不起訴処分とした。これを受けて石原知事は民事訴訟に切り替えたが、後に両者は和解した。
・2006年6月29日放送の『NEWS23』で、小泉首相(当時)の靖国参拝について、米国共和党のヘンリー・ハイド下院国際関係委員長の「行くべきでないと強く感じているわけではない」という発言を、字幕テロップで「行くべきではないと強く思っている」と改変して報道した。のちに字幕に正確ではない表現があったと釈明した。
・2006年7月21日放送の『イブニング・ニュース』での旧日本軍731部隊の特集において、VTRに安倍晋三(当時は官房長官)の写真入り小道具が映り、「ゲリラ活動?」というテロップがそれに重なるなど、安部のイメージダウンを狙った印象操作とも取れる放送があった。TBSは誤解を招いたとして謝罪したが、放送自体は意図的なものではないと釈明した。(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


なんか靴の中にこっそり画鋲を忍ばせたり、郵便受けにゴミを入れたりするような陰湿さが感じられてならない。もっと堂々と正面切って政府と戦えないものか……。それができなければマスコミではなくマスゴミだ。

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甘いみの、厳しい一太

2007年09月13日 06時13分08秒 | マスコミ
当然ながら、今朝の『朝ズバッ!』も安倍辞任の話題オンリー。
みのが「安倍さんは閣僚に足を引っ張られた」と発言すると、ゲストの山本一太参議院議員が、
「総理には任命責任がある」とズバッ!
アレ? 逆じゃないの?
これまでは世間の批判にもめげず安倍擁護を続けてきてたのに。更に一太、
「総理にはリーダーシップを発揮してほしかった」とかなり厳しい。負け馬にいつまでも乗る気は無いんだね。現金な物です。
いっぽう、みのは
「安倍総理には色々と気の毒な面もあった」
と安倍擁護。この人、お花見に誘ってもらってから、すっかり安倍シンパになっちゃったネ。
そもそもジャーナリストは、そんな首相主催の観桜会なんか行かない。行くのは芸能人やスポーツ選手とかだよな。所詮みのはタレントでしかないから仕方ないが……。

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社保庁は怒るのにNHKにはなぜ甘い?

2007年09月13日 04時13分59秒 | マスコミ
安倍総理辞任でゴタゴタしてるけど、NHKに関するニュースを2つ。さすが天敵・朝日、気合入ってるなwww

受信料値下げの幅、合意ならず
執行部側は7月下旬に示した受信料の収支見通しなどを変えておらず、経営委員側は「もう少し何とかなるのでは」との立場という。 (中略)現在34ある関連団体を大幅に整理することなどを例に挙げた。

でもって、「NHK関連33団体 利益剰余金、計886億円
検査結果について、監督する総務省関係者は「子会社は多くのNHK退職者の再就職を受け入れているとの批判もあり、視聴者に還元しろという話になるだろう」と話す。

正確には天下りとは言わないんだろうが、天下りと全く同じシステムですね。不当な額の受信料を集めておいて、それらは自分たちの再就職先である関連会社に流す。
公務員は厳しく追及するくせに、なんでNHKにはこんなに甘いんだろ? 国民って。
さらには論客と言われる評論家たちも、むしろ「NHK義務化賛成」っていうの多いよな。NHKの仕事が欲しいとしか思えない……。


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そもそも病名など無意味と思うのだが

2007年08月20日 17時31分43秒 | マスコミ
今日のテレ朝『スーパーJチャンネル』のコメンテーターには呆れた。
朝青龍問題で、「通院とか治療とか言ってますけど、稽古場で汗を流せば治ることもあるんじゃないですか」――頼むよ。こういう輩はテレビに出るな。
”こころの病”ってのはデリケートなんだよ。そんなスポ根めいた精神論で治れば苦労ない。ていうか、こういう輩がいるから患者がどんどん悪化する。
鬱病の患者さんと話したことがある。一番辛い言葉は「がんばって」という励ましだそうだ。「がんばって」と言われると死にたくなると聞いた。確かに我々は何気なく「がんばって」って使うよな(反省)。そういわれて思い出すと、昔の公共広告機構のCMで「がんばらなくて良いんだよ」ってのが有ったような。
ともかく朝青龍問題って素人がやいのやいの言うからますます混乱する。相撲取りはほとんど精神医学は素人だろ?協会も親方も専門家に任せとけよ。


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みのもんた、呑気に夏休み?!

2007年08月01日 07時01分01秒 | マスコミ
久々に『朝ズバッ』を見てみたら、みのもんたは今週、夏休みという。朝から暑苦しい顔を見なくて済むのは有り難いが、参院選後のこの大事な時期に夏休みを取るかねえ。国会の会期延長が決まる前(投票日が一週間遅れる前)に既に決めていたのかもしれないが、投票日が変わったら夏休みも変えるだろ?とうせ「もうゴルフ場の予約したから変更できない」なんて理由だろう(笑)。所詮はキャスターではなくタレント司会者なんだな。

投票日がズレて気の毒だったのがフジテレビ。各局が開票速報してる時間に孫悟空がボウリングしてた(笑)。こちらはスポンサーやネット局との調整や会場セッティングなどがあるので簡単に放送日の変更は不可能だったろう。なんとも気の毒。しかし編成の人間の中には「もしも国会の会期延長があったら?」と危惧した人間は皆無だったのだろうか?
さすがは報道までバラエティー色に染まりきってるテレビ局だが。でも「政治なんか興味ナ~イ」という人たちには見る番組を提供した功績があったかも(笑)。怪我の功名?

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ミートホープ全従業員解雇と社保庁賞与返上

2007年06月26日 12時23分00秒 | マスコミ
渦中のミートホープが全従業員に解雇通知した。あれだけ酷い業務内容では、もう取り引き先は無いだろうから倒産は間逃れない。
社保庁が全職員に今夏のボーナスを自主返納させる考えらしい。支給停止ではなく、あくまでも自主返納である。

ミートホープ問題でマスコミは従業員に同情的だ。経営者の責任追及に終始して解雇される従業員は被害者という立場で伝えている。
社保庁に関しては、それぐらい当たり前というニュアンス。自主返納を拒否する職員がいれば糾弾しそうな雰囲気。さらに新組織への移行に当たっては現社保庁職員を全員解雇して新規に別の職員を採用するべきという意見もある。

別にミートホープの経営者を擁護したり従業員を糾弾する気もないし、社保庁職員を擁護する気はない。けれどもミートホープの従業員だって、日々「牛肉コロッケなのに豚肉や鶏肉を使用している」と解ったうえで働いていた従業員も多いだろう。現に工場長は「社長の指示に従うしかなかった」と偽装を知っていた発言をしている。
いっぽう社保庁にだって、年金受給者や保険料支払者のために親身に働いていた職員がいないとは限らない。

重ねて言うが、だから「どっちがどっち」と擁護したり糾弾したいのではない。ただ、あまりにも偏り過ぎる報道姿勢はいかがなものか?という感じがするのだ。
以前から何度も繰り返して言っているが、マスコミはただ事実を報じてくれればいい。それをどう捉えるかは視聴者の判断だ。

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モラルなさ相変わらずTBS・朝ズバッ!

2007年06月13日 06時14分00秒 | マスコミ
社保庁の年金相談ダイヤルが繋がらないという。なんでも繋がる確率は僅か3%程度とか。
今日の『みのもんたの朝ズバッ!』で、その様子を放送していた。スタッフが1時間おきに社保庁の年金相談ダイヤルに電話する。流れてくるのは、繋がりにくいというテープの音声。

ところで、このスタッフは何故、電話したのか考えてみる。自分の年金記録の照会だろうか?まず考えられない。そんな個人情報をカメラに撮ることはないだろう。これは社保庁に繋がらない様子を撮るために他ならない。

そしてTBSのこの行為によって年金相談ダイヤルは確実に混雑度がアップする。もちろん1日数十万件という数に比較すれば、1時間おきのTBSの無意味電話などほとんど影響がない割合である。
しかし、全く意味のない電話を、ただ放送する素材欲しさに掛けてしまう所がTBSのモラルのなさを象徴的に表わしている。不二家の証言捏造も、ハニカミ王子への盗聴依頼も、根は全く同じである。ただ自分たちの番組のことだけしか考えず、他への迷惑はお構いなし。TBSの姿勢は全く改められる気配がない。

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NHKから今月3人めの逮捕者

2007年06月09日 04時33分00秒 | マスコミ
NHKディレクター、強制わいせつで逮捕。
NHKから今月だけでも3人めとなる逮捕者が出た。今年はこれで6件めとなる。
NHKとは「日本犯罪協会」の略か?
いや、逮捕された罪名が「児童買春禁止法違反」、「東京都迷惑防止条例違反(女性に頬摺り)」、「強制わいせつ」となれば「日本ハレンチ協会」かもしれぬ。

6月に入って逮捕者が急増したのは、5月末に発表された決算報告が影響しているように感じる。受信料収入が3年ぶりに増加して大幅な黒字となった(関連項目参照)。それまで「また不祥事を起こしたら不払いが増える」とビクビクしていた職員が「みんな受信料を払ってくれるようになった」と、また緊張感が緩んだ――そう思えてならない。……だから受信料なんか払っちゃ駄目なんだwww
これでは性犯罪者育英基金だwww

NHKが特に素行に問題がある人間を選んで採用しているとは考えられない。むしろNHKに入って腐ると見るべき。
原因は特殊法人の持つ体質――責任所在のいい加減さや処分の甘さにあるだろう。社会保険庁と一緒である。
現行体制のままでは、このような不祥事がなくなるとは考えにくい。NHKを改革するには「解体・民営化」しかない。社会平和のためにもNHKは一刻も早く解散するべきだ。

関連エントリー
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NHK受信料督促訴訟について
NHK受信料収入3年ぶり回復。234億円の黒字に。

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TBSまた不祥事。石川遼選手を盗聴依頼。

2007年06月06日 17時06分00秒 | マスコミ
TBS、ハニカミ王子“盗聴”取材依頼でおわび。

なんでTBSは、こう次から次へと不祥事を起こし続けるのか……と不思議に思われる方が多いだろう。
一口で答えを言えば、視聴率が取れていないから。視聴率を取るために無理した結果がこれだ。
「でも不祥事を起こしたら、視聴率どころの騒ぎではない」と感じるだろう。
確かにTBSの社員は、そこまで無理はしない。視聴率が悪くて番組が打ち切りになっても、会社を解雇されることはない。しばらく閑職に追いやられる程度だ。しかし現場で実際に働いている社外スタッフは別だ。番組打ち切りイコール失業も有り得る。『発掘!あるある大事典』が実際は日本テレワークというプロダクションが主体となって製作されていた事は報道でご存知だろう。ほとんどのテレビ番組は、こうした番組製作プロダクションによって作られている。

テレビ朝日の『ニュースステーション』が『報道ステーション』に変わる時にゴタゴタしたことは、なんとなく聞いてご存知かと思う。『ニュースステーション』を現場で作っていたのはオフィス・トゥー・ワンというプロダクションだった。そして現在の『報道ステーション』を製作しているのは古館プロジェクト(※あくまでも製作はテレビ朝日で、オフィス・トゥー・ワンや古館プロジェクトは製作協力とテロップでは表示される。だが現場スタッフの大半は、プロダクションやフリーのスタッフだ)。久米宏はオフィス・トゥー・ワンに所属していた。古舘伊知郎については語る必要あるまい。古館プロジェクトが彼の会社である。
『ニュースステーション』から『報道ステーション』への変更は司会者が変わっただけではない。番組を製作するスタッフが総入れ替えとなったのだ。

『ピンポン!』は製作協力がイーストというプロダクションだ。実際に現場で働いているスタッフのほとんどはイーストか、あるいはイーストが契約した孫受けの社員だ。そして番組司会者である福澤朗はイーストに所属している。
もしも『ピンポン!』の視聴率が上がらずに司会者が福澤朗から別のキャスターに代えられれば、番組の製作体制もイーストから他社へ移る事は先にあげたNステ→報ステの例を見れば明らかだろう。
「不祥事を起こしたら、視聴率どころの騒ぎではない」ではなく「視聴率が取れなければ、不祥事の危険を冒しても取らなければならない」のである。
『発掘!あるある大事典』の時に、これは一番組の問題ではなく、現行のテレビ制作システムによる問題だと書いた。一連のTBS不祥事も同じである。もちろん他局も同じシステムで番組制作を行っているから、こうした根本的な問題は、一切報道しない。

社保庁のいい加減な仕事ぶりを長年、見逃してきた政府をテレビ局は批判しているが、製作現場のいい加減な仕事ぶりをテレビ局は今日も見逃しているのである。

【お断り】
今回の盗聴依頼実行者に対して、報道は「ディレクター」と表記しているに留まり、所属は明らかにされておりません。従って本エントリーは、実行者がイーストに所属していると断定する物ではありませんので、その点を誤解なさらないでください。『ピンポン!』は、製作・著作TBSのクレジットで放送されている番組ですので、最終的な責任の所在はTBSにあります。

●関連項目
納豆ダイエットはやらせ
「できません」といえない世界

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NHK受信料収入3年ぶり回復。234億円の黒字に。

2007年05月30日 09時51分00秒 | マスコミ
NHKの受信料収入が3年ぶりにプラスに転じ、234億円の黒字が出たそうです。まずはお慶び申し上げますww
それでも、まだ受信契約者のうち未収分は298万件もあるそうです。もしも、この人たちが全員払っていたら大変なことになっていたでしょうね。
というのも、NHKについて定めた放送法の第9条「業務」には、1から3までNHKの教務内容が定められていますが、4には「協会は、前3項の業務を行うに当たつては、営利を目的としてはならない」と記されています。NHKは儲けてはいけないのです。もしも毎年、黒字が続くようならばNHKは受信料を下げなければならなくなります。そうならないためには、せっせせっせと無駄に使わなければなりません。企業の経営者は黒字が大きければ大きいほど有能と評価されますが、役所の出納係は収支が限りなくゼロに近いほど有能と評価されます。「234億円は次年度の繰越金に充てる」って書いてますから、支払者に還元することは全く頭にないようです。

毎年、年度末の3月になると、あちこちで道路工事が行われています。なぜ行われるかは説明する必要すらありませんね。日本の常識です。




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NHK受信料督促訴訟について

2007年05月25日 06時45分00秒 | マスコミ
NHK集金人が来た。そのレベルで言い合っても、殆ど意味が無いと思い、「NHKは見ませんから。契約しません」と、一般レベルのような言い方で追い返したが、数日後、不在の時に、また来たご様子。さらにメモには「今後、ご不在の場合は、早朝・深夜等に訪問させて頂くこともあります」と挑発的な文句が書いてあった。なんか、燃えてきました。とりあえず、ブログのコピーでも渡してみようか。
NHK不払い訴訟で負けて払ってる人多いよ――と、ご心配くださる方もおいででしょう。しかし受信料訴訟についてはNHKは当然だが、民放も同業者に遠慮してか、詳細は報道されていない。
巷で話題の不払い督促は、既にNHKと受信契約を結んだ人間に対する契約履行を求める訴訟である。受信契約の締結そのものを拒否する筆者とは全く次元が異なる。もしも筆者に受信契約締結を求めて訴えれば、NHKには初のケースとなり非常に興味深い展開となりそうだ。
まず現在、係争中の受信料不払い督促訴訟について、ご説明しておく。

NHKの法的督促に対して異議申し立てを行った件数は8件。うち5件が分割払いを申し出て和解した。残る3件が訴訟(地裁2件・簡裁1件)となっている。
1.Aさんは'02年5月28日にNHKとの間にカラー放送受信契約を締結。しかし'04年4月から受信料を不払いとなったため、NHKから不払い分4万7.430円を請求されている。
2.Bさんは'03年2月8日にNHKとの間にカラー放送受信契約を締結。しかし'03年8月から受信料を不払いとなったため、NHKから不払い分5万8.590円を請求されている。
3.Cさんは'03年11月8日にNHKとの間にカラー放送受信契約を締結。しかし'04年4月から受信料を不払いとなったため、NHKから不払い分4万7.430円を請求されている。
以上の例からもお分かりの様に、NHKの法的督促とは「受信契約の履行」を求める法的措置である。かみくだいて言うと「あなたは受信契約を結んでいるのですから、受信料を支払ってください」という物だ。受信契約を拒否する人間に対して、受信契約を結ぶようにという法的措置は現在のところ、まだ取られていない。
そもそも受信契約や受信料については放送法で定められている。しかし民放の番組捏造問題で放送法が話題となったように、この法律は主に放送を行う側について定めた法律である。受信契約については、第二章の「日本放送協会」(※NHKについて定めた部分)の中に、
「第32条 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。」
と定められている。問題となるのは「放送の受信を目的としない」の部分だろう。NHKはこれを「すべての放送」と解釈し、即ち「テレビを持っている人間はすべて契約すること」と受信契約を迫っている。しかし、その前の部分に「協会の放送を受信することのできる受信設備」と明記されているから「協会の放送」とも受け取れる。そもそも法律とは、それぞれの法に定めることを書くものだ。自衛隊法は自衛隊について書いてあるのだし、国会法は国会について書いている。放送法第二章は「日本放送協会」であるから、第二章つまり第7条から第50条までは日本放送協会について定められていると見なすべき。NHKがいう「民放も含めたすべての放送」をさすという解釈のほうが曲解ではないか?
すなわち「NHKの放送を受信することを目的としない受信設備」については受信契約をしなくても構わないとも受け止める。この辺は、司法がどう判断するのか楽しみだ。おそらくNHK側が「受信契約者に契約履行」という立場で不支払いを督促しているだけで、契約締結そのものを拒否する人間に対して法的措置を取らないのも、不安があるからであろう。仮に「協会の放送受信を目的としない受信機の所有者は、受信契約しなくてもよい」という司法判断が下されれば、それこそ雪崩のようにNHKとの契約解除を望む人間が現れ、大変な事態となるだろう。
ついでに言うと、第32条をNHK側の解釈に従ってみたとしても、例えばアンテナを接続せずにテレビゲームやビデオ・DVD再生のためだけに利用していれば、たとえテレビを持っていても受信契約を結ぶ義務はない。また第32条の本項の違反に対する罰則は定められていない。
菅総務相が「NHK受信料を2割程度値下げしたうえで義務化」と発言したことは多くの記憶に残っているだろう(NHKが値下げを拒否)。これを裏返せば総務大臣は、「現在はまだNHK受信料は義務化されていない」という認識だからである。

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テレビは生活必需品ではない


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テレビは生活必需品ではない

2007年04月08日 14時20分00秒 | マスコミ
TBS『噂の東京マガジン』を見る。今日の「噂の現場」はテレビの共同受信問題。ある共同受信施設の管理組合の解散話から、2011年の地デジ切り替え問題へと進む。
地デジへの移行によって、多くの共同受信アンテナが建て替えを余儀なくされる。その建て替え費用について、ある施設管理者が、
「国の政策で地デジに移行するのだから、建て替え費用は国が負担するべき」とおバカさん発言を。その論理が通用するなら、各家庭のアナログテレビも余す所なく国がデジタルテレビに買い換えてやらなくてはなるまい(爆)。
テレビは生活必需品ではない。見たい人間が受像機を買いアンテナを立てて見れば良いだけだ。

尾身財務大臣が「NHKは松坂を取り上げすぎる」と批判した。出発点としては正しい。受信料を払っている全員が、それほど松坂に興味があるのかと疑問を持つのは悪くない。しかし展開がおかしい。では大相撲や高校野球、大河ドラマや紅白歌合戦は、どうなのか?――と考えていくべき。国民が一人残らず興味を持つ番組など存在しない。すなわち尾身氏が幻影として抱いている「公共放送」など存在しない。ならば興味を持つ人間によって受益者負担で運営されれるのが自然だ。見たい人間は費用負担して見れば良いし、費用負担を拒むなら見なければいいだけ。この理屈は地デジもNHKも、なんら変わるものではない。
テレビは生活必需品ではない。

●関連過去エントリー
やっぱり受信料は払いたくない

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