時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

ネットの功罪

2007年03月07日 07時16分00秒 | ネット・IT
インターネットへの接し方を考えさせられる事件が2つある。
ひとつは今朝の『やじうまプラス』で見たのだが、ネット上でソースを探したが見つからなかった。もしご存知の方がいたら教えてほしい。
どこかの自治体のごみ収集担当の部長が、自宅から出た引越しごみを市のごみ収集車を使って無料で回収していたとのこと。本来、引越しごみの収集は有料と定められているとか。発覚のきっかけはネットBBSに「これは市職員の特権か?」という書き込みだとか。もしも、これが市への投書だったらどうだったか?あるいは握り潰されて発覚しなかったかも?――などと思う。ネットの匿名性への批判が聞かれるが、もしも匿名でなければ、この投稿者が書き込んだかどうかは定かでない。
【追記】過去物語さんからソースを教えて頂きました。収集車3台呼びつけ自宅ゴミ処分/堺市の部長

もうひとつは大きく騒がれているニュース。いじめで中3女子生徒グループを逮捕。今回はいじめ問題が主眼ではないので省略。このいじめの発端になったのがブログという点のみを語る。
被害者は加害者たちを改心させようとして、万引きなどを告発したのだろうか? どうも、そうは思えない。もっと軽い気持ちで書いたように感じられる。
かつても自分が万引きしたことを悪びれずにブログに書いて2ちゃんねるで祭られるという騒動もあった。
ネットトラブルが起きる度に書いているのだが、「ネットに書けば大衆に閲覧される」という意識の無い人間が多過ぎて困る。
学校もマナー教育をしているようだが、まだまだ甘い。たとえばブログを書いている子供がいたら、その内容をクラス全員の前で朗読させてみればどうか?
ブログに書くという行為は、その何十万倍の人間に晒されるという事実を、実感的に知り得るのではないか?
もちろん学校だけの責任ではない。家庭にも大きな責任がある。子供がブログを開設したら、定期的に目を通すべきだろう。そんなのは最低限の義務だ。そんなこともできないならば、子供にホームページなど持たせるべきではない。