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昨今の統一教会報道について

2022年09月07日 19時37分01秒 | 政治
山上徹也が参院選中に元首相射殺という蛮行に及んだ時、マスコミや有識者は口々に「民主主義に挑戦する暴挙」と非難した。
しかしその後の世界平和統一家庭連合(※旧統一教会・今後当HPでは理解しやすいように統一教会の旧称を使用する)と政治家の関わりについての報道や、政治家たちの行動を見ていると、まるで山上徹也が大きく社会を動かした変革者のように見える。
だが彼はヒーローでも変革者でもない。ただの殺人犯でありテロリストだ。
「民主主義国家では言論で主張するべき」とか「暴力での変革は断じて許されない」というならばマスコミは山上の蛮行が起きる前に現在のような報道を社会に報じるべきだった。政治家は現在のような態度を取るべきだった。
要人暗殺という暴挙が起きなければ社会が変わらないとするなら第二・第三の山上が現れ、第二・第三の犠牲者が生まれる。
現在の日本が抱える問題は統一教会だけに限らない。そういう問題を被害者たちが言論で訴えているうちに真摯に対策に取り組まなければ、社会を変えるには暴力以外にはない国になってしまうだろう。


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