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ハイエナ達の争奪戦(ハイエナン・ラプソディ)

2016年11月14日 14時03分39秒 | 生活・娯楽
スーパー閉店間際、値引きされた弁当や総菜を狙って集まる者達を人はこう呼ぶ。
「スーパーハイエナ」と。

閉店2時間前。
スーパーとハイエナの戦いは、ここから始まる。
だいたい、この頃の時間帯にスーパー側は「1割引シール」を貼る。
もちろん、たった1割引き程度ではハイエナは食いつかない。
ではスーパー側は、なぜ殆ど効果がない1割引シールを貼るのか?
それは閉店間際に商品をひとつずつ確認してる時間など無いからだ。
時間に比較的余裕のある閉店2時間前だから、商品を細かく調べられる。
そして本日中に売り切らなければならない商品に1割引シールを貼るのだ。
この1割引シールが貼られた商品が、このあとハイエナたちのターゲットになって行く。

閉店1時間15分前。
3割引きになるのが、この時間から。
閉店1時間前に来店する客をターゲットにした割引である。
もちろん普段は3割引程度ではハイエナは買わない。
ただし臨時収入でもあり懐が温かいときは、普段はできない「商品を選ぶ」という行為を楽しむために買う場合もある。

閉店45分前。
半額シールが貼り始められるのが、この時間帯。
30分前までに貼り終えられる。
遠くから様子を伺うのは新米ハイエナ。
ベテランは値引シールを貼る店員の後から付いていき、貼られた瞬間にサッとかごに入れる。
さらにもっと凄いオバハイエナは、まだ3割引シールが張られたままの商品を店員に差し出し、半額シールを要求する

おまけ
店によっては、その後、7割・8割という最終投げ売りをするスーパーもある。
そういう店の場合、同一商品が残り1品だった場合は半額で購入。
しかし複数残っている場合は様子見。
おそらく最終投げ売りで買える。
500円の刺身が100円になる店もある。

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