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新聞を読むのも苦労する?

2006年05月25日 08時52分00秒 | 社会・経済
偶然だが最近見た住宅販売チラシに
「一戸建てだから朝刊が読める」
と書いてあり、一瞬、意味が解らなかった。
よく読んでみると、
「新聞が自宅入り口に配達されるので、マンションのように1Fまで取りに行く煩わしさがありません」と書いてあった。
(なるほど。オートロックのマンションは配達員が入れないので1Fに置いていくのか)と、それで初めて知った。
セキュリティ強化が叫ばれる現代は、更にそういうのが増えているんだろうな~と思った。朝刊は家で読むのではなく、出勤するお父さんが出掛けに取って、通勤電車の中で読んでいくというのが現代の新聞購読のスタイルなんだろう。
数日前の新聞に「新聞の宅配継続を望む人が過半数」とかいう調査結果を読んだ記憶がある。でもマンション入り口のポストから取って、電車内で読んで行くのならば、駅で買った方が駅まで新聞を持って行く手間もないし楽なんじゃないかと思う。むしろその日の見出しで新聞を選べるだろうし。
サンケイ新聞などは夕刊を廃止してるし、他の新聞でも「朝刊のみ」という購読契約がある。これも現代の新聞宅配のスタイルなのだろうか。

仙台市の女児転落で、女児がマンションを出た理由が「夕刊を取りに行く」という理由だった事を聞いて、そんな色々な思いが交錯した。セキュリティ強化が逆に盲点になってしまったのか?
まだ事件なのか事故なのか断定はされていないが、どちらにしても問題点はありそうだ。
個人的には新聞が現代のスタイルを保つのは無い気がしているのだが……。実際、ネットのニュースの方が早くて便利だし……。今後さらにITが進歩すれば新聞は情報端末(テレビとパソコンが合体したような物)で取り出して読むような形式になると感じている。そんな時代になれば、新聞を取りに行く事はなくなる訳で、あるいは今回の転落事故は情報配信過渡期だからこそ起きた得意な事件ということになるのかもしれない。


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