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古田退団と神巨戦総括

2007年09月20日 07時33分00秒 | スポーツ
★古田東京ヤクルト兼任監督が監督辞任&現役引退。
かつてミスタージャイアンツ長嶋茂雄氏が現役を引退して監督に就任したときの成績は最下位だった。2年前までは破竹の九連覇を成し遂げ、前年もAクラスだったチームが最下位となったのだ。この原因を、多くの巨人ファンはこう語る。
「長嶋選手が引退したから」
東京ヤクルトは古田監督になってから成績が低迷した。前述のエピソードを取り上げたのは同じような感想を持ったからだ。古田監督が苦労したのは、これまでヤクルトを支えてきた古田という球界を代表する名捕手の力の衰えが大きかったのではないか。そう考えると現役引退はともかく、監督としてはもう少し続けさせてやりたい気がする。もっとも球界を代表するクレバーな選手であり、選手会をまとめたリーダーシップもある人物。彼を球界が放っとく訳ない。今後の活躍を期待したい。


★阪神―巨人3連戦の総括
第1戦 阪神 4―1 巨人
第2戦 阪神 5―4 巨人
第3戦 阪神 1―11 巨人
阪神にとっては最高の結果といえるだろう。もちろん3連勝がベストだが、それは贅沢すぎる。ポイントは大敗した第3戦。5回までに大量7点をリードされる展開で、ブルペンのJFKは「今日はオレたちの出番は無し」と、肩慣らし程度しか行わなかっただろう。これが、もしも3-4ぐらいの展開であれば「逆転したら即出番」と試合で投げる肩を作らなければならない。さらに、この時期となれば1点差ビハインドではウィリアムス・久保田、同点では藤川の投入もある。彼らを休ませた負けと、彼らを投入しての負けではダメージがまったく違う。昨日の試合は阪神ファンは見ていてつまらなかったろうが、阪神にとっては負ける試合はファンが途中で見なくなるほどの負けがベストなのだ。
いっぽうの巨人。総得点で言えば16―10と上回っているが1勝2敗。ファンとしては第3戦の得点を第1戦、第2戦に回して欲しい気持ちだろう。「接戦に弱い」、「1点差負けが多い」というのは、かねてよりずっと言われ続けてきたことだ。このように得点にムラがあるのは、「打線」というが、巨人は「打」が「線」になっていない。個々が勝手に打っているだけの感がある。だからドカンドカンと大量得点もするが、欲しい1点が取れない。他球団の大砲ばかり取ってきたツケが今も返せていない。阪神も金本は移籍組だが(笑)。
もしも二岡・高橋・阿部あたりをチームの主軸と位置づけて育てていれば、現在の姿は変わっていただろう。こういう状態こそ本腰を入れてチームの青写真を描かなければならないのだが、今シーズンも優勝を逃したら、また他チームから凄い選手を獲ってくるんだろうな(笑)。

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