憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

18日 愛子さま神宮参拝決定*ついに女系天皇へ途開く

2024-03-18 23:30:29 | 皇室
三月末ごろと予告されていた愛子さまの伊勢神宮参拝の日程が26日~27日と発表されました。


ここに至るまで、すったもんだがありましたが
まずは
愛子さま、伊勢神宮と神武天皇の陵を参拝へ…学習院大の卒業を報告
3/18(月) 22:08配信 読売新聞オンライン
宮内庁は18日、天皇、皇后両陛下の長女愛子さま(22)が26日に三重県、27日に奈良県をそれぞれ訪問されると発表した。20日に学習院大を卒業する予定で、その報告のため伊勢神宮(三重)と初代・神武天皇の陵(奈良)を参拝される。愛子さまの伊勢神宮参拝は2014年7月以来で、お一人では初めて。

😐 特訓を受けられた愛子さまは所作を間違うことなく拝礼されるでしょうから、そこは心配していませんが、拝礼の場所は気になります。
だって、ほら、、同日にこんなニュースが一斉に出ましたから。

女性皇籍保持案、自民反対出ず 皇族確保策、麻生氏「議論深める
3/18(月) 19:05配信 JIJIcom
自民党は18日、岸田文雄首相(党総裁)直属の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の2回目の会合を党本部で開いた。

政府の有識者会議が2021年にまとめた報告書を基に、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することについて議論。出席者から反対意見は出ず、事務局長の木原誠二幹事長代理は記者団に「(出席者の)多くは報告書に理解を示した」と述べた。

会長の麻生太郎副総裁は冒頭、皇族数の確保策に関して「皇室典範などの法改正の必要性を考えながら個別(の論点ごと)に議論を深めていきたい」と述べた。懇談会は今後、旧宮家の男系男子が養子縁組で皇籍復帰する案などについて検討を進める。 

😦女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する
これは「女系天皇への途を開くものだ」と、男系男子派の識者のみならず私のような天皇の正統性を考える民草たちも危惧し反対していたのですが、自民党内に根回しが終わったのなら、法整備等を含めて実現化は近々でしょう。
男系男子継承に関して、安倍さんは要石だったのだとつくづく思います。


承子さまがなかなか結婚しないのも・・・


元皇族になった典子さん、絢子さんが女王のティアラめいたヘッドアクセサリーをつけてウロウロするのも、守谷さんが皇室行事にマメに顔を出すのも、絢子さんのお子さんの誕生、命名をTV報道させるのも、いずれこうなる、と久子さまは情報を得ていらしたのだと今は解る。というより久子さまご自身も実現化に向けて動いて来られたに、まず間違い無いでしょう。
もちろん、典子さま絢子さまが皇族の身分を回復されることは無いが、承子さまがずっと皇族の身分でいられる意味は大きい。

結婚後も皇族の身分を保持する女性の夫の身分は?子供の身分は?家族の中で身分が違うというのはどうなの?
どこにお住まいになるの?お住まいの扱いは皇族邸?一般家屋?
皇族費は何人分支給されるの?皇族に与えられている特権は?例えば税金は払わなくても良いの?夫が一般人だったら夫の扶養家族になるの?etc
問題は多いと思うのだが、そこらはすっ飛ばしてこうもあっさりと決まってしまうものなのか、、いやな渡世だなぁ~

嫌な想像だが紀子さまが年末ご体調を崩されたのは、これかな?だとしたら紀子さまがお労しくてならない。
法の不遡及で安心しているのは危険です。
悠仁殿下はまだ皇太子ではない。
女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案は愛子さまを見据えている。皇位継承順位を変える方策はいくつか考えられます。 
結婚後も皇族の身分を保持する案は皇室典範を根本から変えるものですから、皇位継承順位も変えないと整合性が取れなくなります。


令和6年 元旦早々

2024-01-01 23:38:07 | 皇室
午後4時10分 地震発生

スマホの地震警報がけたたましく鳴り、正月気分がいっぺんに吹っ飛んだ。
TVは各局共地震速報一色になり、午後8時35分ごろ、再び石川県能登地方を震源とする最大震度5弱の地震が発生。
現地はすぐに停電となり夜の闇に包まれて様子がよく解りません。首相官邸には発生直後に対策本部が設置され、夜を徹しての対策が為されていることでしょう。被害が少ないことを祈るばかりです。

元旦、皇室では恒例の正月行事が粛々と行われました。
まずは、宮内庁発表の新年を迎えたご一家の近影
天皇ご一家


上皇ご夫妻

皇嗣ご一家



😐 平成までは、正月の御近影は集合写真でしたが、上皇ご夫妻が隠居の身になられた為か、天皇皇后がご自分達家族だけでかたまりたがるゆえなのか、ご家族別の記念写真となりました。
各ご家族別にしたため、天皇ご一家と皇嗣ご一家の雰囲気の違いがよく解ります。
皇嗣ご一家に漂う知的で柔和な雰囲気が素敵ですね。
対して天皇ご一家に漂う雰囲気は、、、元旦早々ですから控えます。

午前5時30分 今上御夫妻の新年ビデオメッセージ配信
ビデオメッセージの収録は12月28日午後。

😔 午前5時30分、、、四方拝と同時にビデオメッセージを流すのは如何なものか。四方拝そのものを軽んじているとしか思えないが、これも令和流か?

1月1日行事一覧(宮内庁HPより)
令和6年1月1日(月)


😐 0:55 堂上会総代からの祝賀を受けた後、5:15まで長い間があるが、この間に昼食とその後に仙洞御所へ行って帰ってされたのでしょう。

地震発生は午後4時10分、仙洞御所から帰られて一休みされていたころでしょうか。
元旦の行事がほぼ全て終わった後だったのは救いでした。


新年祝賀の儀

😊 入場順に問題はありません。


愛子さまの立ち位置にも格別に問題はありません。


こちらも問題無し。
紀子さまの美しさが際立っていらっしゃいますが、皇嗣同妃両殿下、佳子さま、皇嗣家の皆さま立ち姿がすっきりとされていて気品があります。

悠仁殿下が成年になられた後は、この写真の佳子さまの位置に悠仁殿下。
佳子さまは久子さまの位置。
久子さまは右列へ移動されるのではないでしょうか。


😊、、、 借り物のティアラ一式
華奢な清子さまには重々しく見えたティアラ一式も、ガタイの良い愛子さまが身に着けるとティアラは小さく軽く、ネックレスは細く見えます。

「愛子さまが凛として美しい」という報道もありましたが、私の見るところ、凛としているというより、晴れの場だからと目を据えてイキんでいるという感じ?

彬子さまの御顔を取り沙汰するかたもいらっしゃいますが、私は頬骨の立ったタイプとしては、どちらかと言えば美しい部類と思います。
頬骨の立った美人、、、安藤美姫やタレントのほら!名前が出て来ない。
彬子さまはチラチラと愛子さまを横目で観察されていますが、その目には温かさが全くありません。大正天皇の直流を自認し皇室の伝統を守り伝えて誇り高く生きられる彬子女王から見れば、愛子内親王の有様には舌打ちしたいような苛立ちを感じられるのではないか、とは私の下衆の推察ですが。

動画
【皇居で「新年祝賀の儀」】天皇陛下「年頭にあたり、国民の幸せと国の発展を祈ります」 女性皇族方は4年ぶりにティアラ着用

😀 ティアラ、装身具のダイヤの煌めきの素晴らしいこと!
正装のお出ましはこうでなくては!
愛子さまがティアラを着けて公式の場に出るのは初めてとは言うが、そのティアラが借り物であることを報じない社が多い中で、この動画は愛子さまのティアラが清子さまからの借り物であるときちんと伝えている。

新年祝賀の儀をNHKニュースで見たが、大写しになった雅子さまの眉の太さや猛々しい微笑み、そして、愛子さまの頬が赤く目が腫れぼったく泣いた後のように見えて驚いたが、私の見間違いだったのでしょうか。
NHKの動画が出ていないので、確認できないが。








新年早々に地震はありましたが、何んとか良い年にしたいですね。

あけましておめでとうございます。



12月晦日 大祓

2023-12-31 23:09:01 | 皇室
12/31(日)
佳子さま 皇居・神嘉殿前庭(大祓の儀)


大祓には成年男子親王が参列するのが慣例でしたが、2014年(平成26年)6月10日、成年女性皇族まで参列者の範囲が広げられました。



全国各地の神社の大祓のニュースが次々に入る中、佳子さまが大祓の儀のために皇居へ入られるニュースが一向に出て来ません。





魂祭(たままつり)
御魂祭とも。祖霊祭のこと。今日では精霊(しょうりょう)をまつる盆の異名だが,《徒然草》には年末の魂祭の例が見え,今も先祖正月といって正月に祖霊をまつる所もある。古くは死霊と生者の霊魂の観念が交錯し,正月や盆はその霊魂の祭であった。(コトバンクより)

森田玲先生の講演資料にあった、この図が好きです。
講演では冬至夏至について触れられなかったが、日照時間がだんだんに短かくなって冬至に至り、冬至を境に日照時間がだんだん長くなって夏至に至るというサイクルは古代人も知っていたでしょう。
中国から暦が入る前の古代人は冬至夏至という名は知らなくても、冬至から夏至を一期、夏至から冬至を一期、という捉えかたをしていたのではないか、とか、年の初めの前には大祓したくなるでしょうね、とか、様々なことを考えさせられる図です。
西洋にも冬至はあるのに、グレゴリオ暦は何故冬至を1月1日にしなかったのでしょう。


皇居・神嘉殿前庭で催される大祓の儀は、天下万民の罪障を祓うそうです。
あなたも私も祓って頂けました。有難いことですね。
そう思うと清々しい気持ちで年越しができます。

皆さま、今年一年、ご訪問、コメントありがとうございました。
お役に立てるようなことは何も書けませんが、ご一緒に考えていけたらな、と願っています。
来年もよろしくお願いいたします。



令和5年 それぞれのご拝礼・・インドネシア、ベトナム

2023-12-31 01:41:04 | 皇室

今上雅子さま インドネシアご出発の前



6月16日宮中三殿「謁するの儀」今上一人が黄櫨染御袍 を召して内陣の座御拝礼。外陣で後神酒を拝戴。
雅子さまは欠席。
天皇の袍には御をつけて御袍と言う。

12日に行われた武蔵野陵、武蔵野東陵での「報告の儀」は増田裕一郎侍従が代拝している。


今上雅子さまインドネシアからご帰国後

帰国後の26日「賢所皇御霊殿神殿に謁するの儀」も拝礼は天皇のみ。雅子さまは同行していない。
また、29日武蔵野陵、武蔵野東陵で行われた「報告の儀」は梶原照平侍従が代拝している。


黄櫨染御袍


皇嗣・同妃両殿下、ベトナムご出発前


皇嗣殿下と紀子さまは、8月25日に武蔵野陵、武蔵野東陵に参拝され、9月19日には宮中三殿で「謁するの儀」を行われている。
皇嗣殿下は黄丹袍 。紀子さまは五衣小袿長袴。
皇嗣殿下は内陣の座で玉串を捧げてご拝礼、外陣で神酒を召し上がれた。
紀子さまも同行して内陣で拝礼、外陣で神酒。

皇嗣・同妃両殿下、ベトナムからご帰国後

皇嗣・同妃両殿下は25日ご帰国された翌26日に宮中三殿「謁するの儀」で拝礼、武蔵野陵、武蔵野東陵へは10月2日吉田尚正宮内庁御用掛を代拝に遣わされている。


黄丹袍


五衣小袿長袴 サンプル


五衣小袿長袴での拝礼 サンプル 
祭祀は欠席と決め込んだ雅子さまが拝礼されるなら紀子さまと同じく五衣小袿長袴です。ただし皇后には御五衣御小袿御長袴と御をつける。

さて、天皇皇后両陛下が武蔵野陵、武蔵野東陵を唐突にご参拝。
いったい何のための参拝なのか、とネットが騒めいた。
ベトナムご訪問の報告は代拝で済んでいるし、、、。

『女性自身』はお礼参りと書いて失笑を買った。

動画
なぜ珍しい?両陛下の陵墓参拝…宮内庁のオクとオモテとは?「お列」を解説【皇室ちょっといい話】(116)(2023年10月11日)

😐 雅子さまが拝礼に慣れていないことがよく解ります。
これでは、こと拝礼に関しては愛子さまを指導することなど到底出来ないでしょうね。
10:58頃、玉串奉奠に手間取る雅子さまと慌てふためく神官が見られる。
14:26頃、突然口をモゴモゴされる雅子さま。

※宮内庁職員はオモテ、侍従はオク
※天皇は宮中三殿で用があるから、代拝を遣わすのだという解説。宮中三殿「謁するの儀」とは別の日に代拝が行われているのに?どういうこと?


😐 今上と雅子さまの不可思議な武蔵野陵、武蔵野東陵参拝を神社新報はどう報じたのか。
帰国報告が代拝によって行われたことは、既に記事になっている。



このたびの御参拝について宮内庁は「インドネシア御訪問の御報告のため参拝になられたものと承知してゐる」としてゐる。

😁宮内庁はインドネシアご訪問の御報告だと説明していますから、そう書いておきますね。」、、、?笑


悠仁殿下、愛子さま、それぞれに花を持たせて 手袋の疑問

2023-12-06 02:58:09 | 皇室
前途有望な17歳の若者、芳紀22歳嫁入り前のお嬢さんを見る大人達の眼は優しい。ついつい花を持たせたくなるもの。


悠仁殿下は論文に多数の写真を載せている。その一部。

悠仁さま初の学術論文を共同執筆 「トンボ相」について 国立科学博物館から発表
TBS NEWS DIG / 2023年12月5日 16時19分
秋篠宮家の長男・悠仁さまが先月、初めて研究者との共著で学術論文を発表されました。
国立科学博物館研究報告A類(動物学)に発表された共同執筆による論文は「赤坂御用地のトンボ相 -多様な環境と人の手による維持管理-」で、2012年から去年までの11年間の赤坂御用地内のトンボ類の調査結果がまとめられています。
赤坂御用地内の水域などの地図と写真とともに、確認できたトンボ類について写真を示したうえで、種を分類して特定し、8科38種が確認されたと記しています。
そのなかには、島しょ部を除く東京都内で絶滅のおそれがあるレッドデータブックに記載されているトンボ12種がいることや、絶滅危惧種のオツネントンボとオオイトトンボが含まれていたと記載しています。

論文を提出したあとの今年の夏にヤンマ科のカトリヤンマとネアカヨシヤンマが初めて確認されたとし、記録されたトンボが8科40種となったことが論文の最後に補われて記述されています。

これまで、赤坂御用地内のトンボの調査は15年以上行われていなかったということで、前回調査した2005年の24種から増加した要因などについても考察しています。

この論文の執筆のきっかけは、トンボに詳しい国立科学博物館の清拓哉研究主幹が、去年4月に悠仁さまと赤坂御用地で面会したことです。清研究主幹によりますと、そのときに悠仁さまがパソコンでデータを示しながら赤坂御用地のトンボ相について説明をしたということです。

悠仁さまは、赤坂御所のトンボについての先行研究の論文を読み尽くしていて、その論文に載っていないトンボもたくさん見つけられていたことから清研究主幹は「これは高校生レベルの知識を超えている。私より赤坂のトンボに詳しい」と驚き「論文にまとめましょう」と勧めたということです。

悠仁さまは、清研究主幹の指導を受けながら今年3月に論文としてまとめ、国立科学博物館に提出した後は半年間の査読を受け受理されたということです。

共同執筆者でもある清研究主幹は悠仁さまが論文の筆頭著者になっていることについて「この論文は悠仁さまが主体となってデータを取って作業をされたので、最初に名前があるのは当然」と説明しています。

悠仁さまが幼い頃から取り組んできたトンボの研究について、研究者らと共著という形で学術論文を執筆し発表されたのは、初めてです。

😇 報道各社が悠仁殿下に花を持たせたニュースを一斉に出す中、文春オンラインは、論文に悠仁殿下と名を連ねる清拓哉氏、飯島健氏の身元調査。
「殿下ひとりで書いちゃいねーよ。」と水を差す。笑。
高校生の殿下が、研究とは何か、調査とは何か、論理的思考とは何か、論文はどう書くのか、等々、体を使って学ぶ機会を得られた、、そこが重要なのにね。

😁 文春の言いがかりはそれとして、お陰で清拓哉氏、飯島健氏と悠仁殿下の関係がよく解りました。
清拓哉氏や飯島健氏が悠仁殿下を大切に思っていることもよく解ります。






😁 愛子さまが百人一首の現存する最古の写本を素手て扱っておられたことで、ネットは騒然。そのままにして置いては大事になると宮内庁が焦ったのか、『女性自身』が、すぐさま、愛子さまを擁護する記事を出しました。

愛子さま 素手で最古の写本を読まれるお姿に一部で心配も“手袋より正解”の理由
12/5(火) 11:01配信 女性自身
12月1日に22歳のお誕生日を迎えられた愛子さま。それに伴い、宮内庁が管理する「百人一首」の写本に目を通す愛子さまの様子を収めた動画が公開された。

「愛子さまは、幼稚園のご入園前から七五調の歌や俳句を作られるなど、日本文学に親しんできました。現在は大学で平安、鎌倉、江戸、明治時代の物語や和歌を始めとする文学作品などについて学ばれています。ご卒業に向けて論文の執筆も始まり、放課後に閲覧室や書庫で資料をお集めになることもあるそうです」(皇室担当記者)

公開された動画では、赤いワンピースに白いジャケットをおめしになられた愛子さまが、室町時代に書き写されたという現存する最古の百人一首の写本を、一項ずつ優しくめくりながらご覧になっていた。

しかし、この動画を視聴した人の一部から、驚きの声があがることに。それは、愛子さまが”現存最古”の写本を素手で扱われていたためだ。

確かに、美術品を扱う際などには手袋を着用している人をイメージする人も多いだろう。古い本を素手で扱うことで、汚れを付けたり、傷めてしまわないかと不安になる人もいるかもしれない。しかし、実は”手袋必須”というのは単なるイメージにすぎないのだという。

扱う品物にもよりますが、手袋をつけることでかえって摩擦による傷や汚れをつけてしまったり、すべって落としてしまう場合があります。そのため、特に古書に関しては、よく洗った素手で丁寧に扱うほうが文書に傷をつけないということで、手袋をつけないことが推奨される場合も多いのです」(前出・皇室担当記者)

この古書の扱いについてはSNS上でも注目をあつめることとなった。

《これは知らない人多いよね。和紙は手袋の摩擦によって痛むので、素手のほうがいいんだよ》
《ガチ 触る人はめっっっちゃくちゃ手を洗ってから素手で触る 逆に手袋の方が危ないから》
《当たり前なんだけど、本の扱い方ちゃんとしてる。素手で扱ってるのも》

さまざまな文献にふれられ、ますます学びを深めていかれるに違いない――。

😊 『女性自身』はSNSの乱暴な口調のコメントを紹介するより、こちらを紹介したほうが、説得力があったと思います。
もっと言えば、愛子さまが素手で古文書を扱われている映像に説明をつけたほうが、良かったですね。

しかし、この論文を読んでも疑問は残ります。

ガチ 触る人はめっっっちゃくちゃ手を洗ってから素手で触る
ガチめっっっちゃくちゃ手を洗っても、すぐに汗も油も出て来ますけれども…?
愛子さまはロケの間煌々とライトを浴びられたはず。手を洗って撮影に臨まれても、汗も油も手掌に盛大に出たことでしょう。
長時間の強烈なライト照射は資料も痛めます。


  • はじめに
  • 神話の背景
  • 衛生的、という錯覚
  • 鈍感な白手袋
  • 神話はいつから?
  • 喪失と獲得
  • ではどうすれば?
  • おわりに
訳文調で読みにくいですが、丁寧に解説されています。
勉強になりました。


とは言うものの、疑問は残る。
資料を扱う際、白手袋を着用するのはナンセンスという主張の根拠はこの論文に行きつくようですが、、、

手掌の汗・油が資料を痛めることは論文も認めています。

お札やチケットから指紋検出可能なのですから、丁寧な手洗いは必須。。
手洗い設備はどこでも完備されているの?
離れた場所で手を洗って、ドアノブやソコラに触ったら汚れてしまうわね。手術前の医者みたいに手を上げ、ドアを足で蹴飛ばして歩いて来たりして?

何より、事前に手を洗っても、時間が経てば汗・油は出て来ます。どうするの?
「手袋をしても汗と油は染み出す、手袋をするとかえって汗の量が増える」
手袋は汗、油の対策にならない。
とあるが、手袋を通して染み出す汗・油と素手の汗・油の比較では、素手の汗油のほうが多いのではないか。
この論文は、「手袋をしても汗、油を完全に防ぐことはできない。だから素手で充分」と、言っているだけです。
完全に防ぐことが出来ないのだから素手で充分というのも、なんだかね。
手を洗っても汗も油もすぐに出て来るし。

SNSのコメント
手袋の摩擦で和紙が痛む。
素手で和紙を触った場合、手袋をつけて触った場合の比較試験はしたの?

 逆に手袋の方が危ないから》
これは、論文中の「手袋をすると手の感覚が鈍り扱いが雑になる」に当たると思うが、感覚が鈍って取り落としたり破損に繋がった事故はどのくらいの頻度で起きたのか検証はされていないね。たった一度の事故でも重大な損傷に至ることはあるから、可能性を無視はできないが。

愛子さまの素手が必ずしも最善ということでもないし、「資料を扱う際に手袋をつけている奴は馬鹿だ」と勝ち誇るように言いつのるのもどうかしら?


さまざまな文献にふれられ、ますます学びを深めていかれるに違いない

これからも素手で触りまくって、、、
愛子さまが、資料をチラ見するだけなら、丁寧に洗った素手でも充分。
ライトを浴びるロケ、研究のために長時間資料を扱われるのなら手袋は付けたほうが良い。と思われますが?
愛子さまの場合、ご自分で資料室から資料を机まで持って来られることは無いので、手袋に環境の埃や汚れがつくという懸念は無いでしょう。



😁 埃だらけの環境でも、手袋着用の鑑識班。