見知らぬ男の生活

某男(ぼうお)の日記

血管内を航行するプロテウス号

2021-05-06 | 1/32 ミクロの決死圏 プロテウス号
2021年5月5日のことだ。
メビウス製1/32「ミクロの決死圏」特殊潜航艇プロテウス号のジオラマ風写真を撮ってみた。
人体の血管内を航行するプロテウス号という設定だ。
大型テレビに赤血球が乱舞する画像を投影し、画面の手前に釣り糸でプロテウス号をつるして撮影した。
こりゃ昭和の特撮だね(笑)。
画像に写り込んでた釣り糸はPCの画像処理ソフトでレタッチして消した。
操縦席に乗組員の姿が見えないのが寂しい。
そして、乗組員の一人コーラを演じたラクエル・ウェルチさんがいないのが悲しい・・・。
ネットで下のフィギュアを見つけたが1/32じゃないようだ。
余談だが、「ミクロの決死圏2」という小説があるのをご存じだろうか?
「ミクロの決死圏」は映画が先にできて、その後アイザック・アシモフがノベライズした小説が出版された。
でも、アシモフは映画版の科学考証に不満を抱き、ノベライズ小説版は気に入らなかったらしい。
そこでアシモフは20数年後に自分なりのオリジナル小説を執筆した。
それが「ミクロの決死圏2」だ。
ずいぶん前に読んだが、さすがSF界の重鎮が気合いを入れて書いただけあって、めっちゃハードな内容だった。
ハード過ぎて途中で何度も睡魔に襲われた・・・(苦笑)。
なぜか潜航艇に名前がなくて「艇」としか呼ばれていなかった。
表紙イラストに「艇」が描かれていたが、個人的には映画版のプロテウス号の方が好みだ。
ちなみに、映画「ミクロの決死圏」は何度かリメイクの噂があったようだが、現在は立ち消えになってしまったようだ・・・残念!


4 コメント

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待ってました! (Choro-Poo)
2021-05-06 23:17:03
PCモニタプロジェクションの威力も絶大ですが、それ以上に暗い逆光気味のライティングが絶妙ですね。臨場感が最高です。
さすがラクウェル・ウェルチさん、ちゃんとフィギュアがあるんですね、私は抗体に絡みつかれたシーンが忘れられなかったり(笑)。
「ミクロの決死圏2」は読んでませんが、ハードカバーで持ってらっしゃるのがさすが筋金入りSFファンでいらっしゃいます。
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凄い! (クラキン)
2021-05-07 11:52:54
特撮写真、凄いです!😃
手前からの光が無く、TVの光で微妙な陰影の付いたシルエットになっているのもリアルです。
大型TVを利用したとは思えない出来映えです。
この血管内の映像はDVDか何かの動画でしょうか?
正にうってつけです。
フィギュアはラクウェル・ウェルチとちょっと似ていますね。
衣装を少し加工すれば使える可能性ありに見えます。
「ミクロの決死圏2」というのは全然知りませんでした。
こちらをCGを使って映像化するという話も無いんでしょうね・・・残念。
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ライティング (某男)
2021-05-07 19:15:07
Choro-Poo様
血管内ってどれくらいの明るさなんでしょう?
体内奥深くだと真っ暗闇かも・・・。
今回の写真は体表面に近いところで、強い照明を当てられているという設定にしておきます。
プラモだけ別に写真を撮って背景画像とコラージュという方法もありでしょうが、それだと光沢のある船体の表面への周囲の風景の映り込みがなくなって臨場感が出ません。
ということで、原始的な特撮の「吊り」でやってみたのでした~。
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特撮 (某男)
2021-05-07 19:27:04
クラキン様
昔は「特撮」って言ってたのが、いつの間にかSFXとかVFXといういうハイカラな言葉に代わってしまいましたね。
個人的には昭和の香りがする「特撮」っていう言葉が好きです(笑)。
ちなみに血管の画像はネットの画像検索で出てきたモノなので著作権的にはデリケートなところです。(すみません)
赤い風船を使ってリアルなジオラマを作ろうかとも思いましたが、平べったい赤血球とは形状が違うのでやめました。
ウェルチさんのフィギュアは欲しいけど海外の通販なので購入は断念しました~。
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