2021年9月23日のことだ。
まだまだ暑いので四国西南端近くの柏島にシュノーケリングに出かけた。
今回の記事は、目的地に着くまでに私がお約束のようにやっていることをまとめてみた。
「見知らぬ男の行動なんかに興味はないよ」と言われたら「たしかに・・・」と答えるしかないが、何かあったときのための捜索の手がかりとして残しておこう。
① 家族に「ちょっと海のようすを見てくる」と言い残して家を出る。
私の海遊び(シュノーケリングやカヤックフィッシング)は単独行動が基本だ。
緊急事態が発生しても誰にも気づかれずに行方不明になるリスクがあるので、「もし帰ってこなかったら某県の某海岸付近を捜索してくれ」と付け加えることを忘れない。
ちなみに、「ちょっと~」の別バージョンは「~田んぼのようすを見てくる」や「~川のようすを見てくる」だ。
台風などの際は危ないので行かないけどね。
② 午前4時前に高速道路に乗る。
ETC深夜割引適用のためだ。
コロナ禍の影響で休日割引が適用除外だったので・・・。
③ 水平線から昇る太陽を拝む
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山に囲まれた町に生まれ育った私は、水平線から昇る太陽や水平線に沈む太陽に強い憧れの気持ちを抱いていた。
特に、太平洋から昇る太陽を見ることは私にとってはスペシャルな出来事である。
だから、瀬戸内海側の自宅から太平洋側の高知に行き、日の出前に海岸沿いの道路を走るときはワクワクする。
だが、真夏は日の出時刻が早すぎるために私が通過する頃には太陽は昇ってしまっている。
9月になると日の出時刻が遅くなり、私が海岸沿いに到達したタイミングで太陽が昇ってくる。
今回はタイミングがドンピシャだった。
しかも、ダルマ朝日だった。
ちなみに、反対側の空には月が見えていた。
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④ 海の王迎え駅にロマンを感じる
海岸沿いの道を走っている途中で不思議なネーミングの駅名表示を見かける。
その名も“海の王迎え駅”だ。
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「海の王を迎える?」
三叉槍を持った巨大な海神ポセイドンが海の中から現れる場面を想像していた。
ネットで調べてみたら思っていたのと違っていた・・・。
海の王迎駅 - Wikipedia
⑤ サーファーじゃないのに波のようすをチェックする
サーファーさん達が集う入野海岸で波の状態をチェックするのもお約束だ。
なぜか気になるんだ。
この日は波が小さいようだったが、早朝にもかかわらず何人かのサーファーさんが海に向かっていた。
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海を望む丘に立つクジラのシッポのモニュメントがお気に入りだ。
波とサーフボードをイメージした曲線美の造形がいい。
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⑥ すき家で朝食
シュノーケリングはけっこう体力を消耗するので朝食はしっかりとっておきたい。
四万十市を通過する際、すき家で牛丼を食べるのがお約束だ。
⑦ 一切(いっさい)休憩所から柏島を望む
柏島に向かう旧道沿いにあるため存在を知らない人も多い。
私はこの場所から眺めが気に入っているので必ず立ち寄って海の状態をチェックすることにしている。
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お猿の表示があるトイレも清掃が行き届いていてキレイだしね。
なぜお猿なのかというと近くにお猿の公園があって、近辺でもよく見かけるんだ。
⑧ 大堂展望台から柏島を望む
いつもじゃなくて早く着きすぎたときや、シュノーケリングを終えて帰り際に気まぐれに立ち寄ることがある。
道が狭いので対向車と遭遇したらピンチだ。
でも、あまり人が訪れない場所なので大丈夫だろう。
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枯れ葉を見ると秋だって思う。
何年か前の動画もリンクしておこう。
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⑨ 竜ヶ浜をチェックする
柏島の手前にある竜ヶ浜でのシュノーケリングも楽しい。
とりあえず海のようすをチェックだ。
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⑩ 観音岩を拝む
観光的なスポットだけど、反対側の海のようすがわかるから覗いてみる。
観音岩の両側の崖の上にある展望台はめっちゃ眺めがいいので超オススメだ。
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数年前に登った際の動画のリンクを貼っておこう。
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⑪ 柏島に到着
ようやく目的地の柏島に到着だ。
柏島の岩場でワイルドにシュノーケリングするも楽しいが、たまには柏島に渡る直前の砂浜でまったりと過ごすのもいいもんだ。
ここでのシュノーケリングのようすは次回の記事で紹介しよう。
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四国に高速道路が存在しなかった時代、この島の存在は一部のマニアックなダイバーさんにしか知られていなかった。
アクセスが過酷だったことから訪れる人はごくわずかだったようだ。
それが現在では高速道路やバイパス道路が整備され、スムーズにアクセスできるようになった。
高速道路(無料区間を含む)は現在も延伸中だ。
さらにインターネットやテレビ番組の影響で一般の観光客が激増し、大型観光バスまで立ち寄るようになってしまった・・・。
地域の活性化をもたらす経済効果がある一方で、オーバーツーリズムと呼ばれる観光公害の問題が生じ、かつての静かな柏島を知る人々の中には現在の状況に批判的な人もいる。
「ほんとうに大切にしたい場所は誰にも教えてはならない」・・・これは、かつて柏島や近隣の海岸の情報をネットで考え無しに拡散していた私のブログに書き込まれた某氏の言葉だ。
そのブログは炎上後に閉鎖されたが、こちらのブログで再び柏島方面の情報を発信するようになった。
今後の記事で柏島でのシュノーケリングのようすを紹介する予定だが、調子に乗りすぎて迷惑系にならないように気をつけたい。
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つづく。
まだまだ暑いので四国西南端近くの柏島にシュノーケリングに出かけた。
今回の記事は、目的地に着くまでに私がお約束のようにやっていることをまとめてみた。
「見知らぬ男の行動なんかに興味はないよ」と言われたら「たしかに・・・」と答えるしかないが、何かあったときのための捜索の手がかりとして残しておこう。
① 家族に「ちょっと海のようすを見てくる」と言い残して家を出る。
私の海遊び(シュノーケリングやカヤックフィッシング)は単独行動が基本だ。
緊急事態が発生しても誰にも気づかれずに行方不明になるリスクがあるので、「もし帰ってこなかったら某県の某海岸付近を捜索してくれ」と付け加えることを忘れない。
ちなみに、「ちょっと~」の別バージョンは「~田んぼのようすを見てくる」や「~川のようすを見てくる」だ。
台風などの際は危ないので行かないけどね。
② 午前4時前に高速道路に乗る。
ETC深夜割引適用のためだ。
コロナ禍の影響で休日割引が適用除外だったので・・・。
③ 水平線から昇る太陽を拝む
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山に囲まれた町に生まれ育った私は、水平線から昇る太陽や水平線に沈む太陽に強い憧れの気持ちを抱いていた。
特に、太平洋から昇る太陽を見ることは私にとってはスペシャルな出来事である。
だから、瀬戸内海側の自宅から太平洋側の高知に行き、日の出前に海岸沿いの道路を走るときはワクワクする。
だが、真夏は日の出時刻が早すぎるために私が通過する頃には太陽は昇ってしまっている。
9月になると日の出時刻が遅くなり、私が海岸沿いに到達したタイミングで太陽が昇ってくる。
今回はタイミングがドンピシャだった。
しかも、ダルマ朝日だった。
ちなみに、反対側の空には月が見えていた。
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④ 海の王迎え駅にロマンを感じる
海岸沿いの道を走っている途中で不思議なネーミングの駅名表示を見かける。
その名も“海の王迎え駅”だ。
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「海の王を迎える?」
三叉槍を持った巨大な海神ポセイドンが海の中から現れる場面を想像していた。
ネットで調べてみたら思っていたのと違っていた・・・。
海の王迎駅 - Wikipedia
⑤ サーファーじゃないのに波のようすをチェックする
サーファーさん達が集う入野海岸で波の状態をチェックするのもお約束だ。
なぜか気になるんだ。
この日は波が小さいようだったが、早朝にもかかわらず何人かのサーファーさんが海に向かっていた。
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海を望む丘に立つクジラのシッポのモニュメントがお気に入りだ。
波とサーフボードをイメージした曲線美の造形がいい。
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⑥ すき家で朝食
シュノーケリングはけっこう体力を消耗するので朝食はしっかりとっておきたい。
四万十市を通過する際、すき家で牛丼を食べるのがお約束だ。
⑦ 一切(いっさい)休憩所から柏島を望む
柏島に向かう旧道沿いにあるため存在を知らない人も多い。
私はこの場所から眺めが気に入っているので必ず立ち寄って海の状態をチェックすることにしている。
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お猿の表示があるトイレも清掃が行き届いていてキレイだしね。
なぜお猿なのかというと近くにお猿の公園があって、近辺でもよく見かけるんだ。
⑧ 大堂展望台から柏島を望む
いつもじゃなくて早く着きすぎたときや、シュノーケリングを終えて帰り際に気まぐれに立ち寄ることがある。
道が狭いので対向車と遭遇したらピンチだ。
でも、あまり人が訪れない場所なので大丈夫だろう。
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枯れ葉を見ると秋だって思う。
何年か前の動画もリンクしておこう。
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柏島近くの大堂展望台からの眺め Wonderful view from the deck, Japan _ July 25, 2015
四国西南地域の大堂展望台です。西に柏島や沖ノ島,東には土佐清水や足摺岬方面が見えています。真夏の日射しがきつくて暑かったですが,吹く風は心地...
youtube#video
⑨ 竜ヶ浜をチェックする
柏島の手前にある竜ヶ浜でのシュノーケリングも楽しい。
とりあえず海のようすをチェックだ。
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⑩ 観音岩を拝む
観光的なスポットだけど、反対側の海のようすがわかるから覗いてみる。
観音岩の両側の崖の上にある展望台はめっちゃ眺めがいいので超オススメだ。
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数年前に登った際の動画のリンクを貼っておこう。
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柏島近くの山に登ってみた Climbed a mountain near K Island in Shikoku, Japan _ July 26, 2015
四国西南地域の柏島の近くの山に登ってみました。この日は九州の西を北上中の台風12号の影響で荒れ模様の海でした。天気はビミョーでしたが,いい眺...
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柏島近くの山に登ってみた Climbed a mountain near K Island in Shikoku, Japan _ July 26, 2015
四国西南地域の柏島近くの山に登ってみました。この日は九州の西を通過している台風12号の影響で風が強く海も荒れていました。この展望台は観音岩と...
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⑪ 柏島に到着
ようやく目的地の柏島に到着だ。
柏島の岩場でワイルドにシュノーケリングするも楽しいが、たまには柏島に渡る直前の砂浜でまったりと過ごすのもいいもんだ。
ここでのシュノーケリングのようすは次回の記事で紹介しよう。
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四国に高速道路が存在しなかった時代、この島の存在は一部のマニアックなダイバーさんにしか知られていなかった。
アクセスが過酷だったことから訪れる人はごくわずかだったようだ。
それが現在では高速道路やバイパス道路が整備され、スムーズにアクセスできるようになった。
高速道路(無料区間を含む)は現在も延伸中だ。
さらにインターネットやテレビ番組の影響で一般の観光客が激増し、大型観光バスまで立ち寄るようになってしまった・・・。
地域の活性化をもたらす経済効果がある一方で、オーバーツーリズムと呼ばれる観光公害の問題が生じ、かつての静かな柏島を知る人々の中には現在の状況に批判的な人もいる。
「ほんとうに大切にしたい場所は誰にも教えてはならない」・・・これは、かつて柏島や近隣の海岸の情報をネットで考え無しに拡散していた私のブログに書き込まれた某氏の言葉だ。
そのブログは炎上後に閉鎖されたが、こちらのブログで再び柏島方面の情報を発信するようになった。
今後の記事で柏島でのシュノーケリングのようすを紹介する予定だが、調子に乗りすぎて迷惑系にならないように気をつけたい。
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つづく。
こりゃまた素晴らしい写真の数々をありがとうございます。
初っ端から日の出のシーンに圧倒されてしまいました。語彙力ないですが感動的です(笑)。
午前4時前に高速道に乗るということはご自宅から2時間くらいの距離感なのでしょうか?・・・以外とたいへんなのですね。
家からぶっ飛ばして2時間なら私も三浦半島の先っぽくらいまでは・・・って多分行きません(笑)。
ところで、柏島の浜で亀を助けたら竜宮城へ行けそうですね。
ともかくたっぷり楽しませていただきました。ありがとうございます。
またこんな写真、よろしくお願いします。
いつもありがとうございます。
プラモのネタじゃないのに恐縮です。
潜水艦を持っていこうと思いましたが、もったいないのでやめました(笑)。
ちなみにこの記事で紹介している柏島は高速道路使用で自宅から約3時間半ほどかかります。
早朝に出るのは深夜割引を受けたいのと道が空いているからで、早く到着しすぎてヒマを持て余すこともあります。
四国に高速道路のなかった時代には、車で6時間以上かかっていたので行く気になりませんでした。
そもそもインターネットがない時代でしたから、柏島の存在を知りませんでした(笑)。
いつもありがとうございます。
高知空港近くに大手の浜という珊瑚や熱帯魚が生育している素晴らしい海岸があって、そこでの感動体験が私がシュノーケリングにハマるきっかけとなりました・・・(懐)。
九死に一生の奇跡の生還を果たしたのですね。
ご無事でなによりです。
離岸流の経験はありませんが、フィンを付けているのに両足をつってピンチになったことはあります(苦笑)。
気をつけねば・・・。
そういえば以前nokonoko6341さんが高知で住んでいらっしゃったってことをコメントでお聞きしたような記憶が・・・。
その時の返信と同じこと書いてたらすみません。
素晴らしい写真をありがとうございます。
柏島の山の上からの写真で、学生時代に友人と行った竜串海岸や足摺岬の絶景を思い出しました。
確か宿毛で泊った記憶があります。
見渡す限りの太平洋の水平線を見て、地球が丸いことを実感して感動したことも思い出しました。
ありがとうございます。
もしかしてクラキンさんの学生時代は四国に高速道路なんてものが存在していなかったのではないでしょうか?
鉄道を利用したとしても、足摺まで行くのは大変だったと思います。
最近は道路事情が改善しつつあるので行きやすくなりました。
ぜひ思い出の地にお越し下さい・・・って私も他県から訪れている立場なんですけどね(笑)。
宿毛のビジホは泊まりがけでシュノーケリングに行くときによく利用しました。
勿論、当時は高速道路はありませんでしたから、全部一般道です。
金比羅さんや道後、足摺、四万十、桂浜、室戸、祖谷谷などを回りました。
その友人とは今でも何年かに一度会って、飲みます。
良い思い出です。
そうでしたか。
一般道で四国一周とは恐れ入りました。
四国観光の定番スポットをしっかりと回られたようですね。
お疲れでした。
余談ですが、数年前から四国のNHKローカル番組で、元サッカー選手の前園真聖さんが自転車で四国を旅する企画が行われています。
四国霊場巡りの後は四国絶景巡りの旅です。
この番組は四国でしか見られないと思いますが、前園さんの飾らない人柄がすばらしく、いつも楽しみに見ています。
クラキンさんもいつか再び四国にお越し下さい。