♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

「2013年北イタリア美食旅11」 Le Cicale in citta' でディナー

2013年12月28日 09時26分45秒 | @ジェノヴァ

 



ジェノヴァに来てよかった!!

心の底から思えるお店に出会えました。

「Le Cicale in citta'」

Via G. Macaggi 53 rosso, 16121 Genova, Italy

010592581

 http://www.le-cicale.it/ristorante/index.php

かわいくてビビッドな店内。スマートな店員さんたち。
そして豪快はシェフ!

第一印象からしてとても好みでした。

ピノビアンコのミディアムボトルをオーダーしているとフォカッチャが登場。
このフォカッチャにかかっていたオリーブオイルに舌鼓。一気にファンになりました。

パンの種類も様々。
ワイン→パン→ワインを何往復もし、主人に冷めた目で見られました。

これが、そのオリーブオイル。
スマホで調べると・・・・ジェノヴァから2時間ほどの場所で作られているとわかりました。
これは買いに行かねば??
 

そんなこんなで・・・ぼーっとしていると野菜のフリットが付き出し的に登場。
うっまぁあ!!塩加減がガツンと効いていて、何よりも軽い。
いくらでも頂けます。

主人の前菜
Tartare di Ricciola con orangette  e sale nero」16€

Ricciola は鰤とかカンパチのこと。<どっちだろ・・・

新鮮な魚のタルタル!オレンジ風味でとてもさわやか。パラリと黒い塩が味を引き立ててくれます。

私の前菜
「Insalatina di Funghi Porcini, Carne salada e pecorino」14€

フレッシュなポルチーニ茸がたっぷり、お肉のスライスされたサラダです。
チーズがともかくいい風味でとてもいい組合わせでした。

びっくりしたのはこのニョッキ。

「Gnocchetti al Burro con Bottarga di Muggine」15€

ボッタルガ(ボラの卵巣の塩漬け)は数々食べてきましたが、ここのボッタルガの美しさ、そして程よい口当たり。
塩加減・・・パーフェクト!でした。
もちろんニョッキも弾力、味、申し分ありません。
この一皿がこの値段なら・・・もう脱帽です。

日本でもこういうお料理が身近で手頃に食べたいなあ!

 

「Piccoli Paccheri con Gamberi di Santa e basilico」18€

パッケリは主人の大好物。海老の鮮度もよくてプリプリ感満喫。
抜群の茹で加減のパッケリに絡んだソースは濃厚。
海に近い都市はこういうお料理が存分に楽しめるからうれしい。

「Scomone al Barolo con cipolla caramellata ripieno」 22€

こちらの一皿はシェフのお勧め。焼き加減も丁寧に聞いてくれました。

正直、この手の料理はたくさん食べてきている。
なのに、こんなに美味しいものがまだあったかと思うくらい新たな感動を発見するのです。

このお料理はほんと奥が深いんだなとつくづく思いました。

 

「IL Fritto di Pesce」 22€

カラマリのフリットは丸々レモンがついていて、海老の味噌まで美味しくパリパリ!!

レモンの味も不思議と濃く感じました。
出来ればもいっこ欲しかったかも・・・・

この時点でおなか一杯過ぎて・・・フリットがきつかったんだけど、ワインのおかげでなんとか完食。

こんなにおなかいっぱいなのに、デザートまで欲張ってしまったがこれが正解!!

めちゃくちゃ美味しい。こんなデザートなかなか食べられないわ!

ティラミスでした。

このお店、想像していたよりもハイクオリティです。
ジェノヴァに来たら絶対に足を運びたいんだけど・・・いかんせんめんどくさい立地。
シェフもほがらかで豪快な感じ・・・・すごくタイプでした
オリーブオイルのお店にもっていく名刺も頂き(紹介状代わり)、握手してお店を後にしました。