計画して約半年。
この日、卯月は浮き立つ心を引っさげ、朝5時半に自宅を出発しました。
だが小松空港に到着した時、まだ扉すら開いていない状況で、ちょっと眠かったのもあり、車の中に転がって時間を潰すことに。
BGMは最近お気に入りのサンドウィッチマンのコント。
何度も聞いたネタを更に聞き込む異様な四十路女です。
そうこうしている内に、スーツケースを引っさげた人達が一人、また一人と増え、ようやくカウンターが開き、搭乗手続きも開始されました。
荷物を預け、開いていないラウンジを素通りし、手荷物検査へ。
朝一番の飛行機は割と混雑しています。
多くのサラリーマンに交じり、どう見てもバカンス気分の卯月。
この時の浮かれきった私はまだ何も知らない。
先に待ち受ける衝撃を。
いつも通り、あっという間に羽田へ。
降りた瞬間からスマホの通信を回復させ、LINEを確かめます。
と、私たちのグループLINEにメッセージシグナルが。
ウキウキしながら開くと、まずは異様に長いI村さんの文章。
え?なんだこれ?
・
・
・
遡ってみれば、DANAちゃんのメッセージも長文。
内容の詳細は伏せますが、とにかく緊急事態発生。
結果的に言えば、本日DANAちゃん、石垣島には来れない状況とのこと。
そして内容からして・・・・絶対に無理的な。
ショック×100
+
不安と心配に慌てて返信。
LINEしまくった結果、心落ち着くまで20分ほどかかりました。
ま、その辺のことは内輪話なのでこれ以上暴露しませんが、とにかくI村嬢とその坊やとわたし。
三人での石垣島旅行となったわけです。
本来なら朝ご飯代わりにどこかでカレーライスでも・・・と思っていたけれど、大きなショックから売店で何故かめんべいを手に取る始末。
美味しかったけど、心は暴風雨。
それでも折角の機会。
DANAちゃんの後押しもあり、初めての石垣島を楽しむため、必死で前向きな自分を取り戻します。
そうこうしていたら、ようやく二人が到着。
坊や・・・・・T王子は最近歩行がすこぶる上手になり、見ていて微笑ましい。
石垣島行きの機内でもキャビンアテンダントのお姉さんに最高の笑顔を振る舞っていました。
そら、どこでも可愛がられるわな。
三時間ちょいのフライト。さすが、那覇より遠い。
降り立った石垣島空港はとても綺麗で、お店もいっぱい。
コンパクトながらも楽しめる設計になっています。
空港内は当然快適で、しかし一歩外に出た途端、その蒸し暑さに閉口。
梅雨の時期だから仕方ないんですけど、いや・・・ほんと暑かった。
早速レンタカー会社の送迎車に乗り込み、事務所の方へ。
今回はタイムズレンタカーを利用しました。
二泊三日免責込みで15750円なり。
選んだ車種はノートクラスです。
後から思ったことは・・・もし当初の予定通り3人+子供だったらちょっと手狭に感じただろうこと。
荷物も多いから、当然ですね。
勉強になりました。
まだハイシーズンでもないのに、多くの観光客。
おかげで配車まで小一時間待たされました。
ようやく乗り込み、いざ、石垣島の市内へ。
まずはホテルにチェックインです。
今回のお宿は・・・・・スカイククル石垣島。(一休.com)
とある雑誌で見かけたんですが、広さといい立地といい、かなりヒトメボレしました。
賃貸マンションの最上階をリフォームしていて、とにかく開放感ありまくり。
一階がフロントなんですが、ゲストハウスも兼ねています。
問題は「住民」の方達と同じエレベーターを利用しなくてはならないこと。
最初にデメリットを書くとすればその辺りの「非日常感」が欠けていることでしょうか?
ともあれ、スタッフの方達は皆、島以外から来た人。
石垣島を気に入って住み着いてしまった、いわゆる「八重山病・石垣病」な方達です。
うんうん、気持ちはよくわかる。
8階のフロア全部となると広さは桁違い。
2LDK(121.5平米)+テラス(164.9平米)
ファミリー向けに用意されているお部屋で、この建物にはここ一室だけ。
なかなか面白いコンセプトだなと思いました。
どこもかもゆったり。
トイレも洗面所も、そして目玉であるお風呂もジャグジータイプ。
リビングダイニングは28帖もあり、閉塞感ゼロ。
窓から眺める市内の景色と海。
夜はもちろんテラスから星空を鑑賞出来ます。
キッチンには多くの設備があって、電子レンジも大型冷蔵庫も、乾燥機能付き洗濯機まであります。
長期滞在されるかたにとって、これはまさに住む感覚。
炊飯器や食洗機、あとBBQなども楽しめる仕組みになっています。
カトラリーも万全。
洗濯機用の洗剤も!
わざわざ持ってこなくても良かった・・・・
ベッドルームは二つ。
どちらも清潔で洒落た雰囲気。
洗濯などを干すためのピンチ付きハンガーやポールハンガー、もちろんアイロン台+アイロンも完備。
冷蔵庫の中にあるシャンパンやビール、お茶などはサービスで、もちろんほとんど飲ませて頂きました。
I村さん、早速オリオンビールをくぴり。
暑かったもんね・・・・確かに。
カウンター付きキッチンの良さをしみじみ感じながら、荷物の整理をし、まずはでっかいお風呂に湯を張ります。
やっぱり異常なほど汗が出る。
湿度と暑さに弱い私は・・・もう一つのユニットバスでさっさと汗を流しました。
珈琲も飲み放題。
蒸し暑くなければ、デッキでのんびり風に当たるのもいいんだけどな。
王子はなかなか順応が早い。
さすが旅慣れているだけありますね。
ひとまず寛いだ三人。
夕飯までの間、思い思いに過ごします。
其の二へ続く
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