LED照明、車試乗インプレッション、真空管アンプ、ミニ盆栽など

物作り、写真、車、自転車、漫画、アニメ、音楽など何でも興味があり、手を出しています。

iPhone7 やっと付いたFelica機能・防水 ずいぶん待ったな

2016-09-08 23:07:13 | パソコン

仕事柄、Appleの動向が時々聞こえてくる。

もちろん、同じ社内でもApple向け製品開発者は、その他の部署とはネットも含め物理的に遮断されており、資料等も当然見ることはできない。

そんな中、数年前にApple社の技術者が日本に来た際に、街で特に興味を引いたのが”おサイフケータイ(Felica)”である(という話を聞いた)。

当時、自分では使う必要性が無く、特に興味が無かったのでそのうち対応するのだろうな、ぐらいであったがその後発表されるiPhone6にもiPhone6Sにも使えないNFC機能はあれどおサイフケータイにはならなかった。

この規格自体がソニーが作り、ほぼ日本でしか採用されていないことをiPhone7の情報がリークし始めた最近やっと知った。

多分時間がかかったのは、ソニーとの契約(Appleと仕事をすると言うことは契約でガチガチにさせられますからね)に時間がかかったのだろうと推測される。

最近は通勤で使用するので、便利なのにね、なかなか海外では採用されない規格なのですね。

韓国の地下鉄でも同じようにカードがあり、その場で行き先分の金額で購入したり、チャージも出来るようだがそれ以外の機能は無い(と思う、というのも自販機の逆バージョンがあって、カードの保証料500ウォンだったと思うけど降りたらすぐにその機械で取り戻してしまうからだ)。

本日、未明のAppleの発表会で大々的にこの機能の使い方や日本では一般的であることが述べられていた。

これを機会に、世界に浸透できれば日本のガラホも世界で売れるのになと感じた次第です。

ちなみにiPhone8は日経によるとやはり有機EL(OLED)になりそうですね。LCDとの価格差が$1位になってきているようです。やはりフレキシブルな曲面画面に出来るのでそれを利用した新しい機能が付いてくるのでしょうか?タッチ評価をする人は大変だな。

でもSamsungのGalaxyでサイド曲面は、使っている人に聞くと意図せずに触ってしまうので結局ケースで覆っているようだ。結局でデザイン意匠以外に目新しい物は無い。

iPhone8はどうするのか、裏面含めた全面画面か?(凡人が考えると意味ね~)

デバイスは横浜研究所が今行っているはずだから(いやAppleのほとんどの半導体デバイスはこてこてのカスタム品ですから)、そろそろ試作品が出来上がって特性を確認しているに違いない。でもパネルがあるのかな。

さてさて、早くも気になるのは2017年に間に合うかな?ということでしょう。


iPhone8 先取り情報 有機EL(OLED)に未来はあるか?

2016-08-16 10:43:23 | パソコン

Appleが2018年に発売する予定のiPhone8はほぼ有機EL(OLED)で決まりのようだ。

これは現在、中小型向けのディスプレイが三星一社のみの生産に対し、部品の供給を3ベンダーから受けるAppleが他社に対して投資をさせている(もしくは自分が投資をしている)からだ。

具体的には、LGディスプレイ(すでにOLEDテレビ向けには生産中だが、中小型は生産していない)、JDI、Sharpあたりだろう。

まず一つ、ほとんどの大事な特許は三星、LGDが押さえている。

これは他社が参入する上で大きな障害だ。それほどOLEDガラス基板上の回路は複雑だ。

逆に言えば、まだ改善の余地があると言うことかも知れない。

しかし、材料は出光など日本メーカが押さえている。

さて、LCD(液晶)と比べて実際どうなのか?

まず単体でスマホ用のFHD液晶を見ると、メーカにも寄るがHD720とは比べものにならないくらい綺麗である。ただ開口率が下がった分、少し暗めに見えるか、バックライトの消費電力を上げるかの選択になる。

これでも十分と思ってOLEDを見ると、その鮮やかさとコントラストの高さに圧倒される。

慣れも必要だが、私には鮮やかすぎて目に突き刺さるぐらいだ。

これなら皆OLEDに移行すべきだ、となるのだがそうはいかない事情がある。

(1)発光素子が電流駆動でばらつきが大きいので個々に補正する必要がある=テストコストが高い+ドライバが高い+歩留まりが悪い。さらに悪いことにドライバに搭載しているRAMは補正用となり、表示に使用できなくなる。よっていつも表示データを送り続ける必要があることより、結局消費電力が大きくなる。

(2)駆動電圧がLCDより若干高い。=消費電力が不利+ドライバに信頼性が低くなる、プロセスが高い(流用が効かないからだ)。

(3)一番の問題はそもそも経年劣化が激しい。=有機材料の改善によりある程度押さえられるかも知れないが、1年前のGALAXY S6を持っている知り合いがいたら、グレーのベタ画像を出してみるとよく解る。時計のところが画が焼き付いてしまっている。ちなみに自然画ではほとんど解らないが。

(4)湿度に弱い。=高温にも弱いかも知れないが湿度にも弱い。ガラス端の処理が難しい。よって今のところ車に採用されていない。

 

(3)についてはOLEDの寿命は3万時間と書いてあるところもあるが、それは1画素で見た時の多分輝度半減で見た時の話で、全体で見るに堪えなくなるのはもっと(LCDと比べると極端に)早いと言うこと。

そもそもR・G・Bの経年劣化のスピードが違うので、三星方式では1~2年でまず青が劣化し色がマゼンタ寄りになってしまう。

スマホを1~2年で買い換える人には問題ないかも知れないが、中古としては安く買いたたかれるだろう。

ましてや10年使用するTVには使えない。そこでLGディスプレイのパネルは全色白色発光にカラーフィルタを載せている。

でもこれではせっかくの直接発光の意味が薄れるし、経年変化が大きいことには変わりが無い。

そもそも白色LEDという物は無いので、青色ダイオードに黄色の蛍光体を使用する。直接発光よりさらにうまみが少なくなる。

では、液晶(LCD)は焼き付かないのだろうか?

液晶は焼き付かないように交流駆動をしているが、その基準電圧がずれれば液晶のねじれが戻らなくなり、焼き付いてしまう。普通は、出荷時に調整されてくるので問題ないはず。というのも、最近安いプロセスで作られたパネルに基準電圧値に経時変化があるものがある。

ただ、LCDの場合、焼き付いたら軽度の場合は全白を表示してしばらく放って置けば元に戻る。(ノーマルブラックのパネルの場合)

ということでここまでそれぞれのパネルの特徴を書いてきたが、どちらにするかは商品企画によるところが大きいので、セットメーカが決めることではあるが、使う側からしてみれば10年経っても使えるのはどちらかな?

液晶も有機材料なので有機だから悪いと言うことでは無いのかも知れないが、今後のトレンドとしてOLEDの後のマイクロLEDが期待されるところだ。ただし、照明用もそうだがLEDは熱との戦いだ。

発熱すれば極端に寿命が短くなる。

LCDは製造装置があれば中国の政府主導の新興メーカでもできてしまうほど既に安定時期だが、おかげでパネルが安くメーカとして採算が取ることが難しくなっているのが実情だ。もちろんプロセス技術が必要だが、マスクは10枚にも満たないのでやることは限られている。(片MOSの場合)

 

ここまで読んでいただいてiPhone8がOLEDになったら魅力が増すと思いますか?

ただ間違いなくAppleがOLEDを採用すると余剰ラインが発生し、パネルメーカは苦しみながらそれを中国、インドの廉価スマホ用に供給を始めるだろう。

ここまで来るとパネルメーカの淘汰が始まり、逆にAppleは安定的にパネル供給を受けることが難しくなるだろう。

いまやスマホの部品メーカはAppleに依存しない体質にすべく変革の途中である。技術と人だけ吸い上げられて仕事が来なくなるからだ。そういう契約させられるからだ。

Fabを持たないAppleが技術を得るのにはそうするしか無いのかも知れないが、付き合わされてきたメーカはうんざりしている。

iPhone8で新しい価値が創造できなかったら出荷量が大風呂敷を広げた数に届かないと、Appleは部品メーカから見放され、身動きが取れなくなると思う。

そしてやはり新しい価値はOLED採用にあらずと言える。


Windows10 勝手にアップグレードされるかもって!?

2015-07-24 21:09:44 | パソコン
こんな記事がありました。
7/29にWindows7\8.1からWindows10に無償アップグレードされるのですが、知らずにポチッとOKを押して可能性大です。
その回避方法が下記に書かれています。

http://m.forest.watch.impress.co.jp/docs/news/20150723_713098.html

これを読んだだけでは処置方法は全くわかりません。
そもそも【ローカル グループ ポリシー エディター】を使用しますとさらっと書いてありますが、マイクロソフトに行っても何物なのかわからないからです。
ググってソフト名を調べてから、起動するとまた試練が待っています。
意味が普通の感覚と逆にしてあるからです。
つまり、アップグレードをしないことを【有効】にする必要があるからです。
いかにもマイクロソフトらしいやり方です。

人生の大事な時間をこんな事に割かせる本当に腹立つ会社だ。

【パソコン王国】iphone5が劇的に生活スタイルを変えた!!

2012-11-23 14:49:27 | パソコン

私の部屋には、時代遅れのPen4のデスクトップマシンと、音楽用のためのVAIO U50、寝床にはVAIO UX90が置いてあります。

一方、外では、富士通のマイクロマシン LOOX U50XNをWiMAXにつないでいました。

情報量的には不満はありませんでしたが、立ち上がるのに時間がかかり、電車が来るまでに乗り継ぎを調べたりするのには大仰で、大変でした。

 

スマートホンには以前から興味があり、また仕事柄、持っていなくてはならないのですが、何せ通信費が高く、あきらめていました。

そんなところに、大きく関わりのあるiphone5が発売され、しかもスマートバリューとかで、1480円もお得、と来たので妻を説得し、買うことになりました。

 

使い始めてから1ヶ月、正直な感想は、普段はパソコンはいらないなというものです。

いや、パソコンより優れているかもしれません。

6アドレスあるメールも読めるし、webも特に不満無く使えます。

ヤフオクやネットバンキングも使えてしまうので、家に帰ってからデスクトップマシンに向かう時間も減りました。

Androidではないので今のところウィルスの心配もしてません。

新しいCPUのおかげでインセルタッチと表示の関係が実にスムーズで文句ありません。

強いて言うならSDカードが使えないので、データのやりとりが少し不便かなって言うくらいでしょう。

パソコンは仕事中には見れませんが、スマートホンなら、ちょっと見ることができてしまいます。(まあ職務怠慢になるのでそこそこが大事ですが)

それにこの薄さ、4年前に購入したウォークマンより薄いのですから、インセルのタッチがいかに効果的かわかります。

いや~いい買い物をしました。