息子用の26インチMTB風の自転車が、小さくなったと言う。
26インチなのになぜかと思ったら、フレームサイズが無理矢理小さくなっており、膝がハンドルにあたるようになってきたようだ。
ここで新しい自転車に買い換えてあげるのは簡単だが、妻用の24インチのMTBが屋根裏に14年眠っている。
今ではほとんど使用されない、ラグでチューブを溶接していくフレームである。
試しにこの自転車を復活させて、しばらく様子を見てみることにした。
取りあえず、前後輪を付けて手近にあったサドルを付けて、タイヤに空気を入れてみたところ、前輪はサイドがほつれており、何時パンクしてもおかしくない状態だった。
リヤチューブはスローパンクチャー状態だ。
フロントのディレイラーの変速レバーがスカスカして引っかかりが無く、アウターを維持できない。
リヤディレイラーは正常のようだ。
息子に乗ってもらうと、意外と体型に合うとのことなので、1年くらいはこれに乗ってもらうことにした。
まずは、フロントディレイラーの変速レバーを分解したところ、ラチェットの片方が固まっていたことが判明、5-56を吹きかけて少しずつ動くようにした。
ラチェットは二つあり、写真の右の方が固まっていた。
これにより、変速に支障が無いとわかり、他の部品を取り寄せることにした。
ついでに、息子には自転車のメンテナンスの仕方も覚えてもらうつもりだ。
付いていたタイヤが、24x2.0インチとなっており、いやな思い出のある米式サイズである。
念のためサイクルベース アサヒに問い合わせたところ、少数表示のタイヤなら付けられるとのこと。
そこで、サイクルベース アサヒに即下記を注文した。
タイオガ
コンペティションX スチールビード
サイズ:24x1.75[TIR18500]
\2,047 2
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アサヒサイクル
一般車用チューブ 英式
サイズ:24x1.50~1.75[80463000]
\698 2
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サドル アセンティア
フォルティス
カラー:ブラック[SDL15500]
\2,320 1
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シマノ
MTB用ステンレスブレーキインナーワイヤー
サイズ:1.6mmx長さ2050mm[Y80098210]
\441 2
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マスロード
プッシュアジャスト・サイドスタンド「CL-KA42」 24~27インチ
カラー:シルバー[Y-2733]
\1,417 1
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パークツール
CN-10C ケーブルカッター
\4,796 1
結局ケーブルカッターが一番高くなってしまった。
1週間後の昨日より、フロントのハブを分解し始めた。
フロントハブは、ボールが10個使用されていた。パーツクリーナでジャブジャブした後に、いらない古シャツで綺麗に拭き取っていく。
昔は灯油を使用していたが、使用した灯油の処分に困るので今はこの方式だ。
写真を取り忘れて進めたので、リヤハブの写真は、
これだけで、反対側はグリスアップできた物のフリー側はスプロケットを外す必要があった。
ちなみにボールの大きさがフロントと異なり、さらに数も9個と少ない。
面倒なので新しいグリスをたっぷり入れて、そのままにした。ちなみにグリスはデュラエースを使用している。
昔あったモリブデン入りなんか欲しいのだが、最近売っているのはこればっかりだ。
レース用なので柔らかいのが余り気に入ってない。
サドルも新品!最近のはジェルが入っていて座り心地も良いようだ。
自分のも買い換えようかと思った。シートピラーは今は無きサカエ輪業製である。
普段に使用できるように、アルミ製のスタンドも購入。200gしか無い超軽量で24インチでも使用できる優れものだ。
27インチまで対応できる。ねじもアルミ製のため、閉めすぎに気をつける必要があった。
これがいきなり、組み上がりの絵です。
タイオガ コンペティションX はオンロード・オフロード兼用とのことで購入しましたが、
乗った感触は重い!
オンロードに割り切って、シュワルベにすべきだったと少し後悔。
でもまあ息子に足を鍛えてもらうには丁度いいか。
あと、錆の出ている箇所は、クレのスーパーラストガードを注入するか、
ホルツのラスト コート(樹脂で錆を閉じ込める)を噴いておいた。
最近はカンチレバー用のブレーキシューも手に入らず、自分用のクロスバイクも20年前のを使い続けている。
これにはシマノが付いているが、自分用はこれも今は無きサンツアーのDIACOMPEだしな。
あと、ペダルの回りが良くないのでグリスアップが必要だが、中のナットが外れず工具が壊れたので取りあえず今週は断念した。
サドル位置と前下がりなのと、ハンドルの高さに違和感があるようなので来週もう少し調整が必要そうだ。
あと、BBも旧式のタイプだが、工具があるのでグリスアップをしていく予定である。
しかし、150cm位の女性等にはとっても優しいサイズの24インチバイクなのだが、
余り人気が無いようで、部品がすごく限られている。いささか残念ですね。
ホルツのラスト コートは、車にも使用している。というか、もともと車用。
錆をあまり気にせず、そのまま吹き付けて使用するので、旧車には大変重宝している。
赤さびが、塗布してしばらくすると、黒く変色し錆を押さえ込んだことが判るのである。