1年ぶりにサブシステムの電源を入れてみました。
というのものPCのオーディオプレーヤを「SONY Media go」から「SONY Music Center」に変えたことにより、やっとASIOやWASAPIがSOUND Blasterで簡単に使用できるようになったことで、早速サブの方で聞き比べてみようという次第です。
ASIOの方は時々ハイレゾ音源が1/2倍速になったりと安定しないので、WASAPIを使用しています。
アンプラックの裏に回って、chorale 300BアンプにLINE入力とスピーカの接続をしていざ聞いてみると、高音はなんか変だけど出ているが中低音がさっぱりだ。
う~ん、こんな音だったかなとしばらく考えてもう一度配線を見てみると、片側が逆位相になってました。こんなことも聞き分けられないとは情けない。
chorale 300Bアンプは300Bは元々の曙電子製の300B-98を使用しているが、整流管と初段は音を聞きながら変えてあります。
スピーカーはオークションで購入したDENON SC-E737で高音がキレキレなのが特徴です。
30分ほどかけて聞いた感想は、ちょっと低音が不足気味かな、もう少しあると今の私の耳にはバランスが良いようです。
Luxman MQ-80より落ち着いたおとなしい感じの音です。
WASAPIの効果は歴然としており、特にハイレゾ音源では雑味の無い澄んだ音になり、私にとって使いづらいfoobar2000を使用しなくても良くなり、且つそのままウォークマンと直接同期できることがメリットです。
FU50シングルアンプの方も真空管は全て変えてあります。
元の中国製から、初段SILVANIA、FU-50はロシア製(これがすごく安く手に入ります)、整流管はエレハモの5U4GBです。
特に、FU-50は中国製は点でだめですがロシア管はしっかりした音になります。
ちょっと高音がきつめですが、意外に鳴りが良いのがこのアンプの特徴。張りがあってKT88アンプに少し感じが似ているかも。
今でも1万円そこそこで手に入るアンプですが、手放せずに結局置いてあります。
ちなみにこのアンプは110V電源を基本としており、電源タップも無いことから100V->110Vステップアップトランスを使用していることが前提で書いていますのでご注意を。
これが無いと何とも情けない音に成り下がります。
でも最終的にはその隣に置いてあるLuxman MQ-80(6336A PPアンプ)が一番ていうのがいつものパターンですね。
これは、全帯域スピード感がある音を聞かせてくれる一品です。
整備品とはいえ結構な額で購入しましたが、見た目もかっこよく満足感の得られるアンプの一つです。
そしていつの日かのために購入してある、ロシアの巨管6C33アンプを製作して聞いてみたいものです。(イヤー部屋が暑くなりそうだな)