大きくなったゴルフ7HLの次は何にしようかなと試乗を始めることにしました。
まずはフォルクスワーゲンでいうと3ナンバーになった新型の6代目ポロが一番の候補です。
遅ればせながらコンフォートラインの試乗をしてきました。
まずはエクステリアです。展示車両はハイラインでした。
一目でフォルクスワーゲン車と解るデザインで、妙に引いたラインなど無く好感が持てます。
これを凡庸という人がいることも確かで、そういう人はトヨタのC-HRやプリウスのデザインを好むのでしょう。
サイドのエッジがポイントです。これだけ立っています。当てたら修理は難しいかもです。
ドアを開けてみると、ウェザーストリップの構造はゴルフと同じ2重構造になりました。
静音に期待ができます。後部ドアはかなり小さめで全開での乗り降りが必要です。
室内ですが、これまたフォルクスワーゲン車とすぐに解るデザインです。
ステアリングホイールの感触はゴルフとほぼ同じでした。
DiscoverProの画面がエアコン吹き出し口の上に来たため見やすそうです。
ただ、試乗車でナビを使用した際、今まで右上のNAVIを押すと自社の位置に戻るのですが、静電式タッチになったところをいくら触っても元に戻りませんでした。
仕様が変わったようです。
セレクタ周りは右ハンドルしようになっています。
座ってみるとゴルフよりヘッドレストが後頭部を押すような感触があり気になりました。
トゥーラン以上はヘッドレスト前後スイング機能が付いているのに、そんなにコストがかかるのでしょうか?
また全席、天井に付くはずのグリップが削除されています。
天井周りの強度を気にしたのかもしれませんが、お年の方は使用する機会も多いので、残念です。
カップホルダは異様に小さく、使いづらそう。
170cmの私が座った後ろに座ると、こんな感じでゴルフと大差なさそうです。
背もたれが不足気味ですが、ゴルフと大差ないかもです。同様にヘッドレストを上げてあげないと私には合いません。
エンジンルールは1000ccということで余裕があります。GTIで2000ccも乗るのですから当然ですが。
乗った感じですが、足回りはリヤはトーションビーム、リヤブレーキはドラム式と簡素ですが、乗った感じは軽快感があります。
車重が軽めなのが影響しているのか、段差で不快な突き上げはありませんでしたが、車体が揺すられる感じはします。
そして期待通り、かなり遮音が聞いているなという感じで、ゴルフからの乗り換えにも不満は無いでしょう。
あと、ゴルフ7HLはブレーキからのアクセルオンでエンジンの無反応時間が1~2秒あり、エンジンにダイレクト感がありません。
ポロはその点エンジンがアクセルワークに素直に反応します。(ゴルフ7でもコンフォートラインは素直です)
出だしも言われるほどトルクが少ない感は無く、ごくごく普通です。加速も国産車のこのクラスと同等だと思います。
ハンドル操作は以前より軽くなっており、国産車からの乗り換えに違和感が無いかもしれません。
どっしり感が無いと言えばそうなのですが、高速で安定すれば良いのでは無いでしょうか?
ただし1000cc95馬力のエンジンはいかんせん非力で、Sレンジにしても回転数は上がり3気筒らしき音が盛大にしますが、さっぱり加速しません。
ゴルフの1200ccの方が走り的には良いかも知れません。
また試乗の平均燃費は1000ccの割に10km/lは行かず(Sレンジで引っ張ったのもありますが)、それほど良い感じは受けませんでした。
となるとやっぱり7月に発売のGTIに期待がかかります。営業さん向けの資料をちょっと見せていただきました。
2000cc〔ミラーサイクルと書いてあった) 200馬力トルク32.6kg・m 0-100km/h 6.7秒 最高速度236km/h リヤブレーキもレッドキャリパーのディスクブレーキですが、トーションビームは同じ、可変ダンパー付きで¥3,470,000。1の位の記憶は曖昧です。
オプションで液晶メーター・そしてトレイに非接触スマホ充電機能が付きます。それにDiscoverProをつけて370~380万円くらいだったと思います。装備の割に安いかもですが、全部付きのゴルフテックエディションの方がお得かもしれません。
ちなみにゴルフテックエディションは今は限定車となっていますが、このままカタログモデルになる可能性が高いとDの方も言ってました。
カラーは、ホワイト、ブラック、レッド、xxxxシルバー(忘れました)、そしてブルーがあったかも。
リヤサスまわりはもともとスペースがなかったのでマルチリンクの搭載は不可能のように見えました。
そんなわけで、今の1000ccは私には向かないなと言う感想です。1500cc版は来年の発売になるそうです。
もう一つの候補はT-Rocがかっこよさそうですが、ヨーロッパで年末発売、日本は来年だそうで、時期的に合いません。
さてさて、デミオ、Fitあたりを考えている方は試乗してみてはいかがでしょうか?
国産車とお金の変えているところが違うので、ビビッとくるかもしれませんよ。
ゴルフ7の4年目にしてビッグマイナーチェンジです。
一部の雑誌の海外試乗記であった1.5Lエンジンになるのは本国でもまだなようです。多分、試乗記にもあったミラーサイクルになるとあった方が1.5Lエンジンになるものと思われ、来年の発売とのことです。
1.5Lになってもミラーサイクルとなると燃費重視でブン回る1.4Lエンジンとは異なる印象になりそうです。
今回の目玉はずばり電化率を上げることにあるとのこと。
外観は、目が少しキリッとし、バンパー形状が変わり少しマッチョ感があります。そしてフロントホイール前のフォグの横にスリットが付き、タイヤに向けて空気の流れができました。
ハイラインは4灯のL字がスモールとウィンカーになります。ハザード点灯時はこんな感じ。
スリットはここのフォグの横にあります。
中に乗り込んでまず感じたのは、バックミラーの小型化による視界の良さです。
今輸入されているのは、Discaver Proとデジタルメータのオプション付きになります。
デジタルメータは、思ったより立っていて垂直という感じです。解像度は十分できれいです。
そして瞬間燃費計などの反応はマツダなどと比べると大変スムーズで、タイムラグは無くデジタルメータであることを忘れてしまいます。
さて、気になるDSGの出来具合です。ハードウェアは変わっていないのでソフトウェアのチューニングのみですが、大変スムーズになりました。
低速のしつけもいいと思います。よく低速でギクシャクすると言う人がいますが、私には十分スムーズに感じます。
ただ、やっぱりクラッチをかばっているのか2014年モデルの私のよりアクセルに対する反応が全体に少しもっさりしています。
普通に運転する分には全く問題ありませんが、ちょっと踏み込むとトルクで前輪が空転するような荒々しさはありませんでした。
設定をスポーツにするとその辺のレスポンスは格段に良くなり、気になる方はこちらを常用しても良いでしょう。6/28追記:スポーツ設定はSレンジと同じなので高回転維持の特性になるので町中ではいつもブン回った状態になり、ちょっと使いづらいです。この中間の設定が欲しいところです。
走りはさらに洗練されたという感じで、ざらついた路面も大変滑らかに感じました。
全体に当たりがまろやかで上品な乗り心地になっています。
後席に座った妻もずいぶん静かで乗り心地が良いと言っていたので、ダンパー、ブッシュ類の改善がされているようです。
タイヤはブリヂストンが付いていましたが、これはロットにより替わるそうです。
アイドリングストップはオートホールドオンにしていると前の車が走り出すとエンジンがかかるようになりました。(これもゴルフ7後期型には実装されていたかもです)
ネットで噂のカタログ燃費は落ちていますが、ヨーロッパの燃費測定基準にチューニングしたので日本の基準(JC08でしたっけ)では落ちてしまったとのことです。(まあ、たかだか数万台しか売れていない日本向けにチューニングし直さないですよね。データはすべてドイツ本社と繋がっていてヨーロッパで管理されていますし)
どっちみち実燃費が変わらなければ気にしないですが。
リヤのコンビネーションランプもなんかのオプションとセットで、ダークレンズの流れるウィンカーになります。
LEDのつぶつぶは良く押さえられていてベンツなどよりもきれいに見えました。
さて、本日5/29よりCM解禁になり、TVで朝から良く目にします。
ところで私は使い道が無いのと故障を恐れてDCCを選択しませんでしたが、今回はデジタル化が主流とのことでお金のかかるDCCの設定は当分無くなるとのことです。実質、付けた人の方が圧倒的少なかったようなので、それほど影響は無いのかもしれません。
さて、この走りなら1.2Lでもいいんじゃ無いかという人は、DSGトラブルも聞かない1.2Lを選択してみても良いかもしれません。アクセルを踏んだときの反応が素直に感じます。
ただし、最新の装備を全部希望するとハイライン一択(GTI・Rは別として)になってしまうのが悩みどころですね。
DSGの故障を気にしているのなら、このプログラムならゴルフ7より保つでしょうというのが私の見解です。
ひとつ気がついたのは私のゴルフはアイドリングストップ時にエアコンのものと思われるプーンというような音がしていますが、新型ゴルフはほぼ無音でした。
残念だったのは、パサート、ティグアン、トゥーラン(もあったかも)に付いていた、前後に位置を変更できるヘッドレストがまたもや付いていないことです。
標準の位置だとどうしても頭が押されるようなドライビングポジションになってしまうので、オプションで良いので是非選べるようにしていただきたい。
これはゴルフを乗り続けるにモチベーションになります。(簡単だと思うのですが、何を渋っているのでしょうか?不思議でしょうが無い。)
自分でも付けられそうですが、オートバックスでハーネスと工賃込みで¥43198(税込み)でした。
その場で動作を確認し、感度を3段階から選ぶことができます。
結局デフォルトの最高感度3にしましたが、これはダッシュボード下に付けられたスイッチで後から変えることができます。
普段は何もしませんが、止まった状態〜10km/hでアクセルを思いっきり踏んでも前、あるいは後ろに進まなくなりました。
最近のいかにも高齢のドライバ-は悪だみたいな数値化されていない報道にはうんざりしますが、保険のつもりで付けた次第です。みなさんは高齢者の死亡事故率を知っているのですか?ちょうどYAHOOニュースに載っているので読んでください。
ニュースで街角の人の声を二人ほど聞いてそれが世論だと言わんばかりでバイアスをかけてきます。特にイヌHKは中立であるべきですが、ひどい報道の仕方をしますね。
高齢者は皆免許を返納すべきと考えた方は、税金を増やして高齢者全てにタクシーを自由に使えるようにするのですか?
目立ちたいだけのニュースに踊らされないように気を付けてくださいね。