週末、実家で、見たテレビ番組「ポカポカ地球家族」には、ほのぼのした。ドイツ・フランクフルトに住む隅田さんファミリー。
フランクフルトというと、ハイジとクララが出会ったのが、確かフランクフルトねというメールをいただいたが、そうでした。クララの家族は、都会のお金持ちという設定でした。現実のフランクフルトは、銀行・証券会社などが立ち並ぶ商業都市。日本企業の駐在家族も多く住むところ。そこで、隅田さんは、ラーメン屋さんを、オープンさせた。
日本人男性とドイツ人女性のカップルは、逆(日本人女性とドイツ人男性)より、ずっと少ないが、2人の子宝に恵まれて、ラーメン屋さんを軌道にのせるのに、懸命だ。意外にお若いのだが、ゆったりとして落ち着いたお話しぶり。飲食業は、労働時間は長いが、もくもくと働く父の姿に、息子も海(カイ)くんも、自然とお手伝い。
ラーメンなら、ドイツ人にも受けると思う。隅田さんも言っていたが、ドイツ人は、魚くさいのがダメ。だから、鰹だしが基本のうどんや、そばは、ポピュラーにはなれない。あっさりしすぎているしね。ラーメンなら、ドイツの食材で作れる。とんこつラーメンなんていいと思うけどな。寒い気候も、ラーメンにはマッチしている。
日本人ビジネスマンも多いから、ランチに利用する人も多いだろう。繁盛されることをお祈りします。日本人旅行者も、ラーメンが食べたくなったら、夢屋さんに行ってみましょう。
○Restaurant YUMEYA(レストラン 夢屋)※ラーメン屋
住所: z.Hd. Yosuke Sumida Bettinastrasse 62
60325 Frankfurt am Main Germany
カッチイは、極力、夏をハイデルベルク郊外の小さな町で過ごすようにしている。
2003年、この夏も、この街で、夏休みを取れることを幸せに思った。
パン屋も肉屋も休暇を取り、たっぷり昼休みを取る町は、午後のひととき死んだようになる。退屈なドイツの片田舎の日常が過ぎていく。
夕方になると行きつけのビアガルテンに繰り出す。ビアガーデンというと日本は、ビルの屋上のちょうちんがぶら下がった飲み屋を(そこで、阪神タイガースの中継を見て応援する!?)想像するが、ドイツは、ただ外の庭に、テーブル椅子が並べてあって、ビールを飲んでゆっくりおしゃべりをする。(たいしたつまみもありませぬ)
2003年の夏は、記録的に暑い夏となった。連日36度を越す猛暑だ。行きつけのビアガルテン・エルエルで、ダーリンと大好きなヴァイツェンビアを飲みながら、だらだら過ごす。バイクは、ハーレーダビットソンだったと思う。初老のおじさんがさっそうとまたがって、夜の街に消えていった。
2003年夏、撮影 「カッチイの写真館」より移動
ドイツのたばこ屋さんは、コンサートのチケット販売も兼ねているところがある。
また日本でも流行りだしたLotto、宝くじを買えるところでもある。新聞、雑誌もざああと並んでいるけど、立ち読みできる気配はない。個人商店らしいおやじさんの目が光っているからね。
でも常連さんとは、おじさん話し込んだりしちゃってね。両端にあるのは、タバコの自動販売機。ドイツで自動販売機で、街角で見かけるのは、タバコくらいね。飲み物の自販は、駅にちょっとあるくらい。
日本のコーヒーの自販は、クリームや砂糖の量まで変えられて、ドイツ人は、きっと驚くわね。ドイツのタバコ屋が、日本のコンビニみたいに発展を遂げる可能性は、限りなくないでしょう。