●色彩俳句0259・明色02・石昌子01・2015-12-29(火)
○「木の葉降り尽くして林明るけれ」(石昌子01)
○季語(木の葉降る・冬) 「このはふりつくしてはやしあかるけれ」【→色彩俳句-索引01・色彩俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:すべての葉を落としてすかすかになった林。寒風が吹き抜ける明るさです。
●石昌子(いしまさこ)(1911~2007)
○好きな一句「白菊に八方澄める遠嶺かな」02
○季語(白菊・秋) 「しらぎくにはっぽうすめるとおねかな」
【Profile】:愛知県出身。→杉田久女の長女として誕生。→高浜虚子・→星野立子・→高木晴子に師事して創作する傍ら「杉田久女句集」を刊行した。「ホトトギス」除名に端を発する、誇張・歪曲された久女伝説を正すために俳句の世界に深く入る。
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