VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ファンドラップ

2007年05月23日 | 社会・文化
証券会社から「ファンドラップ」の案内が届き、金融サービスの展開について行けていない私は
とりあえず、セミナーを聞いておくことにした。

平日の昼間で、場所もリクルートと目と鼻の先にある汐留ロイヤルパークホテルだったので都合が良かったのだが、
  
参加者は4人と少なめ…いかにも団塊世代の男性お二人と、シニアの女性お一人。(ショートケーキとコーヒー、気が利いている)

しかもご丁寧に新橋支店長(写真左)がご挨拶。居眠る女性社員の隣で最後まで同席された。
  
サービスの説明は、本店の資産運用コンサルティング部、右の方。(72の法則など、優しく解説)
このファンドラップは欧米ではポピュラーなサービスで、この証券会社でも昨年10月から始まっていて
既に数千口座(お茶を濁されましたが)受注しているらしい。大体、良い話の場合末端に来るのは遅い・・・

所謂、投資一任契約に基づく投資顧問サービスでファンドの売買手数料ではなく
資産残高に対する投資顧問料とファンドラップ手数料からなるコストは最高約1.66%。

米国でラップアカウンティングがポピュラーになったのは、2000年のITバブル崩壊後
手数料の安いネットで自己完結するディーリングから、プロの運用で安定を求める指向になったように
日本の金融サービスも多様複雑化する中で、コンサルティングニーズは高まっている事。

今回、1000万以上まで対象顧客を下げて拡大を図る戦略のようだ。(これまでは契約金3億円以上のサービス
なんとなくファンド選びが面倒な、爺婆向けのサービスに思えたが
私なんかも金融各社の窓口で、手数料もリスクも高いファンドを直感に任せて大胆即決するタイプなので
大儲けしたことは無いが、損は結構してる気がする・・・

自分で選ぶ楽しみは無くなるが、やっぱ少しはプロに任せてみるかぁ。




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