VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

宅内LAN配線、松下電工

2007年09月21日 | 住宅業界
松下電工がプレス向けに「宅内LAN配線セミナー」を開催、東京汐留のオフィスへ伺った。
  
講師は、松下電工(配線器具事業部)の河田課長。 司会の広報:奥瀬さん。
住宅のインフラであり、新築時に設計しないと後で対応し辛いのが電気配線や通信配線の『配線計画』。
地味な裏方設備ではあるが、住宅を新築する場合は最新の動向を知っておきたい。

地上デジタル放送への完全移行が2011年に迫り、テレビだけでなく通信キャリアの方も動きが活発。
ブロードバンド契約2644万世帯の内、880万世帯とFTTH(光)のシェアは伸び続けている。(右クラフ)
 

そこで各部屋にTV+LAN+Telコンセントが備わったマルチメディアコンセント(左下)が必要に。
松下電工では住宅新築時に、その全体設計としての宅内LAN配線を「まとめてネット」という商品で積極的に提案している。
  

これを使って6箇所の宅内LANを構築すると、商品代としては約3万円(工事費別)と高くない機器である。
 
これで、延長しまくった邪魔なLANコードに悩まされる事はない。
無線LANやPLC(電力線利用)という解決法もあるが、安定性やセキュリティに問題が残る為にLAN配線を推奨された。

我が家も新築時に、松下電器のブロードバンドBOXなるものを採用したが
LAN配線箇所をケチった(?!)為、結局LANと無線を併用するはめに・・・

LAN配線はじめIT環境のプランニングは、ITオンチの施主をリードしてくれる
建築士・工務店、そして何より電気屋さんの教育が必要だ。松下電工もそこは強化していくという事だった。





 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京ミッドタウン | トップ | CASSINA ixc.、新作発表会 »

コメントを投稿

住宅業界」カテゴリの最新記事