VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

鎌倉市民マニフェスト・キャラバン

2009年05月09日 | 湘南・逗子の暮らし
私が逗子市で市民活動をしている事の一つに「歩行者と自転車のまちを考える会」があり
そのシンポジウム(昨11月)を見た方のお引き合わせで「是非、鎌倉でも講演をして欲しい」とお声掛け頂き、
鎌倉市民フォーラムが主催する会に講演者として参加した。

雪ノ下公会堂にて。鶴岡八幡宮の向かい側にこんなひっそりレトロ(?)な会館が。[鉄の井]そば。
 小町通りの最後の角

この会は、市民で作ったマニフェストを秋に迎える鎌倉市長選挙の候補者に託そうと
意見交換をマニフェスト・キャラバンとして5回シリーズで実施するという事、今日は第一回目。

市長選に出馬予定の渡辺光子さん(元、神奈川県議)が、この鎌倉市民フォーラムの代表。冒頭でご挨拶。
  
そのマニフェストに、我々逗子と同じ交通政策「エコシティーを創ります ・脱車社会をリードします」と掲げられており
今回のキャラバン、メインテーマが『エコシティ鎌倉を創る―自転車利用によるまちづくりを考える―』

まず私から「先駆都市 フランスLaRochelle に学ぶ環境交通システム」を講演。
フランスで取材した環境交通の取組みやカーフリーデーの社会実験を紹介し、逗子の活動なども加えてお話させて頂いた。
 
          ※撮影:鎌倉市民フォーラムの井出さん(たまたま高校の先輩が参加!?)

続いて、3名の方から活動紹介。左から、パネラーの「ちがさき自転車プラン・アクション22」の柿沢京子副代表、
神奈川県地球温暖化対策地域推進員の五味一雄さん(横須賀・三浦半島地区)。「レンタサイクル鎌倉西口」の吉見亮代表。  
  
自転車モデル推進都市として補助金も出ている茅ヶ崎市の話は
イベントで自転車無料点検をしたり、高校生がレインウェアをデザインしたりと興味深い活動があり勉強させて頂いた。

閉会後、関係者の方々と隣の蕎麦屋「一茶庵」でお食事をしながら情報交換を深めた。
 
 
[ちがさき自転車プラン・アクション22]の南和枝代表に活動内容を伺い
早速、逗子の会メンバーと茅ヶ崎のフォーラムやイベントに参加し勉強することにした。

私が6月に逗子で企画している「TOUR DE 逗子(ツール・ド・逗子)」の話をしたところ
将来、茅ヶ崎~鎌倉~逗子~葉山あたりで「‘TOUR de 湘南’ができればイイね!」と盛り上がった。
ヨーロッパでも自転車道路網はEU広域に国境を越えつながって整備されているが
いつか134号線をカーフリーにして、
パリ・セーヌ川のように歩行者・自転車・ローラースケートなどが行き交う週末を実現してみたいと思う。


さて帰り道、観光客で賑わう小町通りを一つ道を入ったところにある友人のカフェに立ち寄った。「cafe Rietta
 この通りは閑静な住宅地
アップリシナモンのプリンをアイスティと。 オーナーの本多さん。お客さんが次々と、大忙し!
 

観光客が市人口の10倍もある鎌倉市。なかなか住民ニーズだけでは政策もままならないのだろうなぁ・・と実感。
そんな人混みの鎌倉駅から、JR横須賀線で一つ先の逗子駅に降り立った時
「あ~、やっぱりのんびりしていて逗子はイイ」とホッとしたのであった。


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