VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

住文化研究協議会

2006年03月20日 | 住宅業界
住文化研究協議会は20年以上ハウスメーカーや住宅設備メーカーなどが集まって、
住宅を文化の側面から研究し、参加者の個人的な知見を広げながら各社に寄与すべく活動している。

リクルートも代々、月刊HOUSING編集長が参加してきたが
幸い研究員という渉外要員ができたので、引き続き私が参加している。


今日はその企画委員会。今期の振り返りと来期の研究テーマ決めだ。
東急住生活研究所の望月委員長の仕切りで、各委員の持ち寄った案を発表し討議した。

昨年、今年と大テーマ「住まいとこころ」について展開し
今年が‘子どもの視点から探る’という流れだったので
今回は委員の多くから、団塊の世代や終の棲家など高齢層に研究テーマの希望が出た。

私も元々、アクティブシニアのニーズを住サービスで具体化したいと考えていた。
リタイアから介護に入る前の数十年間を、活動的に安心して過ごす為の
住まいにまつわるソフトサービスを研究したい。

他に「住生活基本法」の“豊かさ”を探る研究にも要望が多かったので
世代を限定せず、どんな住生活価値が人を幸せ=豊かに暮らす為の要素なのかも良いテーマだと思う。


この協議会は企業会員と言えど、本当に自主的な集まり活動なので
皆がやりたい事を企画している割りに、
かなり立派で著名なスピーカーにも来て頂ける貴重な場である。

運営に手間がかかるのは、逗子テニスクラブと同様だが
業界横断的に、ここまでフラットに接する会も少ないので大切に頑張りたい。

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