VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

スマート・アパートメント

2006年03月21日 | 住宅業界
(写真左:WBC決勝戦中に講演する私  中:スマート・アパートメントのバスルーム  右:宇都宮と言えば‘餃子’の像)


祝日だと言うのに、朝6時起きで宇都宮に向かう。
東北新幹線「やまびこMax」に乗って、初めての宇都宮に到着。
今日のコーディネーターの村井さんから「餃子の像を目指して来てください」と言われ
「餃子???」と思ったら、そこにあった餃子の石像(写真右)。
何故、宇都宮に餃子なのかを車中で聞きながら、栃木セキスイハイム不動産へ。

今日の後援企業であり、パネルディスカッションには1アパート・オーナーとして参加する堀社長とご挨拶。
実はこのセミナーは、懇意にして頂いている慶応義塾大学SFC渡邊助教授の研究プロジェクトで
古くなって入居者ニーズと合わなくなったアパート物件を
渡邊先生のデザインにより、単なる改装リフォームに終わらないコンバージョンにより
家賃は上げて、空室率を下げるというプロジェクト実例の第一弾。

その1号・2号物件の完成を機にセミナーを実施して、アパートオーナーへの啓蒙活動にしたいという企画。
セミナー開始前に、客付けのプロであるハウスメイト井関さんや
取材にいらしていたエクスナレッジ「建築知識」大菅さんと一緒に、この2物件を見学。
アパートの天井を外し鉄骨を表しにして、天高2500㎜にしたり
壁を取りはらい白木を使って明るい空間にして
「これは素敵!」と思えるデザイン設備(写真中:バストイレ)で魅せる。
今後は、IT設備の完備で将来の住生活に対応できる提案を企画してゆくようだ。

今回の物件は実際に、旧賃料(隣の古い部屋はその賃料のまま)の2倍近い賃料で成約し、
プロジェクトは華々しい門出となったようである。

私は昨年まで「あなたの土地を賢く活かす本」の編集長でもあったので
【入居者動向から見る、これからの賃貸住宅経営】という講演とパネルディスカッションに出演した。


しかしながら、本日14:00~といえばWBCの決勝キューバ戦が生放送されている時間帯。
お客さん、集まるのかしら?と不安になっていたら
開演30分以上前から、お客さんが入り始める事態!?

賃貸事業経営の勉強とWBCでは、重みが違ったようだ・・・特に、オーナー世代には。

約50名の参加者が熱心に2時間、耳を傾けて下さった。
パネルディスカッションも、日経BP社の加藤さんの司会でスムースに進行され
聴衆のオーナー方々が、何か感じて帰られたように見えた。


夜、帰宅しニュース番組を見て「やっぱ生放送、見たかったなぁ~」。
まあ、そういう日もあるワサ。



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