日々徒然です

カフェにようこそ!

宿主

2013-04-23 00:25:38 | 小説
おやじと進路の事で喧嘩した。行くとこなくて学校の周りをウロウロしていたら担任の先生に見つかった。
先生に事情を話したら泊めてもらう事になった。
一泊が二泊となり何日か泊まっている。
他の生徒達も知っている。事情が事情なだけに生徒達からも人気急上昇だ。
おやじも先生の所に止まっている事は知っている。
俺だってやりたい事がある。まだ見つからないだけで。

泊まってわかった事、先生はとにかく無防備だ。俺を信頼してんのかなんなのかわからんが、俺の近くでテストの答案をPCで作成している、風呂上りもパンツ姿で牛乳飲む。
俺だってドキッとくる。学校でも堂々と俺を預かっている事言っちゃうし・・・。
はぁ~。その気が無くても気づいたら目で追っていた。これって「恋」か!

休日、先生は嫌なことでもあったのか、ビールを浴びるほど飲んでいた。
悪態を言って寝てしまった。
先生を寝室まで担ぐ。俺のビジュアルの中じゃ、キラキラしていた。
何故かキスをしたくなった。それも舌を入れるキスを。

舌まで入れて話した時、羞恥心が込み上げた。
やば!男だぞ!でも、色っぽかった。またしたい。

それでおかずに出来そう。うん、十分だ。