屋敷内の飼育施設で飼っていた幼虫がいなくなっていく。
おおごちょうの花
原因がよくはわからないが
夏の暑さのせいだろう。
蝶の夏枯れ現象と呼んでいるやつである。
それではどんな状態で夏を超すかを知りたかった。
1 成虫
2 幼虫
3 蛹
4 卵
完全変態をするオオゴマダラ蝶は
この4態のいずれも視ることができた。
蛹で夏を超す状態になったが羽化してないのが目立つ。
羽化に成功した蝶が朝と夕方が涼しくなった今の季節を迎え
交尾をして卵を産む仕組みであるらしい。
卵から幼虫になったばかりの状態を遊歩道わきに植えてあった
食草のホウライカガミで確認することができた。
卵の産みつけられた食草は日陰になっている場所のようだ。
成虫は
涼しい森の中で生き伸びていると思われる。
数年前の連続して来襲した台風が
蝶の越夏する条件を壊してしまう。
それが少なくなった
大きな原因と思われる。
越冬にばかり気を取れれていたが
夏越が問題だったのだ。
モクマオウの防風林帯がキーポイントだろうか?
調査研究を続けていこう。