もういくつ寝るとお正月・・・、
ラジオ深夜便で 天城越えを聞きながら プレミアムのついたコーヒーを飲んでいる。
今年のクリスマスはひとりで過ごした。
忙しさを通り越して どうにかなるだろうと もうたかをくくることにしている。
部屋の模様替えで本棚の本などを整理していると
しまい込んでいた物などがひょっこりと出てきてしまう。
パラパラとめくって
クリスマスをどうすごしたのだろうなどと・・・、
追憶
そんな題名の映画を見たことなど。
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貧乏学生だと思っていたあの頃のことが追憶としては日々蘇る。
長らく生きてきた今
あのころは贅沢な生き方をしていたとわかった。
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そのころの私は、島は貧しい暮らしだと思っていたのだが、
今は違うことに気が付いた。
大自然いどっぷりとつかった 何もないと思った生活が 人間らしく生きれる世界だと・・・。
小学生の頃の遊びを今の老人が自由にできる空間があればどんなに老後が過ごしやすいかを考える。
手塚オサムさんの世界を遊ぶとしたら 現在だったらできそうなことばかりだ。
アルコールを飲めないような病気になってから生活が変わったことも原因で、
時間を有効に使うことができている。
昔に返って今の生活の便利さを満喫することが豊かだと思える人は幸いだ。
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人と比べるから 自分が貧乏に見えるので
昔の自分が欲しかったものが手に入っていることを考えると
物は容易に手に入れられるが 者 友人 恋人は 自由にはならない。
われても末に 逢わんとぞ思った人との出会いがあって
次は どうなることだろう。
あの世とこの世の堺 希望という道をこつこつと造っていく。
想像の神様に導かれるままに。
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ネムノキの丘にたどり着くまで 続ける。