空前の投手王国化も、優勝の声が聞こえない・・・。

阪神ファンの
誰もが思っているだろう。
１２球団１の投手陣が
完成したと。
少なくともセリーグでは
圧倒的に１番だ。

メッセ、西、ガルシア、藤浪
岩貞、小野、才木、青柳、秋山
高橋遥人と１０人も先発がいる。
故障上がりの秋山と高橋は
ゆっくり養生できるというものだ。
浜地、竹安、馬場の成長も見たかったが
とても順番は廻ってこないだろう。

中継ぎも、
能見、望月、高橋、桑原、石崎、
尾仲、岡本、飯田がいるものの
浜地、竹安、馬場、
才木、小野、秋山、岩貞の
誰かが中継ぎに廻ると、
第二先発的な贅沢リレーになるだろう。

抑えはドリスと藤川だが、
望月や、場合によっては
メッセも面白いかもしれない。

というわけで
ピッチャーは贅沢な陣容である。

仮に野手を西武の選手と
全とっかえしたら、
１００勝しかねない
ラインナップである。

が、残念ながら、
打線の破壊力は、
西武の３分の１位だろう。

小粒な選手と４０前後の
ベテラン選手。
大化けの可能性があるのは
大山くらいだろうか。

ファーストと外野に二人は
強打者が欲しいところだ。

一人は大物助っ人、
もう一人は、
秋山or小野＋高山＋島谷
＋伊藤和＋岩田で、
西武の中村か秋山が欲しいなあ。
あくまで希望です。

今のままでは、せっかくの
投手陣の持ち腐れ。
これだけ揃えたら、
優勝しなきゃダメでしょ。

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ガルシアと大筋合意？！こうなったら相性別起用だ！！(笑)

最下位といっても、投手によって
あるチームには滅法強いが
別のチームには全く通用しないケースも
あるから面白い。
しかも、順位の上下と無関係な
ケースもあるから猶更面白い。

結果として、
これだけ多種多彩な投手が
揃う（った）のだから、
対戦相手の相性を重視した
起用をしなければ
宝の持ち腐れというものだ。

メッセ１１勝７敗　防御率３．６３　
広島戦　０勝１敗　防御率４．１５
巨人戦　１勝２敗　防御率３．３８
ヤクルト戦　２勝１敗　防御率５．７９
ＤｅＮＡ戦　６勝０敗　防御率１．０６
中日戦　１勝１敗　防御率６．５５

岩貞　７勝１０敗　防御率３．４８　
広島戦　１勝１敗　防御率３．６０
巨人戦　２勝０敗　防御率１．８９
ヤクルト戦　１勝３敗　防御率５．５７
ＤｅＮＡ戦　１勝３敗　防御率４．２９
中日戦　２勝２敗　防御率４．１８
　
藤浪　５勝３敗　防御率５．３２　
広島戦　１勝１敗　防御率１２．７９
巨人戦　０勝１敗　防御率９．００
ヤクルト戦　０勝０敗　防御率１．２９
ＤｅＮＡ戦　２勝０敗　防御率６．３５
中日戦　１勝０敗　防御率２．８４

小野　７勝７敗　防御率４．７７　
広島戦　０勝１敗　防御率５．６０
巨人戦　０勝２敗　防御率６．７５
ヤクルト戦　３勝２敗　防御率４．７３
ＤｅＮＡ戦　２勝０敗　防御率３．３２
中日戦　２勝２敗　防御率３．０３

才木　６勝１０敗　防御率４．６１　
広島戦　３勝１敗　防御率４．５８
巨人戦　１勝２敗　防御率３．００
ヤクルト戦　１勝２敗　防御率２．６５
ＤｅＮＡ戦　０勝０敗　防御率０．００（打者４人のみ）
中日戦　１勝４敗　防御率６．８５

秋山　５勝１０敗　防御率３．８６　
広島戦　０勝１敗　防御率４．５０
巨人戦　１勝３敗　防御率２．６１
ヤクルト戦　１勝２敗　防御率４．１８
ＤｅＮＡ戦　１勝２敗　防御率５．５０
中日戦　１勝０敗　防御率１．５０

高橋遥人　２勝３敗　防御率３．６３　
広島戦　１勝０敗　防御率０．００
中日戦　１勝０敗　防御率１．３２
巨人戦　０勝１敗　防御率１３．５０

ガルシア　１３勝９敗　防御率２．９９　
広島戦　３勝１敗　防御率２．８８
巨人戦　３勝１敗　防御率１．８０
ヤクルト戦　２勝１敗　防御率２．０８
ＤｅＮＡ戦　１勝２敗　防御率３．５５
阪神戦　３勝２敗　防御率３．５２
※ナゴヤドーム１０勝４敗　防御率２．２０

西　１０勝１３敗　防御率３．６０　
ヤクルト戦　１勝０敗　防御率０．００
ＤｅＮＡ戦　１勝０敗　防御率２．２５
中日戦　０勝１敗　防御率５．４０


広島には・・・
ガルシア、西、才木、高橋遥人
（藤浪、小野は回避）
巨人には・・・
ガルシア、岩貞、秋山、メッセ、西、才木
（藤浪、小野は回避）
ヤクルトには・・・
西、ガルシア、藤浪、才木、小野、メッセ
（メッセ、岩貞は回避）
ＤｅＮＡには・・・
メッセ、藤浪、西、小野、才木
（岩貞、秋山は回避）
中日には・・・
ガルシア、秋山、藤浪、小野、岩貞、高橋遥人
（メッセ、才木は回避）

今季の数字を中心に見るなら、
こんな感じだろうか。
確かに打たれる気はしないが、
打線が点を取らないと
勝てないのは言うまでもない。

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ガルシア獲る金があったら大物助っ人打者を獲れ！

一番有効な補強は、
手薄なポジションに
力のある選手をもって
くることだろう。

５の力しかないところに
１０の力をもってくれば
パワーアップになるが、
既に１０の力があるところに
（控えめにいって８の力があるところに）
１０の力をもってきても
さほどのパワーアップにならない。

ローテ―ション投手だって
限られているのだ。

誰がどう見ても、
外野手が手薄であり、
強打の１塁手が
足りないのだから、
そこを埋めるのが
先決だろう。

左の先発投手が少ない？
力さえあれば、関係ないだろう。
相手の先発が菅野と聞くと、
嫌だなあと思うし、
こちらの先発が岩田だと聞くと
嫌な予感がして、やはり打たれる。

左投手で不可欠なのは、
試合の終盤で、どうしても
一人左打者を抑えたい時の
変則左腕投手くらいではなかろうか。

まるで右足が穴に嵌まったまま
一生懸命、左足の下に山を盛っている
いるような阪神の補強。
いつになったら、穴は埋まるのだろうか。

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メッセンジャーが10年続いた理由。

メッセンジャーが
来季来日１０年目を迎え
日本人扱いで契約。

居るのがすっかり当たり前の
ように感じるようになったのも
当然か。

むろん、成績が伴っているから
長く居られるのは言うまでもない。
２４９試合の登板で
９５勝７７敗、防御率３．０５。

２０１０年５勝６敗
２０１１年１２勝７敗
２０１２年１０勝１１敗
２０１３年１２勝８敗
２０１４年１３勝１０敗
２０１５年９勝１２敗
２０１６年１２勝１１敗
２０１７年１１勝５敗
２０１８年１１勝７敗
成績にムラがないのも特徴だ。

理由ははっきりしているだろう。

１５０キロ前後の速球を
アウトコース低めにキメる。

スローカーブを駆使して
緩急の差をつけてタイミングをずらす。
（確実にストライクも奪える）

フォークで空振りを誘う。
（と思わせてストレートを
ズバッと投げて打者を硬直
させることもある）

球速、コントロール、緩急の差、
落ちる変化球を中心とした決め球
という全ての要素を持ち合わせて
いることが、安定した成績の
理由だろう。

当たり前のことを
どれほど極められるか・・・
難しいことだが、体現しているのが
このメッセンジャーなのだ。

阪神の若手投手たちにとって
生きた教材が身近にいるのは
幸せな環境に違いない。
それを活かすかどうかは本人次第だが。

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プロテクトリスト（打者編）

投手と比べると
魅力的な選手が少ないのが否めないが・・・
守るべき選手はいる。

１、＜今後を担う主力選手＞９人
梅野（２７）捕手、
打率２５９、８本、４７打点
強肩強打がウリ。ゴールデングラブ賞もとれた。
矢野には、坂本好きかもしれないが、
梅野をしっかり育てて欲しい。

糸原（２６）セカンドorショート、
打率２８６、１本、３５打点
高校時代、あの切腹発言監督に
育てられただけあって、根性がある？！
今シーズンは、安定感のある存在だった。
来シーズン、新キャプテンとして
まさにチームを引っ張る存在になって欲しい。

大山（２３）サード
打率２７４、１１本、４８打点
大山が主軸として、２５本以上
打つ選手に成長出来るかどうかで
来シーズンの成績、今後のトレード、
ドラフト、ＦＡ戦略が変わってくるだろう。
期待は大きい。

北條（２４）ショート
打率３２２、１本、２０打点
最後は怪我をしてしまったが、
飛躍が見えた年か・・・。
油断しないで頑張って欲しい。

陽川（２７）サードorファースト
打率２５２、６本、４８打点
２軍の本塁打王として、
引退した森田みたいに
終わるかも？と思ったが、
今シーズン、プチブレイク。
新外国人が仮に外野手なら
ファーストでレギュラーを狙う目も
出てくる。

上本（３２）セカンド、サード
打率４２２、１本、６打点
ホームベース近くに構えて、
カットも得意な粘り腰バッター。
盗塁も出来る。
怪我さえしなければ、
とっくにレギュラーに
定着していただろう。
若手が不調の時は、とってかわる。

糸井（３７）ライト
打率３０８、１６本、６８打点
超人。長打力はむしろ上がっているのでは？
３７歳ながらまだ数年は、
最前線でやってくれるだろうし、
そう願っている。

中谷（２５）センター
打率２３０、５本、２６打点
前年の２０本から著しい凋落ぶり。
新人の近田が期待通り
赤星クラスの選手なら、
レフトに廻ることになる？
監督・コーチも替わったことだし、
守りと長打力で、
福留を補欠やファーストに
追いやる活躍を期待したい。

原口（２６）捕手、代打
打率３１５、２本、１９打点
代打の切り札にして、打てる捕手。
岩貞当たりとは相性が良さそうなので
走れないチームが相手の時は
もっと捕手としての起用を増やして欲しい。

２、＜今後を見極めたい選手＞２人
高山（２５）センター、レフト
打率１７２、１本、１４打点
新人王となった初年度は、
打率２７５、８本、６５打点。
まさかこんな事態に陥るとは・・・。
監督・コーチが代わり、
来シーズンはどこまで復活するか。
レフトでマートン並みの活躍をすれば、
レギュラーとして残るだろうが、
中途半端なら、下手な守備を考慮して、
ＤＨ制のあるパリーグへトレードしてあげるのが
本人、チームの為だろう。
投手１名＋高山で、長打力のある
野手が欲しいところ。
いずれにせよ温存。
ちなみに、伊藤隼太も同じ部類だろう。

植田（２２）ショート
打率１９２、０本、１打点、１９盗塁
盗塁も出来るし、守備もそこそこ。
いかんせん、打率が低すぎる。
守備に不安のある北條の控えとして、
試合後半に、代走、守備から参戦する形か。
まずはそこから。

３、＜選択枠＞１人
福留（４１）レフト、ライト
打率２８０、１４本、７２打点
年齢の割に頑張ったと思う。
これ以上を求める方がおかしい。
そのうち、ファーストないし、
代打専門になるのが常識的な線。
プロテクトしなくとも、
嫌がらせの獲得はないだろうが、
迷いどころだろう。

島田（２２）センター
打率２００、０本、１打点、０盗塁
（２軍　打率２３７、２６打点、２６盗塁）
ドラフトで近田が入団したことで、
丸かぶりしてしまった。
来季１年で、どちらが伸びしろが高いか
見極めたいところか～。

なお、鳥谷は意図的にプロテクトから外したい。
オリックスには是非、指名して頂きたいものだ。
鳥谷には、オリックスから４億もらって
オリックスのサイン内容、選手の特徴、
パの他球団に関する情報を根こそぎ
インプットして、ポスト矢野の
指導者として戻ってきて欲しい。

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