テレビで違和感を問うクイズ番組がありますが、本日実家へ向かう道すがら
目に映った物置の壁に違和感を覚えました。
カメラで覗いてみると、どうも壁が落ちて穴が開いているようでした。
近くからだとバラックの屋根が邪魔して見えません。
念のため反対側を見れば、こちらは異常なし。
で、数十年ぶりに2階へ上がってみました。
土壁が崩れ落ちていました。
補修するにしても、土の壁を手がける職人さんなんて今時いるのかな?
とりあえずは暫定処置で、雨が吹き込まないように内側から板でも張っておいてくれと
村の大工さんにお願いしておきました。
この物置、東日本大震災の後に屋根を葺き替えましたが
中身は相当な年代物です。
昔の大工さんは、よくもまあこんな曲がった木を使って建物を建てたものですなぁ・・・
ちなみに釘・接合金具等を一切使っていないので分解組立可、過去2回の移築を経て
現在地に建っているそうです。
(金属製の棒は補強金具ではなく、養蚕の回転まぶしを吊り下げるために梁に縛り付けてあるだけです)
古い空き缶がありました。
不燃ゴミで出すには大きすぎます。
これら不要品を処分して、そして建物を管理していくのにいったいいくらかかるのやら
考えただけで頭が痛くなりますよ。